☆　木瓜の花　☆

♪「ノクターン（夜想曲）」 第2番変ホ長調〔ショパン Op.9-2〕　昨夜のフィギュアスケート・グランプリ（ＧＰ）シリーズ第１戦、スケートアメリカ第２日目の話。この曲は真央選手の新プログラムらしかったですね。

　真央選手の前には男子フリーや女子ショートプログラムなどが放映されており、織田選手は見事に優勝（チャイコフスキー　交響曲第４番？）！安藤美姫選手も見事な滑りと躍動感で６６・７４の自己最高得点を出していました。今回は安藤選手かも、と思うくらいに素晴らしい演技でした（曲はリムスキー・コルサコフの「シェエラザード」～千夜一夜物語～）。それが・・・！

　すらりと伸びて身長も高くなったしなやかな真央選手にショパンの調べが・・・。力や技でねじ伏せるとか制覇するとかいったイメージではなく、真央ちゃんはバレリーナでした。単独のピアノ曲のみでは貧弱に感じてしまいそうな舞台で、それはそれは優雅に《夜想曲》にぴったりの滑りでした（と思います）。

◆ショパンのノクターンの中でも人気の高いこの第２番ですが、優雅さよりも切ないイメージが襲ってくるのは傷心者の所為でしょうか^^;　この曲は弾いていても切なくなってしまったものです（苦笑）　右手のメロディラインはともかく、左手のリズムの刻み方の微妙な強弱加減をよく注意されていたことを想い出してしまいました(^ ^;Δ フキフキ

◆現地・佐藤由香さんの解説はオリンピック以来久しぶりでしたが、相変わらず落ち着きがあって良かったですね。それに、スタジオ解説の荒川選手！こちらもまた品があって後輩への思いやりも感じられ、偉ぶらない、解りやすい解説ぶりでとても好印象でした。