夢十夜
ちょっと久しぶり(?)の日記更新です。このごろまたまた仕事が忙しくて、毎日くたくたで帰宅していたりしてゆっくりネットしてる心の余裕がなかったりして・・・。毎日毎日、ほんとに「あっと言う間に」過ぎていくんですよね。最近は寝る前に携帯ゲーム機でゲームをしたり、本を読んだりがすごく楽しみです。ゲームのほうはPSPでディシディアファイナルファンタジーというのを少しやってるんだけど、DSの読書ソフトでいろんな本を読んだりしてます。読んでるうちにそのままスースー眠っちゃうのがお決まりのコースなんだけど昨夜は久しぶりに夏目漱石の「夢十夜」(パソコンで無料で読める青空文庫にリンク貼ってあります)をDSで読みました。何年ぶりだったのかなぁ。。それでもやっぱり読んでるうちに鮮烈なイメージに襲われて、よく出来た映像を見てるみたいにゾクゾクしました。「夢十夜」は「こんな夢を見た。」で始まる、いわばオムニバス形式の短編集なんだけど、その1つ1つの夢の内容(短編)がなんというか、すごい迫力で迫ってくるんですよね。読んでるうちに不思議な空間にひきこまれるというか。。特に印象深いのが「第一夜」と「第三夜」。どちらもまったく違った内容なのに、「前世の記憶」(というものがあるとすればそれ)が疼くような感じがします。「第三夜」はとっても怖い・・・というか「恐ろしい」です。目が覚めたいまでも、ちょっとへんな感覚が残ってます。まだ「夢十夜」の世界に心をおいてきたような。。2~3日はこんな感じが続くのよね。「夢十夜」はそんな本です。