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カテゴリ:JR東日本のってたのしい列車
車内販売と事前予約商品のことで後回しになりましたが、会津若松までの様子を一気にいきます。 会津若松までの所要時間は1時間20~35分、終点の喜多方まで1時間40~2時間弱の行程です。急がないダイヤですので、乗車時間もほどよい長さです。磐梯熱海までは40分ほど。往路はのんびりと走ります。 磐梯熱海から先は急曲線が増えてきて、列車のスピードが落ちます。古い時刻表を見ると、特急あいづが走っていた時代でも、郡山~会津若松間は1時間かかっていましたので、磐越西線はあんまりスピードが出せない路線なんですよね。ちなみに全線の最高速度は95km/hです。 猪苗代湖と裏磐梯の玄関口、猪苗代停車中の様子です。ここから裏磐梯まではバスで30~40分。有名なリゾート地だけに、のんびり今度は行ってみたいですね。 当日は山と田んぼの緑が映える絶好の外出日和でした。 HB-E300の標準仕様になっている前面展望つきのテレビ。後方車両に乗っていても楽しめます。 撮影用のボードは、ロゴの形に似せたものです。シンプルですぐに山と分かります。 JR東日本の観光列車は、新潟支社は乗車証を省略する傾向がありますが、仙台支社はこのようにポストカードにも使えるものがもらえます。 また、この日は車内でのサービスに関するアンケートも実施されていて、スマホで回答すると車両のデザインが入った水性ボールペンがもらえました。荷物を軽くするために筆記用具を省いていたので、これは助かりました。 そして、あいづSATONOの一番のハイライトは磐梯山。快晴とまではいかなかったですが、全貌を撮ることができました。ご存じ、民謡「会津磐梯山」でも歌われている福島を代表する山です。 磐梯町を通過すると、会津盆地を少しづつ会津若松に向けて下っていきます。途中、東長原~広田のあたりからは、会津盆地の広大な景色を見ることができます。 会津の中心都市、会津若松に到着前の様子です。磐越西線の列車はここで向きを変えて喜多方に向かいます。 会津若松では5分停車。約半数の乗客が降りていきました。ここからは会津鉄道のお座トロ列車に乗り換えるため下車します。出発前には郡山と同じく、会津若松駅の駅員さんが見送りをしていました。 会津若松駅。歴史と伝統の重みを感じる瓦葺きの駅舎です。白虎隊で勇名を馳せた鶴ヶ城は2つ先の西若松の方が近いですが、この駅からも路線バスで10分ほどとアクセスは良好です。 駅前には赤べこが。赤べこは、子どもたちの魔除けとして作られたものです。 【まとめ】 SATONOは往路・復路共にSLばんえつ物語に乗り継げるダイヤが組まれているので、1日かけて新潟~郡山間をゆっくりと往来するのに適しています。途中、喜多方ラーメンやソースかつ丼を楽しむ時間が十分ありますので、地元のグルメを堪能するにも適した列車です。乗車時間もほどよく、しっかり楽しめた時間になりました。この後、管理人は会津若松市内に出向き、ソースかつ丼を食べにいきましたが、後悔しているのは田季野さんの輪箱飯をスルーしてしまったことです・・・。輪箱飯、クルーズトレインの四季島で朝食としてお店で提供していた実績があったのを家に帰ってから知りました(汗)。地元でも高名の名店であるだけに、SLばんえつ物語の乗車と絡めてどこかで食べないとダメだなと。また、昨年特別運行された只見線の雪月花で料理を提供した田事さんも行っておきたいお店であることを確認した次第です。 会津磐梯山で"会津磐梯山は宝の山よ~ 笹に黄金が エーマタ なりさがる~"とまで謳われている地域であるだけに、やっぱ宿泊を絡めて行くのがいいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.09.13 20:19:58
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