バンコクでも最近「エコバッグ」をよく見かけるようになりました。
「エコバッグ」・・・とここで呼んでいるのは、スーパーなどで買ったものを
入れてくれるプラスティック袋を削減するために、自分で持参する袋のこと。
日本では「マイバッグ」とも呼ばれているかな?
日本に一時帰国したときに見た感じでは、コンパクトに折りたためる
薄めのビニール製のバッグが多く売られていたような気がするけれど、
バンコクで私がよく見かけるのは、布製(帆布っぽいのや、それより薄めの生地のものなど)で、
「エコっぽい」イラストが描いてあったり、「Save the earth」とか書いてあるタイプ。
見るからに「エコバッグでーす!」って感じがしてしまうんだけど、
デザイン的には結構シンプル&おしゃれで、買い物用でなくても、何にでも使えそうな感じ。
大手スーパーのいくつかでは、このタイプのエコバッグを販売しているし、
最近では、スタ○で、
「○○サイズ以上のドリンクを注文したお客様にエコバッグ進呈」っていう
キャンペーン(アースデイにちなんでのキャンペーンだったらしい)をやってました。
今日見かけたのは、某銀行のキャンペーンで
「今、ATMカードを申し込めば、『温暖化対策布バッグ』を進呈!」というもの。
また最近は、うちの近所のタラート(市場)とか、ローカルな雑貨屋の店先にも
エコバッグが登場するにいたり、
「これはバンコクでもエコバッグブームか?!」なんて思わせられます。
そういえば、「温暖化防止のために節電しよう!」っていうスローガンを
よく見かけるようになったし、
「温暖化防止&省エネルギーのために私たちができること」といったパンフを
路上で配っていたりして、この問題への関心が高まっているのかな? という気も。
暑いタイのこと、これ以上気温が上昇するのは困る!という思いが切実だから・・・・
ってことはないか。。。。?!
気をつけて観察してみると、エコバッグ風のバッグを持ち歩く人の姿も
ちらほら見かけるようになりました。
ただ、ほとんどの人が普通に本とか小物を入れるバッグとして使っている感じで
スーパーなどで買い物袋として使っている人の姿は、いまだ目撃してません。
多くのエコバッグがオシャレな感じでどこにでも持って歩ける、
普通のバッグとしても使えるデザインであるだけに、
逆に本来の目的以外の用途で使われていることが多いのかも・・・・・
まあ、別にいいんですよ、
エコバッグを何に使おうと、何をエコバッグとして使おうと。
要は自分で袋を持参してプラスティック袋の使用を削減できればいいのだから。
ただ、すごくありそうだな~って思うのは、
エコバッグ風デザインのバッグを買ったり、持ち歩くことだけは流行したけれど、
実際にそれを買い物袋として持参するということは普及しないままに終わる・・・・
というパターン。
それって懐疑的すぎ?!
でもやっぱり、ありそうだな~。
実際のところ、エコバッグ風だけどあまり実用的でなさそうなバッグも目撃。
「We care the earth」という文字が入った、ナチュラル&シンプルデザインの
帆布バッグ。49バーツと値段はお手軽なものの、サイズが小さくて
とてもスーパーでの買い物には使えそうにない・・・・
せいぜいコンビニでパンと飲み物などを買った時に使えるぐらい?
一方で、その近くの店で「布バッグ。温暖化防止!」と手書きのメモがついて
売られていたバッグは、ちゃんとマチがついてて、サイズも大きめで99バーツ。
「これは縫製がしっかりしてるから丈夫よ!」と、店のおばちゃん談。
デザインも悪くないし、買っちゃおうかな~とちょっと心が動いたけれど。
あ、ウチにはもう買い物用バッグがあったんだった!
先月、日本に本帰国した友人からお別れの品として頂いたもので、
チャトチャックで買い込んできたのだとか。
コンパクトに折りたためるナイロン製で、
日本で一般的な「マイバッグ」「エコバッグ」に近い感じ。
新しいエコバッグを買うよりも、まずはこっちを活用しなきゃね。
あぶなくまた余分なモノを増やすところだった。。。ふう。
デザイン的には、布製エコバッグのほうがかわいいものがいっぱいあるけど、
やっぱ実用性でしょう、うん。
それはともかく、タイのエコバッグ、どれだけ浸透するかな?!