仁吉、ダウンする
昨日からなんだかつまらないことにメソメソして心の体調の悪かった仁吉。今日はついにベッドから起きられず、学校をお休みしました。実は、しんどいと言うものの、熱はなく、いつもの仁吉なら「しんどいなぁ」といいながらも登校していたレベルだと思うのです。なんせ、4年生から6年生の今日まで1日も学校を休まず、皆勤できていたほどですから。しかし、そんな仁吉が、風邪気味とはいえ、おでこをさわると熱はなし。でも、涙を流しながら、「しんどいねん・・・」と布団に横たわったまま。普段の辛抱強い仁吉にしては、らしくありません。それだけに、「これは精神的に相当疲れてるんやな」と考えました。そこで私は、「今日は1日ゆっくり寝とくか」と言いました。皆勤にこだわって登校を勧めるより、まずは仁吉の疲れをとってやることが明日につながることだと思ったからです。普段から弱音を吐きまくる太吉には、決して私から「休んでいい」とは言いません。また、泣き虫だけど、切り替えが早く、しんどい理由をせっせと説明する三吉にも違う対応をしていたと思います。しかし、仁吉はこういう場合、うまく自分の思いを伝えられるタイプではないうえに辛抱強いので、自分から弱音を吐くというのは滅多にありません。それだけに様子をよく観察して、抱えているしんどさを察してやることが大事だと思いました。仁吉自身はうまく言えなくても、私の方はだいたい理由はわかっていましたから、1日くらいは休養が必要だと判断したのです。案の定、仁吉は、学校も今日の予定も全てキャンセルしたとわかり、私が、「今日はしんどいねんから、何もせんとよく寝るんやで」と言うと、ホッとした様子で、本当に朝ご飯を食べては寝て、昼ご飯を食べては寝て過ごし、兄弟が下校してくる頃には、ずいぶん元気な顔に戻っていました。明日からまた、少しチャージできた仁吉になってくれたらと思います。しかし、3人とも見事にタイプが違うから、母の悩みは尽きません・・・。