36ぷらす3(金の路)#3
乗車記の3回目は車内での食事と車内販売です。初めて乗る列車であったことから、食事はビュッフェで頼めるものを選択しました。車内では個室での食事と座席での食事とが楽しめるパッケージプラン(最終回で取り上げます)があるのですが、パッケージプランは座席のみのプランと比較して値が張るため、軍資金を貯めてからにしたいと思います。今回の乗車で食べてきたのは、オムライスとハンバーグがセットになったオムライスコンビです。オムライスは赤の路と金の路の限定で、結構レアですよ!オムライスはJR九州が運営する「うちのたまご」が使われていて、別添のトマトソースをかけて食べます。卵が結構濃厚ですが、全体的にはあっさりとした味で食べやすかったです。ハンバーグはデミグラスソースにパルミジャーノレッジャーノが隠し味として入ったコクのある味で、量は少な目ながらも及第点はつくかなと感じます。何よりも温かい食事を車内で食べられるのはうれしいですね(^~^)。この他、全ルート共通のメニューとしてチキンカレーと五島の手延べうどんが頼めるので、小腹が空いたときには持ってこいです。「うちのたまご」は、博多駅や熊本駅、羽田空港の直売所以外ではなかなか買えないブランド卵なのですが、マルキョウという福岡のスーパーに置いてある店もあるので、是非足を運んでみて下さい。お土産として持ち帰るのは少し大変ですが、持って帰る価値は十分にある卵ですよ。車内販売のメニューは各座席に備え付けてありますが、ビュッフェでも見ることができます。飲み物やお土産が他のD&S列車以上に充実していて、選ぶのに迷うぐらいです。飲み物や一部のおつまみ類はこの冷蔵庫から取り出してカウンターに持っていきます。アルコール類が結構豊富でした。冷蔵庫の中身はビールやワインが中心ですが、右側にはソフトドリンクも。オムライスと同じく「うちのたまご」を使った出し巻き卵も赤の路、金の路限定で購入可能です。地酒の飲み比べセットです。長崎市内で自転車を使う予定があったことからアルコールは断念(><)。コーヒーは近鉄のひのとりと同じく挽きたてが楽しめるタイプです。まったりの3とほんのりの6の2種類が選べるようになっていて、香りが違います(^~^)。コーヒーマシンはBONMAC製で、UCC(上島珈琲)の系列会社です。車内販売は各個室や座席までカートでも持ってきてくれます。カートもオリジナルデザインの特注品です。お土産はラバーコースターを選択。家でも36ぷらす3の雰囲気を味わいたかったんですよね(^^)。裏面は車体に描かれているロゴと水戸岡氏のサインが入っています。コースターは黒の他にも赤がありますので、カップルで買うと家飲みも楽しめます。お土産はキーホルダーやクリアファイルから、椿の箸、手ぬぐい、風呂敷、ぐい呑みなどの実用品、組子細工までとにかく豊富です。リピーターを増やす仕掛けはこういったところにも出ていますね。一部のお土産品は4号車でチェックできます。とにかく充実したサービスで、自身もお土産については本当に迷いました(^^;)。