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カテゴリ:なな猫の東京あちこち散歩
暮れからの風邪を引きずりながら
どこに行くでもなく、家で猫どもとごちゃごちゃ正月を過ごす なな猫とオヤジですが、 明日からはもう、なな猫も仕事始め! ということもあり、午後遅くから、ちょっとドライブしてまいりました。 正月の東京は、車も人も、少ないね。 閑散として、清々しい。 皇居のあたりまでくると、さすが一般参賀対策のものものしい警備があったり 正月の靖国神社は、虎さん映画で見る、あの、正月のテキ屋村風景だったり 地方ではなかなか見られない、東京らしい正月風景でしたが、 なかでも浅草。 やはりここは、人、人、人。 外国人もたくさん訪れる、正月ニッポンを満喫する人々の街でした。 べつになにをどうするわけでもなく、 ちょっと車を止めて、人の波のなかをそぞろ歩きしたなな猫とオヤジ、 焼きたて饅頭の匂いに鼻をぴくつかせたり、 刀や軍服の店の前で立ち止まるオヤジを引きずって歩いたり 浅草の仲見世通りをブラブラしつつ 結局、久方ぶりのミスドーで珈琲とドーナツ。 せっかく浅草だってのにね。 単に、オヤジのトイレが近くなってしまい、 手近な店に入っただけなんです(-_-) そうこうしているうちに、 伝法院通りのはずれにある、地球堂という古書店で みつけてしまったー。 なな猫にとって掘り出し物2点。 『追憶の野村英夫』 『日本文学研究資料叢書 中原中也・立原道造』 野村英夫という人のことは、堀辰雄や立原道造の著書に出てくる、 「野村少年」であること以外は、あまりよく知らないなな猫、 一度このひとについて読んでみたいと思いながら、 あまり文献もなく、今日に至っていました。 日本文学研究資料叢書のほうは、ずっと探していた一冊でした。 読まなきゃいけない本が増える一方ではあるのですが また見つけた嬉しい2冊。 風邪と猫で、どこにも行けなかった正月に、ちょっと固いお年玉でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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