最後に訪れたスロベニアももちろん旧ユーゴスラビア構成国ですが
街の雰囲気が全然違うのです
EU加盟国で通貨もユーロですし…
社会主義的な建物も見当たらずとてもオーストリアっぽい
というのも…
14世紀以降ローマ帝国に編入されたため、チェコと同様に
西方文化とカトリック教会の影響を強く受けたためなのです
15世紀にはハプスブルク家(オーストリア公国、
後のオーストリア・ハンガリー帝国領)の所領となり
第一次世界大戦後セルビア・クロアチア・スロベニア王国
(1929年にユーゴスラビア王国に改称)に加わったんですね
その際にスロベニアの一部地域ではオーストリアとの経済的
文化的な結びつきが強かったため住民投票が行われ
オーストリアに帰属を決めた地域が存在するそうです
1945年、社会主義体制となったユーゴスラビアの構成国
スロベニア人民共和国となり1991年6月にユーゴスラビアとの
連邦解消とスロベニアの独立を宣言しました
独立にあたっては10日間という非常に短期間の戦争を経て
スロベニアは完全独立を果たしました
リュブリャニツァ川を見下ろす丘(標高は366m)の上には
12世紀に建てられたリュブリャナ城が街で一番高い地点
展望台になっていてフニクラ(ケーブルカー)で上れます
スロベニアのちょうど中心に位置する首都リュブリャナ
1時間走ればユリアン・アルプスを望むブレッド湖
2時間あればアドリア海を望む海辺の街にアクセスできちゃう
小さな国の首都リュブリャナも小ぢんまりとした可愛らしい街
なので、徒歩で観光することができます
古い街並みのなかにある… なぜか真新しいネズミの泉
バロック様式のファサードと地元の建築家ヨジェ・プレチニックが
手掛けた20世紀の建物が並んでいます…
こんな南国仕様のペインティングもありましたが…
ライオンブリッジ… 違ったドラゴンブリッジ
ドラゴンはリュブリャナの守り神
入口出口だけではなく欄干や
欄干にある灯のベースにも鎮座してます
マンホールにもお城とドラゴン!
リュブリャニツァ川に架かっている
プレチニックの代表作である三本橋
車道1本と歩道2本が緩やかなアールを描いています
市庁舎前広場
市庁舎では結婚式が行われていたようで…
かなり妙齢のお二方…
お幸せに~
緑のドームと2つの塔が特徴的な聖ニコラス大聖堂
外観はあまり立派には見えない(すんまそん)ですが…
扉がめちゃくちゃ重厚です
バロック様式の教会の聖堂内の美しさはさすが大聖堂
1701年から1706年にかけてイエズス会の建築家
アンドレア・ポッツォによって建てられています
フレスコ画はイタリア人画家のジュリオ・クアーリョにより
描かれているそうです …豪華ぁ~
しばらく座ってボーっとしておりました…
ちょっと疲れちゃったしね
三本橋に隣接するプレシェーレン広場
フランツェ・プレシェーレンは「スロベニア最高の詩人」と
称される詩人でスロベニア国歌の作詞者でもあるそう
…の銅像が建っています
あと、めちゃくちゃきれいなピンク色のフランシスコ会教会も
建っていて、写真撮ったと思ったけれど …なかったです
…代わりに?きれいに活けられていたピンクの芍薬
ざっと一周したリュブリャナですが…
実はこの街わんこパラダイス!!
それもおっきい子が多くて
ちょっとお惚け顔の子もいるけど
こんな顔を見ちゃったらついつい笑顔になるわん
モンテネグロのコトルはにゃんこパラダイスだったけれど
ここは圧倒的にわんこ天国
街中にはわんちゃん専用の水飲み場も整備されています
この日は旧市街でディナー
ワインセラーのような造りのとても良い雰囲気のお店
いただいたスープとポークはいたって普通でしたけどね
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2018年5月:セルビア~ボスニアヘルツェゴビナ~クロアチア~モンテネグロ~スロベニアの旅トップに戻る
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