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カテゴリ:お出かけ
日本はいよいよゴールデンウィークに突入ですね。
昨年のこの時期、私は台湾へ一人旅に行っていたのですが、今では懐かしく思い出されます。(そういえばまだ旅行記書いてないですね・・・汗) 今年はこんなご時世ですので、あまり気楽に旅もできないのですが、ここへ来て豚インフルエンザの心配も出てきて、しばらくは海外旅行に行くのも微妙な感じですね。 ただそう言いながらも、仕事柄、海外出張に行くことも多いので、そのときは気をつけて行ってきたいと思います。 さて、そんな連休のある日、我が家では南信州の飯田へ野球観戦に行ってきました。 実はこの春高校進学した娘が、何を思ったのか突然野球部のマネージャーに志願しまして、、、 そしてマネージャーも同じ野球部員と言うわけで、私達その親にも当然のように応援などの誘いがやってきます。 そんなわけで、ちょっと遠いのですが、一家引き連れて飯田まで観戦に行ってきました。 その日は幸いお天気にも恵まれて、球場では暖かな春風の吹く中、高校球児たちの爽やかな熱戦が繰り広げられていました。 試合の結果は1点差の勝利、でも内容が悪いと、選手達は後で監督のお叱りがあったとか、、 何事もそうですが、勝負の世界は厳しいですね! 試合観戦の後、せっかく飯田へ来たのだからと、近くにある「元善光寺」にお詣りしていくことにしました。 ご開帳と言うと、長野の善光寺が有名ですが、ここ飯田の元善光寺でも、同じ期間ご開帳が行われています。 何でも、「善光寺」と名のつくお寺は全国に6箇所(長野・飯田・甲斐・祖父江・関・岐阜)あって、そのすべてのお寺でご開帳が行われているんだそうです。 その中でも特にここ元善光寺は、その名の通り長野の善光寺のご本尊がもともと祀られていたお寺であることから、長野と飯田の両善光寺をお詣りしなければ、片詣りとも言われています。 元善光寺4 posted by (C)Nao 善光寺の歴史を紐解くと、今から1400年前に遡ります。 推古天皇の時、この地の住人であった本田善光卿が、難波の堀から一光三尊のご本尊をお迎えしたのが起元で、その後ご本尊は現在の長野市に遷座され、できたお寺が善光卿の名前を取って、「善光寺」と命名されました。 その際飯田の本山には、勅命によって木彫りの同じご尊像が残され、「元善光寺」と呼ばれるようになったんだそうです。 さてお話しはそれくらいにして、その元善光寺に入ってみましょう。 長い石段をのぼり、境内に入るとそこには有名な「回向柱(えこう柱)」がありました。 これはご開帳の期間だけのものですが、この回向柱に触れると、如来さまと結縁されると言うもので、参拝客はみんなこの柱に触れていました。 元善光寺1 posted by (C)Nao 本堂に入りご祈願したあと、廊下を通って「宝物館」と「平和殿」へ。 平和殿には、西国33番の札所の観音様をお祀りしていて、ご開帳の期間はここで33ヶ所のすべての札所の砂を敷いた「お砂踏み」ができるんですね。 元善光寺2 posted by (C)Nao そして締めくくりは、「お戒壇めぐり」。 本堂の床下に設けられられた真っ暗な通路を歩いて行き、途中にある「極楽への錠前」に触れられれば極楽浄土へ行けると言うもの。 中は一寸先も見えない真っ暗闇ですので、手すりにつかまりながら、すこしづつ歩いて手探りで探すのですが、なかなか楽しい体験でした。 元善光寺3 posted by (C)Nao この時期には、長野と飯田の両善光寺を回るバスツアーなども多いようで、大勢の団体客が来ているようでした。 7年に一度のご開帳ですから、できれば5月末までの期間中に、長野の善光寺さん詣りもできたらなあと思っています。 さて、皆様はGWのご予定はいかがですか? 花水木 posted by (C)Nao P.S.写真は、境内に咲いていた「花水木」。 この時期にはいたるところで見かけますが、この花を見ると5月を感じますね。 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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