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カテゴリ:JR九州D&S列車
リニューアル金の路乗車記の続きは肥前浜でのおもてなしです。ダイヤが変わったことについては前回の1回目で述べましたが、佐賀での停車時間が10分から2分に大幅に短縮されました。そのため、ホームに出てスタンプや散策の時間を取ることが難しくなり、純粋な停車駅となった形です。佐賀を出てからは肥前浜まで快走します。ここまでは旧コースと同じ道です。ちなみに、西村さんのランチは佐賀~肥前浜の間で食べたものです。 最初のおもてなし駅は肥前浜とこれは変わりません。1時間近い停車時間もそのまま継続されています。佐賀からは25分。ここまではかささぎに匹敵するスピードで走るので、揺れもあり車内での撮影はなかなか難儀しました(汗)。 新幹線開業後、長崎本線で残す電化区間は当初、肥前鹿島までの予定だったのですが、この列車の入線を前提に電化設備が残されました。肥前浜から先は非電化区間になり、何と古株のキハ40が走ります。YC1も走りますが、長崎寄りの小長井から先でしか見ることができません。 駅の全景です。到着したときには雨も上がり、穏やかな春の天候になっていました。酒蔵ツーリズムで町おこしを実施している鹿島市だけに、おもてなしの熱量も他とは違っていましたね。 肥前浜は元々は長崎街道の宿場町で、駅の近くには宿が復活しています。 そしてまさかの36ぷらす3とふたつ星4047の共演です。定期運転では交わることがないそれぞれの列車。Nゲージだからこそできる芸当です。 肥前浜のおもてなしのメインの一つは、この利き酒です。おもてなしはそのままの形で継続されているので、リピート乗車してもこんがらがることはありません。勿論、テイスティングは望むところ。ガチャガチャを今回も引きましたが、日本酒は1人前の方がゲットしてしまいました。鍋島・・・(><)。 近年はインバウンド客が円安で多く来ていることから、英語での表記や案内も行われています。鹿島市役所の職員さんが通訳を兼ねておもてなしをしていました。 利き酒の次はこちらのバーで飲むことができます。純米、吟醸、純米大吟醸から選ぶことができ、辛口から中口まであるので、バリエーションは豊富です。飲んでいる間、自分も英語でのやり取りを。 そして、ふたつ星でやっているおもてなしはここでも。3酒飲み比べセットが1000円で楽しめます(^~^)。おつまみの酒粕クリームチーズは単品で買うことが可能で、これは550円です。 物販も比較的充実。苺ミルクパイの隣にはお酒に合う海苔パイが。塩味の効いたパイは食事系ですよねえ。 1時間弱のおもてなしタイムはあっという間でした。肥前浜を出発し、江北まで一旦戻ります。金の路は肥前浜、江北、早岐で方向転換があり、3回も方向転換のある列車は、国鉄時代の特急あさしお(宮津線経由の京都~城崎間で運行があり、当時は綾部、西舞鶴、豊岡で3回も方向転換をする異色のルートを辿っています)以来という珍しい運行形態となりました。 江北で暫し運転停車。その後、佐世保線に入ります。武雄温泉までは大町~高橋間が複線化され、高速化が若干ながら図られています。 江北からは15分ほどで武雄温泉に到着。停車時間は26分と、おもてなし駅並みの時間が取られているので、途中改札を出て駅の売店やエキナカの施設に立ち寄ることが可能です。これについては次回に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.28 22:34:06
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