|
カテゴリ:なな猫 動物騒動
ご無沙汰しております。(誰に? いえ、皆さんに)
今月、どさっと仕事が入ったってこともあったんですけど なな猫、まーた、八甲田オヤジもろとも、どうしようもないことに首突っ込んでしまって 日記の更新ずーーーーーっとお留守でした。 千葉のある町に、ホームレスのおじさんが住んで 「一般人」の捨ててった犬猫たちの世話をしているんですけど みんな病気と衰えに弱り、ノミとダニと自分の糞尿にまみれて 一緒にすると子供ができるからとの、おじさんなりの配慮で 1匹1匹身動きもままならない長さの細紐につながれ この炎天下、今日も明日も、同じ一日をおなかをすかせて ガリガリに痩せた状態で生きてます。 SASA JAPANという市民グループの人たちが、この惨状を知って おじさんを説得し、少しずつ保護し始めましたが 一時預かりをしてくれるお宅がなかなか見つからないので、保護が捗らず、 千葉には、野良を入院・治療してくれる病院さえ見つからず それでも、どうしても放っておけない状態の子から保護して、 やむなく東京の病院に運んで、入院させています。 実はなな猫とオヤジ、この保護のお手伝いで 先日、千葉から東京の病院までの犬と猫の搬送をしてきたのですが、 既に具合の悪かったフレンチブルの愛ちゃん、 なんども子供を産ませられてブリーダーに捨てられ 弱っていた体に、渋滞もあった車の輸送に耐えられず 車の中で息を引き取りました(T_T) それでも、オヤジ号泣運転の末に、2匹の病猫は無事に世田谷の病院へ。 この子の顔、見てください。 アウシュビッツの床に横たわる囚人さながら、 飢えと病気で死を待っていた白キジちゃん 病院で世話されて、無表情だった顔にみるみる生気があふれ、 え? 助けてくれたの?って、先生たちの顔を何度も伸び上がって見て、 普通なら嫌がるケージにもすんなり入り、 気持ちいいなあ、新しいおうちかあ、と周りを見回して 笑いました。なな猫、笑顔、見ました(T_T) この子のほかにも 入院中で、退院後の預かり先も決まってない黒白ちゃん、 現場近くの学生さん宅のアパートにいる白い親子、 (お風呂場で生活しており、ちゃんとした預かり宅を急募しております) 足が1本ない猫も、3匹もいるそうです。 どうしてそうなったかは不明。。 こうした活動、野良の保護ということには、賛否両論があると思います。 なな猫自身、自分で飼えないなら拾うな、と言われて育ちました。 世界中の野良たちを保護することなんてできない。 わかってます。わかってますけど 今、この炎天下、やっと息をして、生きてる子たちがいる。 その子たち、生きちゃいけませんか。自然に死ぬのが、摂理ですか。 ここで保護された、さび猫のラッキーちゃん(仮名)、 保護時、こんな酷い状態でした。 いま、こんなにきれいに、元気で愛らしくなって 一時預かりのおうちで、里親さんが現れるのを待っています。 ラッキーちゃんのように、世話され、愛されて 汚く病気で、目も萎縮していた犬や猫が、 みるみるかわいく、美しくなって、目もまん丸になっていきます。 みるみるです。みるみる美しく、なれるんです。なっても、いいですよね!? SASA代表、ドイツ人のりりーさんによると、 ドイツにはこういう状態はあり得ない、 つまり、野良動物を保護する、動物シェルターというものがあるそうです。 日本は、一方でペットブームといわれながら 犬に服を着せて歩く風潮が一般的になっているというのに 虐待の悲惨なニュースも後を絶たず 野良たちは、ペット不可のマンション等に隠れて飼われています。 人間のことをまず、それはもちろん当然かもしれない。 でも、たくさんの人たちがボランティアで いっぱいいっぱいになりながら、寄る辺のない犬や猫を助けているなら わたしたちの血税の一部を、動物シェルターの設立に用いてもらうべきじゃないか。 それが、りりーさんとSASAのコンセプトです。 どうぞ、一時預かりできそうな方、また治療費・入院費のカンパができる方、下記URLに詳細が載せられていますので、ご覧ください。 リンクをします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[なな猫 動物騒動] カテゴリの最新記事
|