次男の仁吉は、自称“体育会系”。
来月末に市で開かれる小学生の陸上競技大会に
学校代表で出場するのにエントリーしました。
私が小学生の頃は、そういう大会には、学校から選ばれた子が出ていたけど、
仁吉の学校は、出場希望者をプリント配布して募ります。
それでも、応募するのは、野球やサッカーチームに入っている
いわゆる“腕に覚えのある子”がほとんどですからいいんでしょうけどね。
「100メートル走」や「リレー」「幅跳び」など、
数種類の競技種目の中から、仁吉が希望したのは、「高跳び」。
走っていって、背面ジャンプとかでバーを飛び越えるやつです。
仁吉は、サッカークラブに入っていますから、普段から走り込んでいて、
確かにかけっこやマラソンは得意です。
だから、去年エントリーしたときは、「100メートル走」を希望しましたが、
人気の高い種目だったので、記録をはかって、一番速い子が出ることになり、
仁吉は残念ながら選ばれませんでした。
そして、やったことのない「高跳び」にまわされての出場となったのです。
学校で、跳び方を教わって、何度か練習したものの、
やはり大会結果はさんざんで、入賞はできませんでした。
今年は6年ですから、大会に出るのはこれが最後です。
100,200,400,800メートル走とあるので、
どれかにエントリーすれば、入賞の可能性もあるのに、
仁吉は、あえて「高跳び」を選びました。
仁、 「去年負けたから、もう1回挑戦するねん!」
なるほど、リベンジというわけですか。
母、 「気持ちはわかるけど、“走り”の方が賞取れると思うけどなぁ」
身長の低い仁吉がいくらがんばっても、「高跳び」でリベンジが叶う可能性は低いです。
仁、 「それでもええねん!」
まぁ、本人が固くリベンジを誓っているのですから、
これ以上母が言うことはありません。
後悔のないように自分の決めた道をいけばいいでしょう。
さて、それから早速仁吉は、一緒に出場する友達と相談して、
“朝練”と“夜練”を開始しました。
どうやら仲良しの体育会系友達ばかりがエントリーしたようで、
かなり盛り上がっている様子。
毎日朝は6時から7時、夜は8時から9時まで出かけています。
友達とジョギングして、さらに近くの公園で練習をしているらしいです。
えらい気合いが入っているけど、大会は1ヶ月先。
う~ん、いつまで続くことやら・・・。