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カテゴリ:立原道造の森
きのうは、年に一度、詩人また建築家の
立原道造を偲ぶ「風信子忌」の日。 風信子と書いて、「ヒアシンス」と読みます。 (くわしく知りたい方は、立原道造記念館のHPにどうぞ) なな猫、初体験で、ただ一日 うろうろしてただけだったけど とても意義深い一日だったような気がします。 なな猫がなぜかそれもすきな 太宰治の桜桃忌なんかは それにもまだ行ったことはないけど よく報道されているのを見ると けっこう若い人、いわゆるすごいファン みたいな感じが集まってる気がするけど 道造の風信子忌は、全体に高齢者も多くて 落ち着いた大人の集まりでした。 道造のお墓のある、谷中の多宝院にも 初めて行ったという超初心者なんですけど 赤や黄の菊の仏花が多い中、 道造のお墓だけには いかにも道造らしい黄色と水色の そそとした花たち、そしてヒアシンス。 講演会では、中村真一郎の奥さんで詩人の 佐岐えりぬさんという方が 道造の書いたものを朗読され 高齢でありながら、そのよく通る声、 微妙なニュアンスを朗読で伝えるうまさに 舌を巻きました。 東大建築家の先生たちによる座談会もあったんですけど 浦和に去年竣工したヒアシンスハウスについて、 専門家から見た考えというものを聴くことができて とても面白かった。 なぜ、ヒアシンスハウスに道造は旗を立てようとしたか。 なな猫も、興味の尽きないところでした。 立原道造の甥御さんと 道造が愛した水戸部アサイさんの 息子さんにお会いできたというのも 不思議な感動でしたね。 終わる頃にはさすがに疲れたけど すごく興味深く、楽しいイベントでした。 これから毎年、この会に参加できるんだ。 なんかそう思うだけでうれしかった。 来年は、是非うちの八甲田オヤジも ちょっと場違いで恥ずかしいけど つれて行きたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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