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 Kとワタシのwaltzな毎日

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2009.07.23
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カテゴリ:
46年振りの皆既日食。

きっと東京にいたら見られなかったはずの天体イベントを
やっと雨があがった福津の空に見ることが出来た。

家で中継を見るという父を置いて母とふたり、
実家から歩いて5分ほどの高台へ。
そこは数年前、初詣の帰りにたまたま初日の出が拝めたスポット。

徐々に暗くなる周囲の様子もみたくって、
サングラスとデジカメを持ってでかけた。

太陽を薄い雲が時折覆う。
それでも濃いサングラス越しにちらちらと見上げれば
右上が徐々に欠け始めて、
周囲がいくぶん薄暗くなった。

11時を過ぎたころには三日月状に。
遠過ぎて携帯では撮れなかったけれど
デジカメで寄りに寄ってなんとかどうにか。
日食.jpg




暗くなったら運転はしないという父が
福岡は日が長いから大丈夫と
やっぱり空港まで送ってくれる。

搭乗前に実家へ帰着したとメールが来て一安心。
ワタシが操縦桿を握るわけじゃないのに
気をつけてと。

心配の応酬だ。

午後7時半を回って、日没と同時に離陸。
羽田上空の混雑で、定刻を20分ほども遅れての到着だった。

それでもコクピット付近のカメラが映し出す夜の着陸は
何度見ても美しくてうっとり見入ってしまう。

雲間を縫って高度を下げ続け、
開けた視界の先には羽田沖の先に延びる眩い光の滑走路。
機体を導くように走る光の点滅は実にドラマチックだ。

無事の安堵と、寂寥感。
日常への倦怠の記憶が沸々とわき起こる。
いろいろな思いがない交ぜになった感覚に包まれながら
家路に着いた。


ただいまっ。







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Last updated  2009.07.23 12:09:26
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