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カテゴリ:心理・セラピー
少し時間があったので、8月に録画した「世界一受けたい授業」を見ました。
今頃、ですが、なかなか録画した番組を見る時間がとれなくて。。 国語の時間に、武田鉄矢が「日本語のミステリー」の話をしていました。 (まるで金八先生の授業のようで、思わず引き込まれてしまいました(^^)) そのなかで「日本語には、体の部位を使った言葉(身体語)がとても多い」 という話がありました。 もちろん英語や他の国の言葉にも、身体語はあるのですが、 日本語は、その中でもずば抜けて数が多いのだそうです。 つまり、日本語は頭(論理)ではなく、身体で理解する言葉なんだそうな。 例えば 「胸をなでおろす」、「足を洗う」、「腕がいい」、「小手先の仕事」 「腑に落ちない」、「及び腰」などなど。 この「腰」という言葉も、日本語にとてもよく使われるそうです。 例えば「腰をすえる」、「逃げ腰」、「腰を折る」などなど。 鉄矢先生によると「日本人は『腰』が体の中心と思っていたようです。 なぜなら『腰』という漢字は、身体を表わす『月』偏に 『要』(かなめ)という文字で出来ています」ですって! 確かに柔道・剣道や、華道・茶道・能・狂言・歌舞伎など(そうそう、相撲も) 日本の伝統文化の中で、きちんと腰を決めるのは、 とても重要とされていますね、 とても納得! そういえば、先日のフォーカシング・ワークショップの講師の アン・ワイザー・コーネル女史によると、日本人もその他の国の人々も、 フォーカシングのやり方は同じ、との事でした。 でも、これだけ身体語を使いこなしている日本人なら、 体の感覚である「フェルトセンス」を感じる力も強いのではないでしょうか? もちろん、アン女史の優しくて的確な誘導もあるのですが、 初めての方々も、かなり上手にフェルトセンスを感じておられたようでした。 見かけは同じでも、もしかしたら日本人は、日本人独特のやり方で フォーカシングをやっているかもしれないな、と思ったら なんだか楽しくなりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年11月09日 23時40分25秒
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