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カテゴリ:なな猫の東京あちこち散歩
弁理士試験の直前勉強に四苦八苦の
八甲田オヤジも、ふと勉強に疲れた隙を狙って 今週開催されている、早稲田の青空古本市に行ってきました。 いつもの神社で開かれる古本市じゃなくて 早大の正門前でやってる古書市です。 早稲田にも、慶応みたいな、歴史を感じさせる 立派な建物がありますね。 なな猫が行ったときには、 ちょうど、何か女の子たちの、何て言うんだろう、 リズム体操みたいな、かけ声掛け合って跳んだりはねたりの 若人が練習してました。 あー、若いっていいな♪みたいな空気をまき散らすさなか、 トシクッタなな猫とオヤジは 古書の波の中に突入。 いやー、あったあった。欲しいのいっぱい。 大学で開催されてるせいなのか、 年に一度の神保町の古本祭りなんかより もっとアカデミックな古書が多かったような印象。 一般書や実用書は少なかった。 それだけ、なな猫としては、目的チョクな感じで 目を皿のようにして本の背に視線を走らせ なな猫的掘り出し物ゲット! 佐藤実著『立原道造――豊穣の美との際会――』 清岡卓行著『萩原朔太郎『猫町』私論』 『ユリイカ 特集―日本浪漫派とはなにか』 『国文学解釈と鑑賞 太宰治の肖像』 以上、なな猫の戦利品。 武田静澄著『日本伝説の旅』(文庫本で上下) これ、オヤジの戦利品。 佐藤実氏の『立原~』、ずっと欲しかったんですよ。 この著者の別の1冊も古書で買っていて、 こちらをずっと探してました。 それに『『猫町』私論』も。 これはもう、出た当初から つまり、なな猫がうら若き娘時代に 卒論みたいなものに取っくんでた頃、 買おうかな、やめよかなを繰り返し 結局買わないできた1冊。 日本浪漫派のことは何も知らないので、お勉強用。 太宰のはいろいろあるけど 久しぶりに買いました。 これ、全部300円! やった。お得だった。 特に『萩原~『猫町』私論』は、いままで古書店で見かけても 300円なんてことなかった。嬉しいっす。 オヤジは、日本の伝説が好きなんですと。 ほら、カッパ伝説とか、じめじめした場所にある塚に 呪いの言われがある、みたいな気持ち悪ーい話。 まあ、お勉強に疲れた頭に ちょっとカッパの風でも吹かせたら。 爽やかじゃないけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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