沖縄日和、改め四十路目前のゆるい日常

この日は、私の誕生日。ちょうど宮古島にいる予定だ。
今回那覇市長選に出馬の、『高里すずよ』さんは、平良市の出身だそうだ。（生まれ
は台湾らしいが）
そういえば、6月沖縄に行ったときは、参議院選で菅直人と糸数慶子さんを目撃した
し、2002年の、知事選開票のときも沖縄にいた。
知事選は稲嶺さん圧勝だったよな確か…その当時交流のあった宮古出身の男性も、知
事の圧勝を喜び得意先、会社に電話をかけまくってその勝利を祝っていた。
那覇市長選はどのような結果になるのでしょうか？
昨日、Oさん主催の『高里すずよさん』を知事にといった集会に顔を出してきた。っ
ていっても私には政治的な思想は何もない。(ノンポリを、ノンポリスマンだと思っ
ていたくらいのとぼけた人間だ）三線の練習していたから皆の前で弾くチャンスだぐ
らいにしか思っていない。
Sさんと『花』を一曲披露。
参加の方々は、沖縄出身の女性中心。平和運動団体に入っている人が多い。どうも私
は団体に所属するのが苦手で…ただ、皆友好的で、まじめな方ばかり。活動家と思わ
れる人、琉球王朝復活唱える人、私から見たら違和感のある人もいたけれど。Oさん
は、そのすべての人を受け入れる心の広い人だ。そうでないと、人は動かせないか
ら。
岡留安則がいて、小林よしのりがいて、筑紫哲也がいて、石原慎太郎がいて小泉純一
郎がいて…
金子みすずではないけど、「みんなちがくていいんだよ」
どんな意見も言えるこの国のこの時代に生きている私はやはり幸せだ。
どんな意見もいえるのだからどんな意見も一定の理解をもてる（立場による意見の違
いや、環境による意見の違い、そんなの当たり前だから）懐の深い人間になりたいと
思う。なかなか出来ないことだけれど…
今までも何度か書いた、沖縄に対しての「加害者」的な自分については考え直そうと
思う。加害者がいるのだから被害者がいる。沖縄の人は被害者とは思っていない。そ
れなのに私が自己嫌悪から自分を加害者と言ったらそれは、沖縄の人に対する差別に
なるに違いない。
被害者、加害者、沖縄、本土。
沖縄の人が差別を受けることは絶対にないと言っていた彼女に感謝。
ところで、もし9.11のようなテロが沖縄の米軍基地でおこったら、政府は沖縄に渡航
延期勧告を出したりするのだろうか…同じ日本だったらそんなことするわけないよ
ね。県の人に避難勧告するんだよね。
日本から米軍基地をなくすために運動をしている人々。全国からなくなる運動はして
も、もし自分の住んでいる地域に、沖縄の基地が移ってきたら仲たがいしてしまうの
かな。
本当のことが私には全くわからない。
毎度のことだけど、組織としての自分、個人としての自分、どちらかの自分を優先す
るかによって那覇市長選の結果はかかっている。