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カテゴリ:立原道造の森
こないだの土曜日は、久々にいわきまでオヤジと行ってきたんですけど
一日で、なんだか大都会と山奥を堪能した気分でした。 まず首都高に乗ったわけだけど ほら、東京タワーがすごく間近に見えるでしょ。 あれ、わたしいまだに興奮するんですよ、お上りさんで。 あのフォルムは、いつみてもきれいだなーと思う。 そして常磐道で、目指したのはいわきの草野心平記念文学館。 いまここで、立原道造展が開かれているのです。 途中、どこだったかのPAでトイレに寄ったら、 また見つけてしまった野良猫たち。 でもみんなけっこう太ってたんだけど。 ああ。。 草野館は、小玉ダムというダムのすぐ手前にある。 というだけでも、すごい山奥ってわかるでしょ。 いま、新緑の季節で、山がとても美しかった。 草野館は、そんな山奥にあるとは思えないほど とても設備の整った最新式の文学館で 草野心平の詩って、わたしあまり知らなかったんですけど とてもよかったです。 ぐりまってかえるが死んで、妹のるりだがぐりまの口に花をくわえさせる、 そんな詩があったっけ。 草野心平は飲み屋もやってたことがあったんだけど その「火の車」って飲み屋が再現されて、入ることができて そういうのもとてもおもしろかった。 草野館の立原道造展、 ふだん東京の記念館で目にしているものを いわきの山奥で見るのもオツなものでした。 展示のしつらえは、さすがに移動記念館の感あり。 それと、思いがけず、展示を見にこられていた田端電車機関区さんにバッタリ! こんな遠くでお会いするとは思ってもいなかったので なんだか、信じられない嬉しさでしたー。 それから近くの、息をのむように水の美しい小玉ダムや心平の生家も見て、 太平洋を横目に見ながら帰ってきました。 あいかわらずのざぶんざぶんで、波高し。 その後は一路、東京へ。 わたしは東京人になったんだなーと思いながら 眠くなってるうちに、もう銀座。 ああ、大都会。 銀座って、やっぱりスゴイ。いろいろな意味で。 晩ご飯は、また新橋に寄って、やすい飲み屋で食べて帰った。 その帰りに通りかかった安物ビデオやで うちの定番、フジテレビで10年以上前にやってた 北大路欣也が大石内蔵助の「忠臣蔵」が一個300円で全5巻! 買ってしまった。オヤジ、ホクホク。 一日で、東京タワーと小玉ダムはすごい落差。 タイムスリップって、わかる気がした。 こんなにいろいろ見たのに、全然写真撮らなかったんですよ。 なんだか、目で見てるだけでいっぱいいっぱいで。 帰ったら、桃の「布団にシャー」がお出迎え。。(T_T) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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