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カテゴリ:旅行
26日(土)
「対決 巨匠たちの日本美術」を観に国立博物館へ行って来ました。 この日は夫も東京在住の妹も一緒でした。 この日も東京は暑く、日傘は必須だったのに・・・。実は前日に日傘が壊れてしまい開きっぱなしで閉じなくなるという事態になっていました。お店に入るのにも迷惑なその傘を差すわけにもいかず、仙台を出る時に雨だったので仕方なく持っていた折りたたみ傘(かろうじて晴雨兼用に見えなくもない)を使う羽目に陥りました。無いよりはましでしたけど。 あ、そういえば国立博物館敷地内用の貸出日傘があったのはすごいなー、と感心しました。 9時半の開場とほぼ同時に入場しましたが、結構な混雑でした。お着物の方もちらほら。 巨匠だけあって、作品の見ごたえは充分。裏事情と言っては下世話ですけど、綺麗ごとじゃない巨匠同士の勢力争いとか時代背景なども解説してあって、それを読むとより楽しめます。 私も別に美術に詳しいわけじゃないので、好き・嫌い・綺麗・いまいち、と評価はほんとにもう思うがままに楽しんできました。 個人的には円山応挙を楽しみにしていったので、猛虎図屏風は見ごたえがありました。当時、本物の虎を見ていない応挙が描いた虎はちょっと愛敬と迫力あり。何よりすごかったのはその毛並の質感でした。夫いわく 「ふーって吹いたらなびきそう。でも剛毛」 な、毛がものすごく精密にでも大胆に表現されていてちょっと鳥肌ものです。 本物の虎は見ていなかったんでしょうけど、毛皮は見たことあったのかも、と思いました。 仙台市博物館の千總展に来ていた保津川(?)の屏風も展示されていました。 個人的に、ほかに見ごたえがあったのは写楽と歌麿でした。実物は意外に小さくて、そんな中にもうほんとに職人芸としか言いようのない彫りと刷りで…。 たっぷり2時間以上堪能しました。 それから、私の大好きなミュージアムショップでお買い物。 今回は巾着↓(一緒に写っているのはメガネケースです) と、今回の企画展の巨匠のイラストを描いている山口晃の巨匠ガシャポン(200円)で 一発でお目当ての応挙の缶バッジをゲット♪ このイラストがなかなかに面白くて、富岡鉄斎の荷物にペットボトルがあったりします。 ダジャレを考えたら言わずにはいられない性質の人だそうで。 午後は谷根千へ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月29日 13時23分42秒
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