ふがいない平日ナイター
昨日、久々に平日ナイターに行きました。ナビスコの準々決勝。まずはホームで幸先よく得点を挙げて、有利にアウェイに乗り込もう、というはずですよね、多分…でも、久々に色々疑問を感じた試合となりました。立ち上がり、結構キープできる時間がありました。問題1はその時間帯に効率よく得点できないこと。惜しいプレーはいくつかあるものの、左に攻撃が偏り、さばきなおしが遅かったり稚拙だったり…それは、右SBの椋原君の裏が怖かったんでしょうかね…ナオが張っていても右は使わないので、相手は守りやすかったんじゃないでしょうか。そんな流れで失点。そこからナオの得点が入る前半終了までは、本当に眠くなってしまう展開でしたね。最終ラインは高校生みたいなレベルのミスを繰り返しているし、真ん中のラインにボールが収まらないし…ナオの得点でプラマイ0、みたいな意識になったと思うけれど、ホッとしてしまう勘違いな状態で後半に入ると危ないな、と思ってました。後半は、頭から藤山君が入りましたが、モニはアクシデントだったのかな…私は、先発から藤山君を使うべきだったでしょう?と感じてました。過密日程だから休ませたいのもわかるけど、ここ、休んでる試合じゃないでしょう…取りに行くべきだったでしょう…後半頭から藤山君投入、はまず一つコマが無駄だったと思います。結果的には藤山君のフィードや、一歩先を読んでカットするプレーで、ボールがキープできるようになりましたし、梶山君や栗澤君が前からのチェイスを意識的にするようになったことで、こちらのペースでボールは回り始めました。ナオの交代は、多分ナオのアクシデントによるものだと思いますが、入ってきたエメルソンはすごく動きがよくて、なぜこの人を先発にしなかったんだろう、という感じでしたよね。ここまで地味に感じてしまうFW二人ですが、二人にボールは入らなかったものの、守備はしているし、献身的に動いていたと思うシンゴと平山君。特に、エメルソンが入ってからの平山君は、ここ5分で得点しそう、という匂いがするプレーをしていました。でも、その矢先に交代…なぜ?この交代ははなはだ疑問でした。平山君のプレーにはすごく気迫があったし、突っかけたり落としたり、色々工夫してこじ開けようとしていたのに…その動きに相手のDFは翻弄され始めてたのに…結果的にここで平山君をカボレと代えた事が、すべて裏目にでてしまったな、という感じになってしまいました。カボレは動きに精彩がなかったし、裏へ飛び出そうとする動きもしないし、ラインとの駆け引きもいまひとつ…なぜ、あの時間にカボレだったのか、結局わからない采配になってしまいました。監督は、たたみかけるようにフレッシュな選手を入れて、猛攻撃をかけたかったんでしょうけれど、次々新しい選手をいれたことで、自分たちの動きに迷いが出てしまった感じになりました。ふがいなさに腹が立ち、横パスの応酬の後半40分すぎに腹が立ち…複雑な思いでスタジアムをあとにしました。帰り、電車の中で、すごく年配の(60代)女性4人が観戦帰りで話してました。EUROのトルコやロシアのような気持ち、感じなかったわねーーー、って…あれ見て、同じサッカーやるものとして、気持ちの大事さ学んでないのかしら、って…わかるわかる、同感、と思う発言してました…平日の夜、スーツ姿で駆けつけてたサポーターを多く見かけました。間に合うか、と席へと急いでいる姿を見ました。そのサポーターに対してあの試合ですか…だめでしょう…監督は、その場の流れや選手の動きをよく見た采配をしてほしいな、と感じます。裏目裏目と出るときは、練習のときから視点がずれていることが多い、とも聞きますし…固定観念ではなく、全体を見渡して適材適所、お願いします。あと5分、10分、平山君が見たかった…かえすがえすもそれが残念でなりません…