「SENSE or LOVE」静岡公演感想文
「SENSE or LOVE」静岡公演初日に行って参りました。 今まで母親もしくは友人としか入ったことないジャニーズコンサートに、初めて1人で。 母と行く予定で申し込んだ東京公演は当たり前のように落選し、なんとか遠征できる範囲で和歌山と静岡に希望枚数1枚で応募していたのですが、静岡公演の初日のみ当選。”ダンス”をテーマにしたアルバムを引っ提げたコンサート、どうしても見たい気持ちしかなかったのですが、一緒にコンサートに入れるようなJUMP好きなのお友だちがいないので頼れるのは自分の名義のみ…というところで、なんとか首の皮1枚繋がった大事な1公演でした。 アリーナクラスは近年マリンメッセ福岡にしか行ってなくて、なんなら1万人規模の箱は11年前に行った広島グリーンアリーナ以来で、小さな箱だとどんな席でも近くて楽しめることを知っていたからこそ、もう当選がわかった日から楽しみで楽しみで仕方がなかった。ほんと、9月15日のために2ヶ月くらい生きてましたからね!!人生に全力投球してましたからね!!! そんなこんなで迎えたSENE or LOVEコンサート静岡公演の感想(というか自分のための備忘録、雑記)を書き残します。 ※残念ながらMCなどの詳細は覚えていない頭ですがそこは有難いことにいろんな方があちこちで書いてくださっているので、私は心置きなく自分の感想を書かせていただきます。ほんと、レポではなく感想文です。 ひとまずコンサート後にホテルで書き殴った感想をセトリに沿いつつ箇条書きします↓ ・17時の開演時刻、メインステージ上に吊るされていたツアータイトルロゴ(SとLでできたハート)のオブジェが「ドクン」という心臓音に似たリズムに合わせて光り出します。少しずつ速くなるリズムに、会場の心拍数も一緒に上がっていくような演出。ここ、とってもドキドキしました…!・暗転後、アルバムの雰囲気を反映したようなお洒落なオープニング映像。白黒(でしたよね?)なのがまたオツ。いつものようにメンバー1人ずつ出てくる演出で、それぞれ物を使ったり自分自身で音を奏でている。・最後、絶対エースが「SENE or LOVE」と言うと会場のボルテージは最高潮に。ところで、「LOVE」の、特に「L」と「V」の発音ちゃんとしてたの良くなかったですか・センターステから8人が登場してBANGER NIGHT。赤と黒のキラキラした衣装で、1曲目からガツガツ踊る!生BANGERめちゃくちゃカッコよかったです・Precious girlまでしっかり踊ってくれた後、OLE!で客席へ近づいて会場を盛り上げてくれました。曲自体は、圭人へ贈る歌なんだなぁくらいにしか思っていませんでしたが、とにかくこの曲は振り付けが可愛すぎるしJUMPが楽しそうでした。彼らが横並びで踊るだけで、どうしてこんなにも心が潤うのでしょうか…。確実に現場に行って好感度上がるタイプの楽曲です・最初の数曲がこのコンサートにおける第1章で、その締め括りがJourneyというイメージ・3人のHey!Say!7によるVirtual Buuterfly。NYでみっちり練習した成果が出ていました。でも正直かっこよい、しか記憶にない(ごめん)・有岡くんのBubble Gumは、有岡くんの可愛いとカッコいいが完璧に詰まっていました。それまでカッコよく踊っていたのにオチでGum踏んでしまうとこ、最後ペコッてお辞儀するところまでセルフプロデュースがかなり上手だと感じました・条件反射は親子席(今は着席ブロックと言うのだろうか)には刺激が強くなかったか…?どっちかというと「伊野尾&高木」のパフォーマンスになっていたけど、伊野尾担さんはそれで良かったのだろうか。しかもこの曲の高木雄也、無駄にエロさ全開(いのちゃんのソロ曲なのに!)・いのちゃんのソロ終わりに赤いハートの被り物と全身黒タイツを身に着けた薮・八乙女・有岡が登場し、しばし茶番。末っ子3人がキメッキメだった中、兄ちゃんたちはスンダDnaceで楽しいことやりたい放題、JUMPはこの図が楽しいんだよなぁ。・光くんが「ずんだ?ルンバ?サンバ?(手を電話の形にして耳に当て)OVER?」ってやってた流れがくだらなくてツボにハマってしまった・スンダは結構C&R覚えていったのに自分が思ったより周りがノってなくて戸惑った…え?みんな\フッフー!/ってやらないの…??ぷっちょへんざ~~!って言われて手上げないの…???・最も楽しみにしていたソロ曲が159だったけど、期待を裏切らない知念様の演出は最初から最後まで楽しくて最高でした。やぶひかを平然と脇役にして主役で輝ける知念くん、「158」のキメ台詞の時なんてやぶひか椅子代わりにしちゃう知念くん天才の塊かよ…。・椅子、ハット、ステッキと今まで数々の物とプレイするJUMP見てきましたが、Jelous guyはまさかの”柵”プレイ。柵のようなセットをすり抜けたり、向こう側に手を伸ばして届きそうで届かない、そんなもどかしいこの曲を表現してみたり、終始シャレオツな演出。・初めて1人でコンサートに来て縮こまっていた私に(周り、自分より若い子だらけだしぃ…)、One & One Makes Twoで「大胆になっても構わないさ こんなに素敵な時を焼き付けよう」とJUMPが言ってくれたおかげで、夢中になって一緒にワナワンの可愛らしい振り付けを踊って最後は高木くんの音頭で会場全体でペンラウェーブをやって、「忘れられないSummer」になりました。この曲を静岡で聞くまで夏は終われない!と勝手に意気込んでいたので、無事私の夏が幕を閉じました(笑)・キミアトラクションの「キミがナンバーワン」の台詞部分で、先日いたジャンでチャレンジしていた「トゥギャザーしようぜ!」を少しずつハイテンションになりながら言うやつを実行してました(もちろん仕掛け人は出だしのいのちゃん)。有岡くんがはちゃめちゃなテンションだったため、大サビ後の出番を控えていた山田くんが超困り顔で笑ってたのがこの日イチのツボ…可愛すぎ…みんなもっと山田くんを困らせてくれ!!!最終的には山田くんも溜めに溜めてからの全力トゥギャザーしようぜをやり切ってました!さすがはエース、ハードルはちゃんと超える!・マエヲムケはTV披露ではかっちりめのジャケットが多かったけど、今回はメンバーカラーひらひら衣装。それはそれで踊る度にひらっひらして可愛かった!~MC~自分の中で面白くて心に残っているものだけ書き出します・スタンド席上段の方に話しかけた薮ちゃんに向かって\ゆーとー!/と叫んだファンに「それはダメだよ!」ってガチ説教を始めた真面目裕翔くん。裕翔くん全体的にボケ役多かったけどここはいつものマジレスキャラ発揮でした・いつまでそのキャラ貫くの?と聞かれ「んー、80歳まで」と答える知念くん。腰が曲がって身長は縮むだろうから「159が155、153…ってなっていくかも」知念が面白いぞ…・センターステからメインステに移動中、水とかタオルが入ったカゴを持っている山田くんが有岡くんに「カゴ持てよ!!」と脅し(?)にかかる。知念くんから「大ちゃん言った方がいいよ、俺先輩だぞって」と真面目アドバイスを受け、「オレ先輩だぞ!!(※全然怖くない)」とその通りに言う有岡先輩。後輩に流されるがままのいじられキャラ有岡先輩 ・題名の無い物語は辛口コメントで申し訳ないですが、高木くんの歌唱力がもっと伸びると良い世界観が出せるはず…!・流星の詩の時に改めて薮ちゃんの歌唱力が沁みた…。あの曲とても薮ちゃんの声に合っていてステキですね。知念ちゃんのダンスも曲の世界観をキレイに表現できていてとても良いコンビだなぁと思いました・女王蜂に関しては期待値が高すぎたため、尺が短くてむっちゃくちゃ悔しかった。あの曲をあえてバンドでやろうとしたJUMPのチャレンジ精神はとっても良いと思ったしオトナっぽくて今の彼らならではだと思ったのに、あの尺の短さは許せない~!もっと堪能させてほしかった・続くバンド曲FLASH。この曲の時、双眼鏡で薮ちゃんのギター姿を拝見しカッコよくて驚愕する。似合いすぎませんか?いのあり仲良しコンビが前後にゆらゆら揺れてノリノリだったの可愛かったです・今回セトリを事前に見た時にチョコラタの文字を見て「はい勝訴!」と思ったからか知らんけど、チョコラタに関してコンサート後の殴り書きに「勝訴」とだけ書いてあって今笑ってます なんてことはさておき、ツアー初日に出だしの「チョコラタ(ウィスパーボイス)」聞けた人たちがほんっっと羨ましい。この曲を歌うって知ってても、最初の部分すっごい鳥肌たった!知らずに聞いたら尚のことテンション上がっただろうな~その時の喜びの渦中にいたかった…!・バクステ付近のファンのみなさんは、あんな1メートルもないくらいの近さで我 I Need Youを見た後は息してたのだろうか ・ドゥリラゲ…でなくDo it againは、巷での噂通りTHE・YAMADA・WORLD全開でもう…感服でした。「強いて言うなら山田担」という前置きを全力でしたうえで書きますが、山田くんが美しかったとかカッコよかったキレイだったというよりも、山田くんによる山田くんのための山田くんの世界を120%ほどの濃度であの時間内に収めたことが凄すぎる、という意味合いです。あそこまで振り切った演出をやりたいと思い、キメ顔でやってのける山田くんはマジで尊敬する(羽が舞うし、あ、ここ脱ぐ!ってとこで脱ぐし)。でもごめん、もうアラサーのおばちゃんは目をハートにして浸ることはできんかった、ただただすげぇ~って尊敬の眼差しで見ることしかできんかった、そこは若い子に託す…・PINKはCDより断然現場の方が良かった!男らしい光くんカッコいい!・Waiting for the rainの裕翔くんは丈の長いジャケットがとてもお似合いだった上にタップダンスで爆イケがすぎた・サングラスを全員着用して登場したTO THE GALAXY、途中センターステージが斜めになってガシガシ踊ってるとこはなかなかの斜度で足を滑らせないかハラハラしていた…盛り上がる演出の一つだけどもGをかける必要はあるのか…大サビの「この先へ~♪」を歌っている時の裕翔くんの目が会場にいる女子全員をオトしにかかるレベルでたまらなかった・Dance The Night Awayは、なぜセトリのこの部分にもってきたのか疑問でしたが、パンフ読んで納得。もともとこの曲はリード曲候補だったのね。確かにBANGER~は攻めまくっていたけど、この曲は楽しさ&可愛さがJUMPらしく融合されてて見ていてとても楽しかった!ぜひもう1回見たい。・White Loveをきちんと踊ってくれたのは大きい。キラッキラなJUMPで、そうそう!やっぱりJUMPと言えばコレだよ!と、どうしても思ってしまう。「心に咲いた花を~」の裕翔くんだとか、「Lady」な知念ちゃんとかが生で見れて大満足・ウィークエンダー、真剣SUNSHINEの時に自分がいるスタンド側に山田くんがトロッコで来てくれて、この日1番近くで見ることができました。笑顔でファンに手を振る姿は可愛らしく、飛び散る汗までも美しかった(変態か)・COSMIC☆HUMANは最初こそ踊らなかったけどサビで敬礼ポーズして左右に揺れる振り付けのやまゆとがすっごい可愛くて好きて、そこだけ双眼鏡で拝めたのは眼福でございました・最後の曲はまたこの場所で、このコンサート初めての全員でバラード。なんと言っても「そして僕らは 星の流れる道を」のゆとやまハモリパート、CDだけじゃここのハモりが裕翔くんって知らなかったので衝撃を受けましたし、向かい合ってハモるという演出が良すぎるし、そこがアカペラなのも星が流れる演出も最高だった。気になったのは、この曲でJUMPが去った後すぐに座るお客さんが多かったこと。悪くはないですが、まだ本編終わっていないのになぁ~本人たち去ったらそれでいいんか~い。って心の中では思ってました。・アンコール曲を踊るって珍しいですよね。そんなとこまでダンスに拘るダンスがテーマが今回のツアー素晴らしい・もともとみんな知念くんに甘々なのに静岡という地元にいる知念くんには甘々×100くらいで、想像以上に知念くんに優しい世界すぎた…・会場見渡して、山田担が減ったなぁという印象を受けました。以前に比べて他メンバーのファンが増えたかなという意味合いで、人気が1人に集中しているうちはグループとしてはまだまだ成長途中だと思うので、これはグループ全体としては良いことだと感じました。個々の力が上がることこそグループ力の向上!・全体通してやまゆとのビジュアルが最強すぎました、ありがとうございました 最後に、全体的な感想を。 私は2016年DEAR.公演で初めてJUMPのコンサートを拝見したド新規なので、いろんな方がレポで書かれていた「やっと"アルバム"ツアーをやってくれた!」っていうのはなるほど確かに…くらいしか感じなかったんですが、とにかく感嘆したのはほぼ全曲踊りっぱというALLダンスなステージ構成。1曲目のBANGER NIGHTからアンコール曲のありせかまで、こんなに踊るステージは久しぶり?いや初めてかも?ってくらい。もともとジャニーズは踊ってナンボじゃ!と思っているタイプなので、見終わった後の満足感が半端ではなかったです。JUMPファンはもちろん、そういったジャニーズの踊っている姿がとにかく好きなみなさんにも見ていただきたい。そう思うステージでした。私はファンサとか近くに来て欲しいって気持ちより、やっぱり構成のクオリティとかダンスレベルとか、そっちの方に重きを置いて見ているので今回のステージ構成に不満はそうなかったですが、やっぱり今までのスタンスからすると今回花道を無くしたステージはJUMPにとってはかなりの挑戦だったのだろうな、と。後輩が続々とデビューして、じわりじわりとその勢いを増していく中で、11年目の自分たちはこれからどうするのか、どうしていきたいのかを考え、全員が変化を望んだんだっていうことがひしひしと伝わってきました。どうしても年齢重ねると昔と同じようなパフォーマンスをすることが難しいのは重々承知なので、そういった変化が出てくるのは仕方がないことだと思います。しかし、JUMPの場合はそんな後ろ向きな理由からでなく、「今回はダンスで満足させます」といったそんな前向きな宣言的なものにも捉えられるなと思わせてくれるステージにしてくれたと感じます。ちょっと大人だったり、ハードだったり、見たことないJUMPの顔が見えましたから。でも、以前と同じようなキラキラな部分も、JUMPらしい清潔感溢れる部分も忘れないでいてくれて、そんな場面を見るとやっぱり彼らの強みは間違いなくコレだ!って思ってしまうのよね。こんなにもれなく全員キラキラしているグループはなかなかない。絶対にグループとしてのストロングポイントだから、その部分もこの先ずっと忘れないうえで新しいことにどんどんチャレンジしていって欲しい、とキラキラした曲では思わざるを得ませんでした。とは言え、正直もっと磨ける部分もあったと感じるので、テコ入れすればこのコンサートは確実にもっともっと良くなると思います。今回セトリ落ちしたアルバム曲を拾ってくれるとともに、冬のドーム公演ではさらに良くなっているのではないかなと期待が大きいです(まだ当たるかわからないけど…)ちなみに席はスタンド端の方だったんですが(2連~4連で座席割り振ってたら1席余ったからまぁ当ててやるかbyコンサート事務局 的な、ほんとにそんな席でした…)それでも双眼鏡無しの肉眼で見えるほどの狭さなエコパアリーナ万歳でした…。しかし今回のこのコンサート、”肉眼で全体が見える”ことはとても大事だと思います。体育館ツアーなんて揶揄され、なぜこんな小さな会場でやることになったのか色んな憶測が飛び交いましたが、あのダンスステージを魅せるという観点だけで言うとあの規模で良かったのではないかなと思います。まぁそれ以外は落選してる人がいるから全然良くないですけどね!結果的に追加でドームが決まったからなんだったんだってなっているけど、小さい箱で、肉眼で彼らの渾身のパフォーマンスを見ることができた幸せはずっと噛み締めていきたいです。 最初にアルバム情報が出た時に「ダンスがテーマ」という一文を見て「絶対自分が好きなやつだ」と確信し、さらに会場までも小さいとなればそんなの何がなんでも行かなければ…!と思った勢いで降り立ったこともない静岡にたった1人で申し込んでみた自分の心意気を本当に褒めたい。あと当ててくれたチケットの神様、本当にありがとうございました。見に行って良かった!最高だった!冬もまた、彼らに会えますように。 なな