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カテゴリ:なな猫 動物騒動
野良猫だって、すきで野良に居るわけではないでしょう。
捨てられたり、捨てられた親から生まれたりで 自分で選べない状況のなかで なんとか生きてきた子たち。 去年12月の半ば過ぎに、その、もと野良猫が2匹、 我が家に一時預かりとしてやってきました。 茶虎のみかんは、もろに野良猫。 江東区のある公園に、いつも現れる野良猫のなかの1匹で それでも、人によくなついており 保護した人にもすぐ抱っこされるくらい、人がだいすき。 うちに来てから、はや1ヶ月。 実は、毎日毎晩鳴き続け、 さすがのなな猫も根負けしそうな日々でした。 初めは、発情期のときに出すような、ウオンウオンて吼え声で 窓のところに行っては鳴きまくる。 なだめても、抱っこしても、怒っても、ダメ。 眠られない夜、ずっとみかんを抱っこして起きている日が続きました。 それが、とうとうみかんが、野良猫から家猫になる日が来た ということでしょうか。 あれ? 鳴いてないんじゃない? オヤジとびっくりしたほど、ここのところ、鳴かなくなりました。 ちょっと鳴いても、「もう鳴かないって約束したでしょ」 なんて抱っこすると、甘えて、わたしの頬を甘噛みしたり。 甘えん坊になった、家猫みかん、見てやってください。 窓のところで、こんなにして鳴いてたりもしますが 自分で見切りをつけて、 さっと寝場所に帰ってきたりもします。 顔つきがコワイし、年もちょっといっているので まだお問い合わせもなく、里親さん探しが難航してるけど ほんとはすごく甘えたがりのみかん、 この子のかわいさをわかってくださる、ママさんを待っています。 それから、2匹目が黒猫の林檎。 この子は、スーパーの裏で生まれた野良猫のこどもで 保護されたときに風邪をひいていたこともあって 預かりさんのお宅で、ずっとケージ暮らし。 そのせいか、人を怖がってて うちに来ても、わたしを見るとさーーっと逃げてました。 でも、うちのほかの子たちにまず慣れ初め 茶トラの草太なんか、いい弟ができたとばかりに 嫌がる林檎を追っかけ回したりしているうちに 家で生活するということ自体に慣れたのでしょうか。 徐々に、わたしを怖がらなくなり、 どうです、この甘えよう。 わたしの顔をじっと下から見て、 にゃ と鳴いて、わたしにしがみついてきました。 おとなしくて、甘えん坊で、まっくろ。 わたしがこのまま飼いたいくらい。 でも、もうお問い合わせをいただいてます。 草太ともこんなに仲良し。 先住猫がいても、穏和な性格なので大丈夫と思います。 そして、こないだ、とうとう撮れました、9匹勢揃い晩ご飯です! えーと、手前、左から、サビ猫5歳の長女なな、 その右に、茶トラのみかん、 その向こうに茶トラの草太、 その向こう、草太に取られないように中身を出してたべてるキジ虎のひかり、 その向こうは草太の妹、サビ猫の小雪、 小雪の向こう、一時預かりで来てうちの子になったオシッコタレの鯖とら桃、 桃の向こうは、気の強い三毛のあずき、 その向こうに、うちの学級委員のキジ虎かおる、 そして一番向こうに、新入りの黒猫、林檎 総勢9匹、集合です♪ 野良猫も、家猫になれる。 野良猫も、幸せになれる。 そう信じて、これからも、出来るところでお手伝いしたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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