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テーマ:中国&台湾(3303)
カテゴリ:杭州・蘇州旅行記
久々に杭州の旅の続きです。
あれっ、まだ終わってなかったの?なんて言われそうですね(笑)。 なかなか蘇州までたどり着きませんが、徐々にアップして行きたいと思いますので、よろしくお付き合いくださいね。 さて、西湖遊覧船で沖合いの島へ行った後に戻った場所は、西湖の北にある島「狐山」です。 ここは西湖の中の島で唯一の自然にできた島だそうですが、島といっても白堤という堤でつながっていますから、あまり島という感じはしません。 船はそこにある中山公園の前の船着場へ到着、大きな鳥居がお出迎えです。 このすぐ横には、杭州料理で有名なレストラン「楼外楼」があります。 そこから、まず向かったところは「西冷印社」。 ここは敷地内に庭園があり、楼閣もいくつかありますが、その中でもこの「漢三老石室」には、2000年近く前に彫られた碑文が残っている事で有名です。 高台になるので、西湖の眺めもとてもいいです。 西冷印社からは、来た方角の反対側へと降りてみました。 島の反対側に降りると、そこには狐山と北山路に囲まれた北里湖があり、広い芝生の公園が広がっています。 しだれ柳の続く湖の回りを歩くと、いたるところにベンチがあって、大勢の人がそこで休んだり、話をしたりしています。 そうしているうちに、時間も夕方になってきたので、白堤方面へ向かい、だんだんにホテルの方へ戻ることにしました。 しばらく湖沿いを歩いていくと、柳の並木が美しい白堤が遠くに見えてきました。 いかにも西湖らしい風景ですね。 途中にはこんな洒落た茶亭もありました。 時間があれば、景色を眺めながらゆっくりお茶でも飲んで、休みたいところですね。 この近くには、西湖十景のひとつである「平湖秋月」もあります。 湖の水面と同じ高さに張り出した楼閣から見る月が、とても美しいということです。 しばらく歩いて、ようやく白堤のところまでたどり着きました。 白堤にかかる橋の上から振り返って見ると、白堤とそれに続く狐山の両側に湖が広がっています。 天気がよければ、ここから見える夕日が綺麗なんでしょうね。 そのまま白堤を歩いて、これまた西湖十景のひとつ「断橋残雪」を過ぎ、西湖沿いの湖濱路を歩いて、解放路にあるホテルまで帰りました。 この間歩いた距離は、いったい何キロになるでしょう。 かなりの距離を歩いた気がします。 正直言って、もう足がくたくたでした(笑) それでもホテルで一休みした後は、食事ついでに夜の西湖を見てみようと、また繰り出しました。 湖濱路は先ほど一度歩いているので、もう様子がわかります。 大勢の人で賑やかでしたが、オープンテラスのレストランなども多く、なかなかよい雰囲気でした。 西湖の夜景は派手さこそないですが、湖沿いは綺麗にライトアップされていました。 時折サーチライトが夜空を照らし、雰囲気を盛り上げています。 湖の北の方角にある山のあたりが特に明るく、そこには「保椒塔」でしょうか、鮮やかに浮き上がって見えました。 夜8時ごろになると、湖濱路の中央付近では、ライトアップされた大きな噴水ショーが見られました。 遠くから眺めただけですが、かなりスケールの大きなものでした。 食事をどうしようかなと思ったとき、ちょうど地元料理のお店があったので、そこへ入ってみることにしました。 飾らない感じのお店で、観光客らしい人も何組かいます。 地元料理と言うことで、「叫化鶏=ジャオホアジー」、「東坡肉=トンボーロー」とご飯を頼み、冷たいビールで一杯やりました。 「叫化」は中国語で乞食のことですが、その昔乞食が鶏をもらったが、どのように食べたらよいか考えた末、泥と葉で包んで火であぶって食べたのが始まりと言われている料理のようです。 東坡肉はご存知の方も多いと思いますが、豚の背油つきの肉を醤油で煮込んだ料理で、その名前は蘇東坡から由来しています。 肉料理ばかりになってしまいましたが、地元料理を味わうことができてよかったです。 食事の後は、このお店の下のお茶屋さんで、せっかくだからと「西湖龍井茶」をお土産に買ってホテルへ帰りました。 今日は朝早くから移動して、そして本当によく歩き回ったので、ホテルに着くとバッタリでした。 さて、明日は杭州とお別れし、バスで蘇州へと向かいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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