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カテゴリ:なな猫お仕事騒動
きょうは、うちの八甲田オヤジの独身上司、
御年50歳のオヤジの家に 家政婦に行ってきました。 いま、仕事も忙しいし それに、なんかだんだん、 よそのオヤジの下着を洗うのも ちょっと気持ち悪くもなってたんですけど もう1ヶ月近くも家政婦に行ってないその部屋、 すごいことになってると上司自ら訴えてきて タノムから来てくれと言われてしまい またぞろ、地下鉄を乗り継いで行ってきたわけです。 あのねえ、お願いですから コンビニのおでんのお汁くらい捨ててくれよ。 そんなお部屋で、朝の10時過ぎから夕方5時半まで格闘し 疲れ果てて帰ってきたなな猫、 乗り継ぎ地点の渋谷にたどりついたときには ちょうど退社時間の八甲田オヤジを携帯で呼び出し いこ! 飲みにいこ! こう言うしかありませんでした。 まあ、いつもお金のないオヤジとなな猫のことですから 行くと言ってもたいしたお店に行けるわけでもなく 渋谷の駅前をちらほら歩いて 目に付いた居酒屋に入った程度ですけどね。 しかし、久しぶりに見た夜の渋谷は あいかわらず昼間のような活気を呈して きょうはなんだか、慶応、とか、どこどこって大学の名前を書いた ボードを高く掲げた若い男女が 楽しげになにやら行き来してたりとかして 花の都トーキョーで学生時代を過ごす人たちの ときめいた表情をハスに眺めたなな猫でした。 自分がここに 東京の、渋谷--昔なら、ただ“上京”して遊びにくる所、 そこに夜、飲みに来てる。 そのこと自体に今だ感激というか感動というか 一種の感慨をもってるなな猫の眼には 夜の渋谷はまだまだワンダーランドです。 駅の売店に、不思議なオジサンがいました。 明らかに浮浪者、ホームレス。 ズボン履いてなくて膝小僧までくるぞろっとした汚れたシャツを着て 髪の毛も、もううどんこのように練りまくって長くのびてる そのおじさんが売店嬢に話しかけてたとき 向こうから別の、労働者風のおじさんがさっと走ってきて その家無しおじさんに千円札をぱっと握らせ またさーっと走っていってしまった。 家無しおじさんはしばらくぼおっとしてたけど その千円札を矯めつ眇めつした後、 それでたばこを買って、またトボトボ歩いていってしまった。 不思議な光景。 意味がよくわからん。 不思議な街、渋谷。 不思議な大都会、東京。 PS 風邪を引いて痩せてしまってた、さび猫のななですが きょう夜になって、やっと御飯を食べました。 食べたらさっそく、外に出る出ると騒いでる。 元気なお嬢です。 皆さん、ご心配かけました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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