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カテゴリ:なな猫 動物騒動
幸い動物病院で保護されたこの猫。 獣医さんの往診の帰り道に、ガリガリに痩せた猫がフラフラとしながら寄って来て 「ニャ~」 と鳴いてスリスリしたと思ったらパタンと倒れてしまい 顔も腫れていることから放っておけず保護されたそうです。 調べた結果、この子は以前は飼い猫で 引越しと共に捨てられ、 近所の人たちがご飯をあげていたとのこと。 名前は「ヘネシー」。 名前まで付けられ、この子は「ヘネシー」と近所のみんなが認識していても 誰も、家の中に上げようとはしない。 それが当たり前の、野良猫、外猫の現実です。 猫は気ままな動物。 外で生きていくほうが幸せ。 そういう考え方の人は多いです。 だけど、本当にそうか? このヘネシーは幸せだった? みぞれの降る寒い夜も、外の冷たいコンクリートの上でちぢこまって眠り 酷暑のなか、水を探して歩いたり 車に轢かれそうになって、身も凍る思いの日だってあったろうに。 ここで保護されて、初めて本当に幸せに 楽に、なったのではないでしょうか。 ヘネシーは末期ガンだった。 もう長くはない。 腫れ上がった顔、口は裂けてしまって それでもゴロゴロと喉を鳴らして甘え よだれを垂らしながら、ご飯を一生懸命食べる。 よかった、保護してもらえて。 死ぬときまで、あったかい所で、安心して眠り ご飯をおなかいっぱい食べて 先生たちに一生分甘えてね、ヘネシー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年12月11日 21時43分08秒
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