お滝さん花・・・
菜園側のアジサイも、すこし色づいてきました。 いつも、ショッキングピンクに咲くアジサイ・・・ 今年は、ちょっと違うかも( ´艸`) 今の所、なかなか可愛いピンクです。 それに、奥のほうは・・・ これって、紫色ですよね~♪ 私の願いが伝わったのかしら~o(*'∇'*)o このアジサイ、結構大きいのです。 数日後、どんな風になっているか とっても楽しみです~(>▽<)♪ あ~、でも花付きはそんな良くないかな? あじさいは長崎市の花です。 土曜日からはあじさい祭が開かれ、 眼鏡橋周辺やグラバー園でもあじさいの花が見られるようです。 このあじさい、シーボルトの日本人妻、お滝さんの名前にちなんで おたくさと呼ばれることもあります。 シーボルトって皆さんご存知ですか? 長崎では、シーボルト大学や シーボルト通りなんかもあって、よく耳にする名前なんですが・・・ 彼は鎖国時代、出島にオランダ商館医としてやって来ました。 (実際は、ドイツ人なんですけどね。) 日本人を診察することを許されていた彼は、患者として目の前に現れた お滝さんに一目ぼれ。 しかし、当時、出島には遊女以外の女性は入れませんでした。 そこでお滝さんは遊女屋から遊女名を借りていたたんですって、なので シーボルトは遊女を囲っていたと思われていたらしいです。 シーボルトは蘭学の教育を行っていた一方、植物学をも研究しており 地味なガクアジサイを"Hydrangea ajisai"、改良品種を"Hydrangea otakusa" と命名したそうです。 (すでに別の名前で登録されて いたので、植物学上有効とは認められませんでしたが。) そこで、おたくさと呼ぶようになったんですね。 2人の間には娘も生まれ、その人が日本で初めての女医となった 楠本イネさんです。 でも、実際「おたくさが咲いている~」なんて私は言った事ありません。 『おたくさ』と言って思い浮かべるのは、長崎の銘菓。 あじさいの花をかたどったパイ。 おいしいですo(*'∇'*)o パイなので軽いしお土産にはおすすめです!! 結局は、花より団子?!(;´▽`A``