愛がない
時々あれれ?と思うことのある娘の担任の先生。何しろ1年目だから仕方ないのかも、とも思う。先日娘が、「隣のクラスの先生に、先生が怒られてた。」と言った。しかもその日は学校公開中。保護者の知り合いからもその話は聞いた。隣のクラスの先生はベテランもベテラン。この先生、きっちりしているので、私語を最も嫌う。保護者会でも保護者のおしゃべりが収まらないと話を止めてしまうほど。これは当たり前といえば当たり前だけども。合同の授業で、娘のクラスの子ども達の一部がおしゃべりをしていたのを何とかしろ、と怒ったらしい。でもなあ。子どもと保護者の前で新任を叱るというのはどうだろう。先生にだって立場というものがある。よく先生からは「子どもの前で先生のことをバカにしないで下さい。」という注意があったりするのだが、先生が先生を叱ったりするのを見たら、あー、やっぱりこの先生は頼りないんだ。と大人も子どもも認識してしまう。とりあえずは、騒いだことが気になっているベテラン教師の方が子どもに注意して、授業が終わった後二人になったとこで、新任に叱責するなり何なりすれば良いと思う。それが後輩を育てる指導というものじゃないのだろうか。学校は新任とベテランのペアで学年を持たせることがよくあり、長男の時もそういうパターンがあったけども、尊敬しつつかわいがりつつ、とても良い関係を築いていたように見受けられた。上下関係はあれども、教師同士が仲が良いと子どもも安心する。1学期が始まって、時々みかける二人のやり取りを見ていても、威圧的なベテラン教師に頭が上がらない新任教師の図が出来上がっていてほほえましく見ていられない。先生が育たないわけだ。