今日は、昨年亡くなった同病のお友達の命日です。
彼女と会えなくなって、もう1年・・・というよりも
私にとっては「まだ1年」です。
一緒に過ごした時間は短かったけれど
心が許せる数少ない友達だったよ。
私なんて足元にも及ばないくらい
強靭な精神力の持ち主だった。
再発がわかって、3年目に入った頃
おもむろにこんなことを言っていましたね。
「私、肝転移があったから、
本当はあと1年だったみたいだよ~
先生にそう言われてたから・・・。
でも、もう3年経ったから、先生に『これは一体どういうことですか?(笑)』
って聞いたら、タジタジしちゃてた・・・」
今思えば、かなりすごいことを言ってたけど
まるで鼻歌でも歌うみたいにサラッと言われて
そのときに(この人はすごい人だ)と思ったの。
そして、病状が一段と厳しくなっても
相変わらず、相手に対する配慮がゆき届いていた
その凛とした姿は、これからも忘れずにいたいと思います。
いろんなところへ旅したけれど、その中でも特に伊勢神宮では
神馬ちゃんに会ったり、厄払いをしてもらったり
まるで昨日のことのように鮮やかに思い出します。
場所がわからないので、お墓参りには行けないけど
この1年、何度となく心の中で、あなたのことを思い出しては
話しかけたよ、ひまさん。
年内になるか、来年になるかわからないけど
あなたとまわった伊勢神宮へ
近いうちにまた行こうと思っています。