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テーマ:中国&台湾(3305)
カテゴリ:桂林・陽朔旅行記
桂林・龍勝の旅の続きです。
璃江下りを楽しんだ後は、桂林市内に戻って市内観光をしました。 桂林は、市内にも見所がたくさんあるので、全部を見て回るのはとても無理です。 ですから、今回はいくつかの場所に絞って訪ねました。 まず最初に行った場所は、この「象鼻山」です。 象鼻山 posted by (C)Nao 象鼻山は、桂林市内を流れる桃花江と璃江の合流点にあり、象が長い鼻を水に入れたような形に見えます。 頂上には、明代に作られた普賢塔がそびえ立っていて、それがあたかも象の背中に突き刺さった剣のようにも見えることから、かつて桂林に現れた大象が、背中を剣で刺されて石に変わったとの言い伝えもあるようです。 続いて行ったのは、桂林市街から北西の郊外にある巨大な鍾乳洞「蘆笛岩」です。 芦笛岩1 posted by (C)Nao 桂林周辺には鍾乳洞が数多くありますが、その中でもここは最大のもので、奥行きが240mもあります。 鍾乳洞の中は綺麗にライトアップされていて、その中を散策すると、まるでどこかの神殿に迷い込んだような錯覚に陥ってしまいました。 芦笛岩2 posted by (C)Nao その後は、また市内に戻って「独秀峰」へと向かいます。 独秀峰は別名「紫金山」とも言われ、市内最高の切り立った秀峰です。 明の時代には、この麓に靖江王府(王族の居城)があったそうですが、今では広西師範大学のキャンパスになっています。 広いキャンパス歩いて、山へ向かうことにしました。 広西師範大学 posted by (C)Nao 独秀峰は、山とは言っても、ほぼ垂直に切り立った岩です。 その麓から頂上へは、切り立った崖に設けられた石段を、20分も登っていくとたどり着けるのですが、途中かなり急な所もあるので、登りきった時には、すっかり息が切れてしまいました(笑)。 それでも、頂上からの眺望は素晴らしく、桂林市街とそれをとりまく奇岩奇峰を一望に見渡す事が出来る最高のスポットで、それまでの疲れが吹き飛んでしまうくらいでした。 桂林の街並 posted by (C)Nao こちらの正面中央に見えるのが璃江、その向こうには今回私が泊まった「桂林帝苑酒店」。 そして向かって左に見える切り立った山は、同じく市内にある孤峰「伏波山」です。 「伏波」とは、後漢の光武帝の命で現在のベトナムに出兵し、その反乱を抑えた名将「馬援」の称号で、後世の人々が彼を慕い命名したのだそうです。 桂林の街並 posted by (C)Nao さて、洞窟内や山登りで歩きつかれたので、とりあえずホテルへ戻ることに。 今回の宿泊先は「桂林帝苑酒店」、桂林市内では有数のホテルで、日本人観光客も大勢泊まっていました。 桂林のホテル posted by (C)Nao ホテルのすぐ前には璃江が流れ、その向こうを見渡すと、対岸右手には先ほど見えた伏波山が、そして正面の彼方には、登ったばかりの独秀峰が見えました。 桂林の街と璃江 posted by (C)Nao その夜は食事をかねて桂林の繁華街へ出かけ、疲れたせいかその夜はぐっすり寝てしまいました。 そして翌朝には、中国随一の棚田で有名な「龍脊梯田」に出かける事にしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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