India posted by (C)nana
昨日の予定がこなせず早朝から世界遺産のアグラ城を見学しましたわよ
モヤモヤの霧だらけ… これで見学って… ぶちぶち
第6代皇帝アウラングゼーブによって作られた外側の門アマル・シング門から入場
アグラは栄華を極めたムガール帝国の首都だった街
今となってはその残像のような街とも言われているそうです
ムガール帝国は建築にひとかたならぬ情熱を注いだため
今日世界で一、二を誇る名建築を残したのは事実
22年もの歳月を要し、白大理石に宝石がはめ込まれ、透かし彫りが施された
タージ・マハルはその象徴のような建物
しかし、反面莫大なお金を注ぎ込んだため、皇帝は晩年アグラ城に幽閉され
亡き妻の廟を眺めながら過ごしたとか…
アグラ城塞もまたムガール帝国の栄光と権力を象徴する城塞
宮殿などの建物が建てられた赤砂岩で囲まれた城塞は1983年に世界遺産に登録
朝一番だったため人が少なくてラッキー ではあったかな
第3代皇帝アクバルが建てた内側の門をくぐって、
リスさん、おはよっ
ごめんね、エサは持ってないのよ
いっせいに振り向くお猿さんにびっくり …何も持ってないわよっ
ジャハーンギール殿に朝日が昇ってきました …ってくらい早起き
決して空気が悪いからではないらしいけれど
毎日こんな感じで、モヤモヤだったインド
アクバルが造ったけれど名前がアクバルの息子の第4代皇帝の名前
ジャハーンギールなんだよね… 息子のため?
中に入ると中庭があります
どこかで見たような赤砂岩の建物
木彫りみたいだけれど、赤砂岩に彫られているレリーフ
どこかでも見かけたようなレリーフ でじゃぶ だわ
一つ一つ模様の違う透かし彫りの手すり
ムガール帝国はイスラム教の王朝だったのだけれど
アクバルはヒンドゥー教も認めていたので
アグラ城塞はペルシア(イスラム)建築様式と
ヒンドゥー建築様式が融合していると言われています
ちなみにこのアグラ城塞のジャハーンギール殿は
アクバルが造った建物で唯一残っている建築物
その後タージ・マハルの第5代皇帝シャー・ジャハーンによって
白大理石の建物に建て替えられたり、建て増しされたりで
残っているのは白大理石での建物の部分が多いかな
今度は真っ白な大理石の一角
この後ろ側にタージ・マハルが望めるらしいけど
この天気じゃね
屋根はもともとは金箔だったらしいわよ …どんだけ贅沢
皇帝の私室、寝殿は
幾何学模様のアングリー庭園に面して建てられています
この寝殿、レリーフ、透かし彫りもすごいけれど
驚くべきなのはタージ・マハルと同じで
宝石をはめ込んでつくってあるの
贅沢過ぎますわね
そりゃお金も無くなって、幽閉されちゃうわ…
ベルサイユ宮殿でも同じことを思ったことを思い出しちゃった
もっとも宝石はほぼ盗まれちゃっていて残ってないですが
おっとぉ~ お猿さんが駆け抜ける
子猿も続いて… かわい
ここは皇帝が街の人々の意見を聞くところ
ディーワーネ・アーム(一般謁見の間)
だったと思う…
たくさんの柱で造られたアーチがモダンな雰囲気
ムサンマン・ブルジュは、シャー・ジャハーンが
息子の第6代皇帝アウラングゼーブによって幽閉されたところ
この塔でシャー・ジャハーンは王妃のタージ・マハルを見ながら晩年を…
日が昇ってもなんだかまだ朝靄
さて、先を急ぎます
実はこの日が最終日
この後デリーに戻り、デリーの観光
そして夜便に飛び乗る算段
続きはこちら 10. デリーへ ~世界遺産レッドフォート ~世界遺産フマユーン廟 ~世界遺産クトゥブ・ミナール ~帰国
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