カテゴリ:藝術
あけましてオメデトウございます。
今年もよい1年になりますよう、お祈り申し上げます。 naokuma 今年は綺麗なものをたくさん見て、 聞いたことのないジャンルの音楽を聴いて、 読んだことのない本を読んで、 五感を刺激し続けたいと思っています。 学生の頃、父から渡された本があります。 谷川徹三著 「藝術における東洋と西洋」という本で、 実は中身自体は半分くらいしか読んでいないのだけど 何がいいって「あとがき」にあるこの言葉。 あとがきは息子である谷川俊太郎が書いています。 「好きなもの 美しいもの うまいものを 情熱的に賛美した父は、 嫌いなもの 醜いもの まずいものを 情熱的に拒絶した。 みずからの感性による判断を 父は信じていて、 それはときに、倫理にまで高められた。」 くうう、ふるえましたね。 この言葉を読むたびに、 美大に入った最初の講義で、担任だった故長谷川先生が 「君達ね、美術館にいったらとにかく好きなものを5つみつけるんだ」 と話してくれたことを思い出します。 おおお、いつか私も情熱的に賛美して、情熱的に拒絶したい! なので、今年も未開拓分野に乗りだし、 「スキ、キライ、スキ、キライ」 を訓練し、いずれはがんこばあさんに・・・ではなく、 熱いばあさんになるのです。(今バックに流れるのは「情熱大陸♪」) 元旦は熱い私です。 えへへ。 本年もどうぞ、よろしく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[藝術] カテゴリの最新記事
|
|