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カテゴリ:立原道造の森
日記、どうしてもどうしても滞りがちななな猫です。
さっきやっと、こないだ始めたくせに またお留守になってた、トップページの「立原書簡ひとつ」を 苦労してアップ。 初めて読んだときも、ほおーーっと思ったけど 昭和の初めの頃の親子関係って 今から思うと、信じられないような日本人。 「お天気はようございます。」 「盆栽でもお求めになつたらいかゞですか。」 手紙ということもあるのでしょうが、 それにしても、今、こんな手紙を 母親に出せる中学生がいるでしょうか。 今、ってこともないですね。 わたしの中学生時代だって、書けない書けない! 立原道造は、日本橋の商家の生まれ。 特に山の手のお坊ちゃんてわけでもないのに、 こんなキチント感漂う手紙が書けるって 日本語の乱れを取り沙汰されて久しい、現代ニッポンから見れば 不思議。不思議。 だけど、友達親子なんて言葉もある現代親子気質、 いい面悪い面のあることに思いを馳せれば こんな、一見、他人行儀な手紙の書ける親子、 それでいてやっぱり甘えてる息子が仄見える親子って いいな。 そう思いながら、ポチポチ打ち写した午後でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年12月13日 15時12分19秒
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