|
テーマ:ξバイク好きの交流所ξ(733)
カテゴリ:バイク
ワタシが二輪の中型免許を取るために教習所探しをしていたころ、
会社と自宅、どちらに近いほうが通いやすいんだろうと思案しながら、 一瞬候補に挙げた三田の教習所。 コースが二段式になっている不思議な構造は、 たまに山手線から見るだけでも印象的で。 ただ、さすがは都心の教習所だけのことはあって、 船橋の教習所とは費用にかなりの開きがあって、 平日に通いやすい分、土日は厄介だと判断して 結局地元船橋の中央自動車学校にしたのだった。 そんな三田の教習所が廃校したのを知ったのは つい先日のこと。 ただでさえ相対的に減っている若者が、 車やバイクに関心を持たない傾向のためか、 廃業はこの10年で全国80校にも登っているのだとか。 今日から中型免許を取りにいっているはずの 雑魚&ネヂ餃子食堂のユーコちゃんによれば、 お約束の入校前のバイク引き起こしテストはなくて、 本人曰く、「軍手みたい」なピンクのブローブと メットのインナーキャップを早くももらったそうな。 わずか4年前の2005年時点で、 バイクの引き起こしができないヒトは 教習所に入れてもらえないのが常識だった。 実際、親友ののり平は、入学金を握りしめて 意気揚々と教習所の門をくぐったにもかかわらず、 びくとも起こせないバイクを前に 「起こせないとちょっと無理ですねぇ」とあしらわれる 経緯があった。 幸い、その後の2ヶ月に渡る筋トレが功を奏して、 思いを遂げることはできたのだけれど。 そんな話を事前に聞いていたいワタシは、 結果的にすんなり起こせはしたものの、 それはそれは緊張を要した入校だった記憶がある。 存続を賭けた生き残り作戦で、 かつてのような横暴な教官は影を潜め、 ホスピタリティーたっぷりの和気藹々なムード漂う 施設に変貌している教習所。 「なにもできないから習いにいってるんだからさ。 コツもなにもわからないのに、いきなり起こせるわけないじゃん!?」 と、門前払いに憤慨していたのり平が、 現状を知ったらなんというだろう。 とにもかくにも、 若々しいレディースライダーのタマゴを 心から応援したい気分。 大いに悩んで転んで青あざ作ってがんばってね、ユーコちゃん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[バイク] カテゴリの最新記事
|
|