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東京なな猫通信

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2007年11月20日
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カテゴリ:立原道造の森
ちょっと時間が経ってしまって申し訳ないのですが(汗
『芸術新潮』の10月号に、「立原道造 色鉛筆で綴る盛岡」という記事が載せられ
立原がたどった盛岡の旅について
岩手山をはじめ、愛宕山の果樹園、中津川、姫神山、など
盛岡のすばらしい自然や、今でも残る古い建物が
美しいカラー写真を交え紹介されています。

東京人の立原道造でしたが
立原を愛する人なら誰でも知っている、
その晩年に旅行した地の一つが盛岡だったのです。

いわゆる「盛岡ノオト」、刊行中の筑摩版新全集でいえば「盛岡紀行」には
こんな文章があります。

  僕は 木の橋をわたつた そして 青いさいかちの 木の下を行つた
 古風な擬宝珠のついた橋があつた そのあちらにも 火の見櫓があつた
 この町のメインストリートへ行き デパートの屋上にのぼつた かはい
 らしい町が全部見渡せた 山も見えた 川も見えた 稚拙な雰囲気のあ
 つメイン・ストリートのひとつのデパートの主人の一本足の少年にも会
 つた 天気のさだまらない午后だつた 僕ははじめて ここの町を 何
 か胸から空気のぬけて行つて かるくなるやうなおもひで 歩いたのだ
 つた……


折も折、もりおか啄木・賢治青春館ではいま、
12月24日まで、「立原道造と盛岡展」展示の真っ最中。
この11月23日には、立原道造記念館の館長代理・宮本則子氏によるギャラリートークも開催!

一度行ってみたい、みたいと思いながら
盛岡を思えども盛岡はあまりに遠く、
なな猫、未だ行ったことがありません。
ただ、「盛岡紀行」を何度も読んでは思いを馳せるのみ。
もともと西の出身のわたしにとって、東北はまだまだ未知の国であります。
せめては10月号の『芸術新潮』をパラパラとながめて
まだまだ残っているらしい、立原の歩いた盛岡を偲んでみたいと思います。






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Last updated  2007年11月20日 11時35分56秒
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