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カテゴリ:期間限定・終売の駅弁
前回の投稿で、今夏の遠征の仮プランを掲載していましたが、概要が固まりましたので、8月上旬から久々、6日間出べそになってきます(^-^)。遠征で乗ってくる列車の乗車記はお盆明けのアップ予定です。 1、初来訪、海老名のロマンスカーミュージアム 2、西武 Laview 3、SLパレオエクスプレス 4、海里(アル・ケッチアーノのドルチェが食べられる復路で押さえられそうです。左沢線乗車並びに寒河江からの高速バス接続の目途が立ちました。) 5、SATONO(取れたら乗ります。ただし、往路か復路は空き次第。) 6、百年料亭宇喜世(昨年の雪月花乗車記を取り上げたときに本ブログを紹介して頂いたお店です。) 7、273系やくも(時間的に岡山~倉敷 or 総社までのお試し乗車を計画しています。) 今日は7月1日。半夏生(はんげしょう)のときに売られる期間限定の駅弁です。本来の半夏生は7月2日ですが、暦の関係で今年は今日となっています。先日、先行販売が関西スーパーであり、その告知を受けてイベント前に寄って入手しました。 半夏生の駅弁はおそらく、長い歴史を紐解いても今年が初めてじゃないでしょうか。半夏生とは農作業の節目の日にあたるもので、西日本では伝統的にタコがこの日に食べられてきたそうです。何故タコなのかは諸説ありますが、作業後の疲労回復をねらって食べられているともあるそうです。 この日はパエリアを狙っていたのですが、残念ながら店舗によって置いている品にばらつきがあり、代わりに入手したものがたこむすなのです。製造は本ブログでもお馴染みの淡路屋さん。パッケージはひっぱりだこのタコが描かれたシンプルなもので、インバウンド客でも分かりやすいデザインです。 中身は海老の天むすならぬタコの天むす。これが5個入ったものです。付け合わせはきゃらぶきでなく桜漬けで、名古屋の天むすとは一線を画す内容となりました。天むすは全体的に味が濃いめで、夏の炎天下での作業のときに塩分補給をするにはうってつけです。管理人はこの日、大阪市内であったイベントに顔を出していたので、1日で結構歩き詰めになっていました。天むすは夕飯で摂りましたが、丁度いい塩梅でこれに吸い物とタンパク質(豆腐バー)を追加しました。価格は税抜きで1000円だったので、駅弁としては予算で出せる範疇に収まっています。 しかし最近は海産物を中心に資源が少なくなってきていることや、物価の高騰、円安、ウクライナ紛争、イスラエルのガザ侵攻、シリア内戦、イエメン内戦など、政治も経済も混沌としてきているため、駅弁の価格にこういった不安定な要素が実は反映されています。Xでも呟きましたが、富山のますのすしは1800円、うえののあなごめしは何と、2700円に値上げされています。何でもかんでもインバウンド価格に転嫁する。これは困ります。「ご理解をお願いします。」と言われても、「ふざけんな」と考えているファンも多いでしょうね。確かに、値上げをしなければやっていくのが難しい業者側の言い分も理解できます。しかし、あまりにも値上げがコンスタントに続くため、こんなんを繰り返していたら地元の人やヘビーユーザーでさえもそっぽを向いてしまうのは確実です。 駅弁は本来、旅の楽しみとして地元のウマいものを廉価で味わえるスペシャリテとしての立ち位置がある他にも、知名度アップや地域の特産品としての顔もあるのです。気軽に楽しめるものだからこそ、値上げについてはホンマ慎重に考えてほしいですし、容量の見直しや食品添加物の削減など、手立ては他にもあるはずです。これが限界というのであれば納得がいきますが、まだまだ余地はあるでしょう。 旅のお供について、真剣に考える機会となった1日になりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.07.01 20:59:26
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