|
カテゴリ:なな猫 動物騒動
昨日、関東で保護活動をされている、mixiネーム・のんべーさんによって
センターから引き出されたゴールデンのマックくんが、今朝、亡くなりました。 以下、のんべーさんの日記から少し編集してお知らせします。 昨日、のんべーさん宅に保護されたマックの状態は 前足が血液でガビガビに固まり 口中にとても大きな腫瘍がいくつかあって そこから常に出血している為に、よだれと一緒に血が口からたれてしまう、 そんな状態でした。 体もガリガリで骨が浮き 大型犬なのに、のんべーさんでもひょいっと抱っこできるほど。 拭いても拭いても吐いて、下痢して、口からの出血も止まらなかったそうです。 臭くて臭くて、部屋に入った途端に鼻を突く悪臭だったそうです。 それを一番辛がっていたのは、恐らくマック自身だったでしょう。 下記はのんべーさんのmixiでの日記からそのまま転載です。 ++++++++++++++++++ 深夜二時半頃、また吐いたので片付けて、汚れてしまった体も拭いて、トイレ行く?と声をかけたら自分でサークルから出てきたので、そのまま一緒に庭に出ました。雨でしたが、きちんと外に出て、トイレ小をして、ウチに入ろうと声をかけたら入ってきて、サークルを指差してハウスね。と声をかけると、自分でサークルに戻りました。 座ってたので、寝ないの?もう寝るよ。と声をかけて、私はサークルの隣にひいた布団に入りました。しばらくは座っていたのは見えましたが、私は夢の中に。 今朝六時に起きて、マック!と声をかけましたが、既に冷たく固くなっていました。 この様子だと私が寝てすぐに逝ってしまったのだと思います。 何も食べさせてあげられなかった。何をあげても興味が無く、ミルクをあげても飲まず、口にするのは水だけでした。 センターでパルボに感染したのだと思います。病気を抱えて収容され、違う病気になって亡くなりました +++++++++++++++ マックは確実に前の飼い主さんを待っていた、とのんべーさんは書いています。 撫でてやると甘えて頭を預けてくれたりしましたが、 のんべーさんにはそれほど尻尾を振らなかった。 それが、息子さんが来た時にスクッと立って自分から近寄って行きました。 尻尾の振り方が明らかに違ったそうです。 中学生以上の学生さんに可愛がられていたのかもしれません。 マックの表情が一瞬明るくなったのは、それ一回だけだったそうです。 のんべーさんが何をしてあげても、こころここにあらず、といった様子だったと。。 どんな酷い飼い主でも、犬は信頼して愛しています。 自分を捨てた飼い主であっても、犬は、その死の最後の瞬間まで 自分を捨てた飼い主を待っています。 さらに、パルボはワクチンで防げます。 癌を患った上にセンターでパルボに感染し、 吐きながら、下痢便を垂れ流しながらマックは死んでしまいました。 どうぞ、里親募集を出しておられる犬猫保護主の皆さん、 募集に出している犬猫たちに とりあえずワクチンを施してあげてください。 また、犬を飼おうかなと考えておられる皆さん、 今映画の影響でゴールデンが流行っていますが ゴールデンは腫瘍系の病気が本当に多いそうです。 小さい頃からお金に糸目をつけないフードを食べさせ、 質の良いものをきちんと管理して与えないといけないそうです。 ゴールデン飼うのにはお金がかかるということです。 どうぞ、そこをよくお考えになって、犬を飼うことをご検討ください。 マックは平塚の保健所から来ましたが 職員の方はとても協力的で、マックもすごく良い子だからと処分せず 置いておいてくれたそうです。 東京も協力的だそうで、そういうセンターがもっと増えると 1匹でも早く、病気に罹らないうちに救える動物が増えますね。 なな猫通信をご覧の皆さん、 マックという大きな、だけどガリガリに痩せて軽くなっていた 病気の犬が生きていたことを、覚えていてあげてください。 この子が飼い主を待っていたことを、忘れないでいてあげてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[なな猫 動物騒動] カテゴリの最新記事
|