私の中の、こんなトコロ
これは、前に一度書いて、消した話。まだ、私には余裕のないトコロで、例えばコメントをもらっても、答えられないかも。そう思って、消した話。でも、たまに思うんだ。切なくなるんだ。この切なさも、書いてみたくなるんだ。書いて、みるよ?私、ね。物事の終わりが、怖い。お化けよりも、ホントは、姑や小姑なんかよりも、断然、物事の終わりが、怖い。こないだは、もう、全然読んでないし、ラテ欄くらいしか読んでないし、読み込んだところで、4コマ漫画どまりだし、ゴミになるだけだし、情報は、テレビかネットで波に飲み込まれる勢いだし、1ヶ月 2,905円だって結構バカ になんないし、新聞をとるのはもう止めよう。そう思って、購読中止。って新聞屋さんに電話したのに、最後の新聞代を集金に来たオバチャンの、新聞代を集金し終えて帰っていくオバチャンの、その背中が、なんだか無性に切なく見えて、あやうく、やっぱ、来月もまたお願いします。今までと変わらず!って言ってしまいそうになった。危なかった。笑っていいともが大好き。いつもほぼ変化しない、全く最終回の予感すら漂わないあの番組が大好き。危ういようでそれでいて全く後退しない、タモさんの生え際が、大好き。もう、ずっと見てたい。以前に比べ、少しハリがなくなってきたタモさんの肌に本当は気付いていなくもないけど、そんなトコロは、見て見ぬフリ、というか、もう断じて見て見ぬ。物事の終わりが、大嫌い。物事が終わりに向かう衰える、という変化が、もっと、嫌い。とりたてれば、人の気持ち。この年になってみて、変わらない人の気持ち、っていうものを見たことがない。それは、自分のも。人のも。付き合い始めの頃、私の手を握るときでさえ、緊張で自分の手を震えさせていたダンナは、こないだ、私の自慢の乳(Eカップ)に、コロコロをかけた。直で。なんか、やってみたくなったらしい。(なんかゴミとか、それらしきモノが付いてたわけじゃないから。断じてっ。)情けなかった。周りの空気をピンク色に染めるほどにバックにハートの大群を背負うほどに幸せに、幸せに結婚した私の親友は、あれから、7年。ダンナのコトを『もう、帰ってくるだけで、イライラする』って言う。私自身、ダンナへの思いは、結婚前のテンションとは、当然のように違ってきているし、それは、ダンナに対してだけじゃなくって、デザイナーになりたくてデザイン事務所に片っ端から電話をかけまくった頃の情熱に満ちた思いもダンナ以外に付き合った男に対しても、最初の頃は確かにあったときめく感じも、たとえば、その対象を、カルイ趣味に置き換えてみたとしても始めたての頃の、楽しくって仕方ないっ。ってワクワク&ウキウキ♪感も、全部全部 いつか、なくなった。がんばって探せば、なくなってないモノも中にはあるかもしれないけど絶対に小さくなって、衰えては、いる。若いときは永遠の愛、ていう言葉とか、誰かの『ZUTTO』なんて曲をぽーっと淡くピンク色の想いで受け止めていたように思うけど、今、そんなモノになんの色も感じない。ずっと、永遠に変わらないナニカなんて、今までに見たことないんだもん。そんなモノに、ちっともリアルを感じられない。この頃では何かを始めて始めたてでワクワクしたり、ときめいたり、ウキウキしたり、キラキラしたり、その最中ですら、あー、このワクワクたちもいつかはどうせ、小さくなんだろうなー、って冷えた気持ちが自分の中で、5~10パくらいは消えずに いつもあって100パキラキラした思いで自分を満たすことはできなくなった。そうやって自分の気持ちの衰える行く末をあらかじめ、思い病んで私は、悲しくなる。そして、人の、自分に対する想いもきっと同じように衰えるのだ、って思うときそれはもう、とてつもなく悲しくて、怖い。『花ハイツカ、散リユクカラコソ、美シイ。』そんなセリフ、キレイゴトにしか思えない。そんなセリフを受け入れるだけの、度量はまだ持ち合わせていない。『何かの終わりは、別の何かの始まりに繋がっているんだよ。』別の何かの始まり?そんなもの。私は、今、夢中になっているナニカにずっと夢中になっていたいのだ。今、想っているあなたをずっと、ずっと想っていたいの。次のナニカも、次のダレカも、そんなもの要らない。私は、まだ見たことがない、終わらないもの。変わらない気持ち。それが、サンタさんみたく、まだ一度も見たことがない、ていうだけのことで、本当の本当は、この世界のどこかに存在していて、いつか、私の目の前にやっほー。とかノーテンキに言って現れてくれないかな。それか、人の気持ちがどうしても変わるって言うのなら、熱い紅茶の中に落とした角砂糖のように、もろく、崩れそうな私の気持ちが、鋼鉄でできたサイコロみたいに強くスプーンでかき混ぜたら形を変えることなく転がって、スプーンの硬さも、紅茶の熱さも、周りの何も関係なくカラカラと小気味いい音を立てるほどに。そんな気持ちに変わってくれる日がいつかは、訪れるのだろうか。いつからかその日をずっと、待っている。