[旅行]の記事一覧 | わたしのブログ by なおゆこ

谷根千うろうろ　その３

和紙のお店「いせ辰」有名な「波にうさぎ」柄の和紙がお高くて目ん玉飛び出ました。私には買えないわ。。。でもお手頃ながらも可愛い和紙も探せばあります。自分用に、お土産用に、と厳選。妹に呆れられるぐらい長居しました。どんどん後からのお客さんに追い越されて行くんです。それもまたいつものことですが。お店で涼んだので余計暑く感じる中、道に迷いつつギャラリー猫町へ。ツタの絡んだ石壁を急な階段の先にあります。玄関先に置いてある作品たちがかわいかったです。１階の展示室（？）は見られる期間だったはずなのですが、入ろうとしたら目の前で関係者らしき人にドアを閉められて気が削がれてしまいいまいち消化不良。その場ではっきり確かめなかった自分も良くないんですがね。ちょっともやっと。お次は夢市へ。ちょうど町でスタンプラリーがあったらしくて、次から次へと着物のお客さんが訪れていました。現代ものの着物も割と多くて、大きめサイズをお探しの方にはいいと思います。残念ながら小さめサイズをお探しの私は見るだけでした＾＾；その後は有名な谷中銀座でメンチカツ＆夫は生ビールメンチカツを売ってる隣が酒屋さんで店頭で生ビールを売っているんです。旨い商売ですなぁ。またこのビールがエビスなんだ！合いますよね～。谷根千と言えばにゃんこ。触らせてはもらえませんでしたが、写真なら撮ってもよろしくってよ、状態のにゃんこさんでした。夕焼けだんだんからの眺め。妹曰く、おせんちゃんのロケはここだった、そうですが奥のマンションは画像処理で消されていたらしいです。そこまでは気付きませんでしたわ。夕飯は夕焼けだんだんを上って少しのところにあるお蕎麦屋さん「川むら」にて。少し早めに入ったので並ばずにすみました。お蕎麦ももちろん美味しいですが、忘れちゃいかんのが鴨のたたきほぼ生です。でもうんまいのです。お近くにお寄りの際は是非。記憶が薄れてきて駆け足日記でした。

谷根千うろうろその２

だんだん記憶もうつろになりつつありますが。予定では有名な根津の鯛焼き経由のはずだったのですが、あまりの暑さに断念。もう少し気候のいい時季に機会があったら行ってみたいです。代わりと言ってはなんですが、芋甚にてあずきアイス最中を立ち食いしました。結構小ぶりですが最中の皮がすっごくぱりっとしていて、「アイス最中ってこんなに美味しいんだと思いました。あずきアイスもさっぱりしてて美味しいです。同行の妹が食べたバニラはこれまた懐かしい味で、昔母が作ってくれたアイスの味がしました！あのアイスをずっと食べたかったので、出会えて感激でした(*^。^*)今回の旅行で１，２を争う美味しさでした。味に満足したところで次はいせ辰へ。

谷根千うろうろ

午後からは谷根千をうろうろ。もっと坂があるかと思っていたのですが、私の歩いたルートはそうでもありませんでした。あまりの暑さに、手近にあったファミレスでお昼。せっかくの下町情緒が・・・なんて言ってる場合じゃなくマジで暑かった…。そして意外に美味しかったよ、で○ーずのカッペリーニ。近所にも出来ないかな。言問通りを下る途中で入ってみた手拭い屋さん（着物屋さんかも）では気音間の手ぬぐいで作ったバッグなんかあったりして面白かったです。１軒目の目的地はPonia‐ponこぢんまりとしてましたが、着物がジャンル別に並んでいて見やすかったです。今思えば小千谷はここが一番豊富だったなー。白と朱のダイヤ柄の小千谷と、くすんだかめ覗き色(多分）の地色に笹が白抜きされていた小千谷にちょっとひかれたものの同行者の賛同が得られず。店員さんは若い女性でしたが、変な高テンションもなく私は割と好感持ちました。次は根津神社前のきなこ外で履物を脱いであがるタイプのお店でした。品揃えは少なめでしたが、１０００円均一のコーナーがあって、妹が茶色地にピンクと白の水玉の銘仙をゲット。あれはかわいい。でも私は自粛。だって、だって着てない着物がまだ手元にあるから～。材料なら買ってもいいけど着られる着物は着る人優先で。根津神社は抜け道にでもなっているのか、いろんな世代の方が吸い込まれて行きました。奥まで行く気力がなく、手前で失礼しました。次はなつかしい美味しいもので。

国立博物館

２６日（土）「対決　巨匠たちの日本美術」を観に国立博物館へ行って来ました。この日は夫も東京在住の妹も一緒でした。この日も東京は暑く、日傘は必須だったのに・・・。実は前日に日傘が壊れてしまい開きっぱなしで閉じなくなるという事態になっていました。お店に入るのにも迷惑なその傘を差すわけにもいかず、仙台を出る時に雨だったので仕方なく持っていた折りたたみ傘（かろうじて晴雨兼用に見えなくもない）を使う羽目に陥りました。無いよりはましでしたけど。あ、そういえば国立博物館敷地内用の貸出日傘があったのはすごいなー、と感心しました。９時半の開場とほぼ同時に入場しましたが、結構な混雑でした。お着物の方もちらほら。巨匠だけあって、作品の見ごたえは充分。裏事情と言っては下世話ですけど、綺麗ごとじゃない巨匠同士の勢力争いとか時代背景なども解説してあって、それを読むとより楽しめます。私も別に美術に詳しいわけじゃないので、好き・嫌い・綺麗・いまいち、と評価はほんとにもう思うがままに楽しんできました。個人的には円山応挙を楽しみにしていったので、猛虎図屏風は見ごたえがありました。当時、本物の虎を見ていない応挙が描いた虎はちょっと愛敬と迫力あり。何よりすごかったのはその毛並の質感でした。夫いわく「ふーって吹いたらなびきそう。でも剛毛」な、毛がものすごく精密にでも大胆に表現されていてちょっと鳥肌ものです。本物の虎は見ていなかったんでしょうけど、毛皮は見たことあったのかも、と思いました。仙台市博物館の千總展に来ていた保津川（？）の屏風も展示されていました。個人的に、ほかに見ごたえがあったのは写楽と歌麿でした。実物は意外に小さくて、そんな中にもうほんとに職人芸としか言いようのない彫りと刷りで…。たっぷり２時間以上堪能しました。それから、私の大好きなミュージアムショップでお買い物。今回は巾着↓（一緒に写っているのはメガネケースです）と、今回の企画展の巨匠のイラストを描いている山口晃の巨匠ガシャポン（２００円）で一発でお目当ての応挙の缶バッジをゲット♪このイラストがなかなかに面白くて、富岡鉄斎の荷物にペットボトルがあったりします。ダジャレを考えたら言わずにはいられない性質の人だそうで。午後は谷根千へ。

骨董ジャンボリー１日目

裏テーマは錫婚式の旅。その割に、夫をおいて先に出発してますがその罰かちょっと体調不良(+_+)でも日程は動かせないのでドーピングで乗り切る！と、いうわけで骨董ジャンボリーに行って来ました。↑会場のビッグサイトチケット代わりに、赤青２色のボールペンがもらえます。首から下げて結構便利♪いやー、会場は広かったです。東１ホールだけなのでなめてかかってました半分強は和骨董ブースで、着物オンリーになるとそんなに数はないのですが、和骨董の家具と一緒に着物を扱ってたりするのでくまなく見ないと！と思うと大変なことに。私は初日のアーリーバイヤーデーに行ったのですが、お着物を着てらっしゃる方の多いこと。そしてやっぱりそういう方は素敵なアンティーク着物をお召しで眼福ですあ、豆千代さん（多分）もお見かけしました。最初は他の方の着姿を見る余裕もあったのですがその頃は買い物に必死で、何を着てらっしゃったかもうろ覚え…。で、戦利品ですまず羽織紐２００円。絞りの正絹兵児帯１０００円。驚きのお値段でした(*^。^*)端にかすれたような色落ちのような箇所がありましたが、気にしなーい。ハギレ詰め放題、詰めに詰めたり１０００円。大きいものは帯揚げに使えるぐらいのものまで、初日ならではのお得品かもしれません。今回の旅では小千谷のアンティークとシロクマモチーフのものを探していたのですが、残念ながら達成ならず小千谷はあったんですけどどうもピンとくるものが無かったんですね。まぁ、無理して買うこともないか、と。自分も成長したもんです。と自画自賛しつつ。でも、あちこちで「シロクマは…。」と尋ね夢散る私。ちょっぴりさみしい。私の勘では、ブームが来ますからねシロクマ！続きの旅は国立博物館で。

山形までの小旅行

先日、東京から妹が遊びに来たので山形に一緒に行って来ました。夫同伴。円阿弥２さんに行く手前の、初めて気付いた喫茶店の入口がいい感じだったので写真を妹に撮ってもらいました。この日も小千谷縮に麻の半幅帯で、ぽちこさんのトンボ玉。帯締めは抹茶色の３分紐にしました。仙台は連日猛暑が続いていたので、山形の方が涼しいくらいでしたよ。それでも帯を解いて、小千谷をマント状にして猛ダッシュして風を浴びたいぐらいでした。しませんでしたが。妹と二人でいたら（写真がありませんが妹は浴衣でした）、「親子ですか？」と聞かれました････。ショックマキシマム。

５月４日　浅草経由銀座（浅草編）

まずは浅草の男着物専門店ちどり屋さんへＧＯ！夫はこの夏用に小千谷縮の着物を誂えたのでそれ用の襦袢と帯が欲しかったようです。余談ですが、この日も快晴で暑かった！休日とあって浅草は大混雑で、前日ののんびり加減は微塵もありませんでした。で、ちどり屋さんですが、聞きしに勝る品揃えでした。旦那さんが相手をしてくださって、夫を見ただけで身丈や裄をぴたっと言い当てて丁度いいサイズの麻襦袢を出してくださいました。伺って面白いな～、と思ったのは現代人の男性サイズの着物を独自のサイズ展開で仕立てて、プレタとして販売していることです。うちの夫のように古着ではサイズが合わない人には、ポリではない正絹や麻がほぼ自分サイズですぐ着られる状態である、というのはかなり魅力的なようです。お値段はそれなりですが、反物と仕立代と待つ時間を考えればかなりお得と見ました。夏帯は壁に２０本ほど掛けてあり、素材や織り方についてなど何故か私がいろいろ質問してしまいました。男物だけであんなに種類があるのって初めてだったもので、興味津津でして。夫は羅の帯が気に入った様子。会話を交わしているうちに、ご主人が「色違いもあったかもな～」と、奥から出して来てくださった中に、夫と私のツボにジャストミートな色が！！もう～、最初から出してくださいよ～（笑）即決定。扉の中に大切に保管されている大島などもちらっと見せていただき、後は本当に雑談。仙台の牛タンの話とか泉の住宅街の話とか。かくして、夫は無事に麻の襦袢と夏帯を手に入れました。あ、紙袋がちょっと格好良かったです。後でちょっと苦労するんですけどね。目についた店を物色しつつ、おととい妹とたんす屋さんで見つけておいたグレーの袷を夫におすすめしたら、試着して買っちゃいました。物欲夫婦健在。夫はサイズが合うものに巡りあった時が買い時。「帯源」さんのショーウィンドウの角帯にも心ひかれていたようですけど、我慢我慢。てぬぐいも買いました。「染の安坊」さん。浅草に行くと必ず寄ります。今回私が購入したのは夫が購入したのは茶そば柄。合間に舟和本店の芋ようかんをつまみ･･･。やっぱり美味しいです。味が濃いです。「桐生堂」では、丸ぐけの帯締めと古い麻雀パイを使った根付とハギレで作った指輪を買いました。（我ながら買ってばっかり･･･。でも安いのばっかり。）この指輪が優れもので、リング部分が針金を布でくるんであるのでサイズ調節は自由自在。帯留にも使える！と妹と厳選しました。指輪は洋服のときも愛用していますトイレに行く前に外さないと手を洗う時にうっかり濡らしちゃうのが難点です。忘れなきゃいいだけなんですけどね。やっと銀座へ移動。昼食もまだですでに４時。銀座編へ続けます。

５月３日　吉祥寺・西荻窪

１Ｋ+Ｎの妹の部屋で３人が着付けするという人口密度の高い朝の始まりです（妹よ、いつも泊めてくれてありがとう！！）。この日はまず吉祥寺のお店巡りをしました。もう記憶が定かでないので順やや不同です。ユザワヤで夫が夏半衿を購入。本当はクリップタイプの帯留金具が欲しかったので聞いてみたのですが、扱っていませんでした。因みに「店員さんがつかまらないことで有名」なんだそうです。ポリや浴衣の反物も扱っています。切り売りもしているので替え袖を作るにはいいですね。次は丸井に入っている「くるり」へ。ＨＰも欠かさずチェックしてます。ここはたまーに、１０００円均一のセールがあるので一度是非行ってみたいです。以前妹に買ってもらったヤギ着物もここのです。プレタ、現代物とリサイクルも扱っています。ちょっとびっくりしたのが、店員さんの鼻＆唇ピアス。ちょっと痛そう。いや余計なお世話ですが。私も夏着物が欲しくなっちゃって探していたのですが、ピンとくるものが無かったです。兵児帯は素敵だったな。大人でもＯＫな色味でした。新しくできた「豆ぶどう」。西荻窪の「グレープ」の系列です。ここでは東京買い出し旅行の目的の一つでもあった夏羽織を発見！正絹絽の紅色で背中にバラの透かし（？）が入っています。しかも２０００円！安い！これは買い、と即決。白っぽい帯をするとバラが浮き上がってかっこいいです。ラッキーもう１軒行ったのですが名前忘れてしまいました「おもしろや」とかなんとかだった気が？？そしてランチは妹オススメの「カフェリゴレット」で。ランチコースもあったのですが、入りそうになかったので単品にしました。私は手長エビのトマトクリームソースパスタで、麺は「日本でここだけ」という断面が正方形のパスタ。これがまたすごかった。食感が超もっちりで、歯にねっぱるパスタって初めてでした（笑）味が美味しいのと雰囲気がいいのと店員さんが感じいいので大満足。家族連れも多かったです。妹の話だと、夜中に一人で読書にふける老婦人がいたりするんだそうな。かっこいいなぁ。そんなおばあちゃんになりたいです。そして「くるり」系列のニューショップ「ｋｅｓａ」にも行ってみました。あれ？さっきくるりにいたピアスお姉さんが。周遊？違うな巡回？してるらしいです。オープンし立てだけあってとっても綺麗でレイアウトもすっきり。お洒落な雰囲気でした。夏物リサイクルが揃っていたので私サイズのを出してもらって片っ端から試着しました。価格帯は１～２万円ぐらいでした。夏大島もありました。大島紬って独特の手触りがありますよね。夏大島も同じようなさわり心地なのかな～、と思ったらなんと言うかシャリっとした感触で、「？」無知なので直接店員さんに「正絹ですか？」とお聞きしました。鼻ピーのお姉さんも触って悩んで、「混ざってるかもしれませんね」とのことでした。（その後仙台に帰ってきていろいろ探検した結論的に、夏大島の手触りはあれで正解、となりましたがあのときは勉強不足でした）うずまき柄の小千谷縮を羽織ったら、夫と妹に「バカボン」と言われました。ま、それはそれで面白かったかも。麻足袋も欲しいものリストに入っていたので、商店街の「三松」にも行ってみました。ここが本店なんだそうです。確かにちょっと広かった。結局無かったんですけどね。この系列のお店ではないんですが、仙台のとあるお店のマネージャーさんに「麻足袋置いてますか？」と聞いたら「？そんなものあるんですか？」とのたまったのにはオドロキました。おいさて。西荻窪へ移動。時間も結構押し気味。まずは前出「グレープ」の赤鳥居店へ行こうと歩いていたら、突然脇から顔を出してきた人が！あ～！！なんと高校の同級生でした！年に１回は新年会で会うので気付いて、追いかけてきてくれたのでした。びっくりした～。嬉しい偶然もあるものですね。このお店は妹の行きつけで、オリジナルの袂クリップは私も愛用しています。襦袢と着物の振りがちょっとだけ合わないときとか超便利なんですよ。お店の前で。あとは妹に導かれるまま、「豆千代モダン」可愛いけど私にはちと大きいのが悲しいです。南口の「くれまちす」には麻足袋があったのですが、私のサイズがなくて断念。色味がすごく淡くて良かったのに～。桜色と薄鼠と鳥の子ともう１色あったような･･･。♪履～いてみたいな、麻のた～び～♪この日はにゃんこ帯をしていたのですが店員さんに褒められました～ｖそして夫は段々いじけてくるの。「なおゆこばっかり褒められる･･･」お前はこどもか！最後は「グレープ」本店へ。ここでは帯を２本買いました。「難あり（ところどころやけていました）」の緑色の塩瀬と蝶々柄の絽の作り帯。緑の帯って持ってないしな～、と思って買いましたが、買っておいて正解でした。翌日の銀座に堂々と締めていけましたから。ここのお店はお値段も良心的です。男物も割と量があります。夕飯は阿佐ヶ谷の「希須林小澤」に行ったのですが、予約でいっぱいで入れませんでした～。電話してから行けばよかったのですが、そんな時に限って番号控えていない･･･。えぇよくあることです。で、仕方なく駅前の居酒屋「東方見聞録」へ入りました。どうせなら仙台にないお店にしようと思いまして。ここが意外と当たりで、何よりもテーブルのタッチパネルで注文ができるのが便利都会ではよくあるのでしょうかね？そういうの大好きな夫はその時点でウキウキ。まぁ、良かったよ。君が楽しいのなら。しばらく、飲み食いした後、ふと思い出しました。「あれ？今日って５月３日？結婚記念日じゃん！」と改めて「どもども」とよろしくお願いしあう夫婦でした。いやー、すっかり忘れてました。はっはっは。

５月２日　浅草

妹と浅草巡り。例の「長谷川商店」は平日しか営業していないのでチャンスは今日だけです。二人ともまだ着付けに時間がかかるので浅草に着いたのは１１時ごろだったと思います。信号待ちで前に立った御婦人は袷の大島紬でした。案の定、彼女も「長谷川商店」へ吸い込まれていきました。私たち二人に店員さんが一人ついてくれてあれこれ説明してくれました。ここもまた問屋さんだけあって鼻緒の品揃えが凄い。そして安い！無難な船形を、と思っていたのに桜の舟形を買っちゃいました。そしていつの間にやら妹の手にも同じ台が。あんたも買うんかい！私は鼻緒はシンプルに薄いグレーに赤いつぼにしました。これで約８０００円です。（因みに原宿の某店でそっくりのものを見ましたが２１０００円でした。）妹は浅葱に淡い色の桜の刺繍が施されたものだったかな？写真撮り忘れました。この日は正体不明の青の織りの着物（袷で八掛は緑みの青）に黄色い猫さんのにゃんこ帯。この帯がもう、ホントにどこに行っても好評でにんまりです。昼は妹おすすめの「鯨専門店勇新」で妹は鯨の竜田あげ丼を私は鯨のづけ丼を楽しみました。鯨ってクセがないのね～。あとは３軒の「たんす屋」さんと「福服」さんを巡りました。残念ながら購入に至るまでのものはなかったのですが。福服さんの店員さんがちょっと印象的なメイクの方で、踊りをなさる方なのかな～と思いました。そして何故か原因不明の水漏れもしてました。直ったのかな･･･。気になるお店をその都度チェックしながら、あっという間に時間が過ぎます～。舟和の芋ようかんを食べたかったのですが、バラ売りストップがかかっちゃっててあきらめて満願堂のソフトクリームを食べました。妹と二人で半分こしましたが結構一人でもぺろっといけるかも･･･。合同履物をちらーっと覗いて、松屋に寄ってみたら１階で原宿の「壱の蔵」が出店していました。松屋の４階（？定かでないです）に開店したためのイベントだったらしいのですが、その割には上階への案内も無く、中途半端な感じでした。さすがにものもお値段もよろしかったです。目の保養、目の保養。この日は平日だったのでまたもラッシュアワーを避け、一旦妹宅へ帰宅。ちょっと休憩して近所の妹曰く居酒屋さんへ。私的にはお寿司屋さんだと思うんだけど･･･。ネタケースとつけ台あるし。お店は「海山里　いち」。早く食べないと夫が到着してしまう～。新幹線で夕食を摂って来るはずなのに。妹的なオススメは、ナスの浅漬けにぎりと半熟玉子軍艦だそう（笑）。おまかせは２種類あって、ひとつは８カンの盛り合わせ。私は体調悪いと当たりやすいのでヒカリモノは抜いてもらいました。妹は１０カンに巻物１本がついたもの。もちろんナスの浅漬け握りと半熟玉子軍艦を入れてもらうよう頼んでました。が、玉子は切れていたのでした。率直に言うと、上寿司にそのネタを入れてくれ、って結構大将的にはビミョーですよね？どちらも旨そう。特に上寿司のうにが軍艦巻きじゃないのがグッジョブそして私の耳元でこそっと囁く妹。「塩ある？」お寿司屋さんには申し訳ないですが、私たちは白身はお塩でいただきたい派。で、たいていの場合私のバッグには自然塩が入っています。みつからないようにそーっと、それはそれは危険な粉の受け渡しのように（笑）渡したのに、皿に盛るところを大将にまんまと見つかってしまいましたはずかしい～。でもやっぱり白身、えび、いか、貝、うには塩が好き。大将（あ、若いんですよ。私と同じくらいかな？？）も多少苦笑いはしてましたが、その後のトークもそこそこはずんでとても雰囲気のいいお店でした。二人だとあんまり食べられなくて残念でした。次は夫と３人でシェアしまくろう、と誓いました。日本酒のラインナップに墨廻江があったのも嬉しかったです。丁度帰る頃、駅に到着した夫と合流して帰宅。明日は夫着物買出しデーです。

怒涛のゴールデンウィーク　５月１日

久しぶりの更新です。５月１～５日まで東京に行っておりました。その顛末を記録しておきたいと思います。超長いです・・・。９時４０分のＭＡＸで大宮まで行き、乗換えて川越までです。毎日着物の予定で洋服は一切持ちませんでした。まあいざとなったら妹に借りられるし。今日明日と関東は雨模様のようなのでウール着物です。できれば本降りは避けたいなあ。傘は現地調達で。のんびり行きたいものです。性格上難しいか？（そしてやっぱりのんびりは無理だった）乗り継ぎが悪くて、１時を過ぎてやっと川越にたどり着きました。大宮辺りからやっぱり雨が降ってしまい、爪革付けて傘は買いました。川越は蔵の町並を保存している地域があって、そこではクロネコヤマトも和風です。写真見えるかなあ。ランチが終わったところです。ハーフブランチ＆デザートセットなり。ドリンクがなんでもいいので、まったりと紅茶ミルクシェイクを頼みました。紅茶専門店だけあって紅茶味が濃くてうまいっす。川越の仲町の紅茶浪漫館シマ乃です。系列に珈琲店もあるみたいです。この後、目指すは蔵の町にある「呉服かんだ」さん。今話題の（？）川越唐桟を扱っているお店です。お目当ての川越唐桟はよく言われているように、いわゆる木綿よりも光沢が感じられて手触りも柔らかです。思っていたよりも品揃えは少なくて残念でした。反物の価格は１万～２万円くらい。。各ランク３反くらいずつしかありませんでした。（糸の太さによってお値段も手触りも変わります。）生地の見本帳はあったのですが、５センチ四方で見るのと実際に当てて見るのではイメージが全然違います。赤い色も気に入ったのですが、今回は店員さんと相談して在庫の反物から「唐桟らしい柄」をセレクトし、仕立ては仙台でしてもらうことにしました。粋な感じを狙ってますが、どうかな。お楽しみです。因みに、湯のしすると４０～５０ｃｍは縮むそうです。私みたいにミニマムならいいのですが、すらっとした方などは、不足分をｃｍ売りで販売しているそうです。合理的でいいなぁ、と思いました。かんださんの新米店員さんが教えてくれたところによると、現在川越唐桟を織っているのは一人だけだそうです。もうご高齢なのでいつまで続くかはなんとも言えないそう。今回仕立ててみて気に入ったら･･･次もありかも。物欲と煩悩の泉は尽きません。さて、次は西武新宿線で西武新宿駅まで。西武新宿駅からＪＲ新宿駅東口（アルタ側）までの間に、「オカダヤ」という仙台で言うマブチのようなお店があります。そこで足袋の型紙（小・２１～２３ｃｍ用・５８０円）とこはぜ（８つ入り・２００円）を買いました。型紙にも１足分のこはぜは入っています。ここには着物や帯を解いたのであろう古布がたくさんありました。半襟にしたり帯揚げにしたり楽しいだろうなぁ。でも長居は出来ぬのです。この時点でほぼ５時。ラッシュアワーの前にもう１箇所行くところがあるのです。山手線で原宿まで行き、地下鉄千代田線明治神宮前駅から１駅の表参道駅まで（もう歩く気力はありませんでした）、目的はｓｐｉｒａｌで行われている履物屋さんのイベントです。その「黒田商店」さんはmixiの男の着物コミュで大絶賛されており、翌日浅草の、これまた有名な履物問屋「長谷川商店」に行く予定の私は偵察をしておきたかったのです。路面の比較的オープンなスペースにあったせいもあって、とても入りやすかったです。私の足に合うＳ寸の台は２０種ぐらい。このときは船形の台を探していて、あったのはつや消しの黒、茶色の塗り、白木でした。予定外に惹かれてしまったのは黒と茶の「三味」台でした！すっごくお洒落！台はほとんどが１万円以下でまぁまぁのお手ごろ価格でしたが、圧巻だったのが鼻緒の種類でした！１点ずつおかみさん（この方がまた、かわいらしくて上品でいい感じなんですわ）の手作りなんだそうです。自分で考えているイメージを伝えると、いろいろと鼻緒とつぼをコーディネートしてくれてそれがまたどれも素敵すぎて選べない･･･。そして鼻緒ははっきり言えば高いです。１万円↑はします。でもその価値はあるんだなぁ･･･。小１時間ほど彷徨った末、「アドバイザーを連れてまた来ます･･･」と店を後にしました。日も暮れ始め、仕事帰りのお洒落人が行き交う表参道をよたよたと記憶を頼りに原宿まで向かいました。途中、表参道交差点の「シカゴ」で着物チェックも忘れませんでしたけどねｖでもめぼしいものはありませんでした。ちょっと残念。原宿から新宿へ逆戻りし（さすがにラッシュにはあってしまいました）、仕事帰りの妹と合流してルミネ地下の「ゲウチャイ」で軽く夕食をとりました。ここは私が初めてタイ料理に目覚めたお店です。生春巻きは一口サイズに切ってあって食べやすかったです。フォーも大好きです。名前は知らないけどのっている練り物も美味しいです。これから５日までずっと妹宅にやっかいになります。明日は夫も合流です。