阪神Cを考える(その1)コース
阪神Cは66頭も登録してますね。皆ここで勝ってよい正月を迎えたい気持ちなんでしょう(笑)金杯に登録すると、正月の三が日も調教やらなにやらで忙しいですから・・・ 余計な心配すなっ!(*`◇´)=○☆)゚o゚)/ バキッ!さて、いつも通りコースチェックです。内回りコースは改装しても変化がないのかも知れませんが、コースはゲートの置き方一つでかなり変わるとコース本に書いてあるのであらためて見てみます。果たしてコース本と同じなのでしょうか?今年の1000万以上の特別レースで検証してみたいと思います。先日の阪神JFと同じく、3歳限定は除きます(G1馬が入っているからね)では、コースちぇーーーっく!【阪神芝1400m】2月25日阪急杯(GIII)芝:良 〇1番プリサイスマシーン(3人気) スタート良し、前につけるが内で少し下げる。坂の登りでぐいっと出て3頭の真ん中 でゴール。 〇5番エイシンドーバー(4人気) 同着 好ダッシュ。プリサイスマシーンの隣を並走。4角でプリサイスより先に出て直線 では一馬身差をつけたが、プリサイスが坂で急追し同着。 スズカフェニックス大外から凄い脚で上がって来たが僅かに届かず。3月17日須磨特別(1000万円以下)芝:良 〇5番サクライナセ(1人気) 中団の前追走。4角でやや外に出し坂を力強くかけ上がってゴール。3月25日心斎橋ステークス(1600万円以下)芝:良 〇18番エイシンデピュティ(1人気) 外枠だが好ダッシュで先団外にとりつく。そのまま4角も外をまわるが割と前 なので、馬場の真ん中から3分どころに入って直線勝負。最後の坂を力強く駆け 上がり他と差を広げゴール。3月31日播磨特別(1000万円以下)芝:良 〇9番セイウンワキタツ(3人気) 中団やや前を追走。4角も真ん中を通るが、直線で一瞬開いた馬群を抜けて前に。 坂を駆け上がるところで差をつけてゴール。4月7日サンケイスポーツ杯阪神牝馬S(GII)芝:良 〇6番ジョリーダンス(5人気) 前2頭が飛ばすのでちょっと開いた中団追走。4角は内を回ったが、前に馬がいる ので馬場の4分どころに出し、坂でダッシュ。そのまま先頭でゴール。7月7日ストークステークス(1600万円以下)芝:良 〇10番アンブロワーズ(2人気) 中団追走。4角は馬場の4分どころを回して直線5番手。馬場の真ん中に出して、 最後に伸びてゴール。7月8日文月特別(1000万円以下)芝:良 〇6番ワイキューブ(7人気) 2番手追走。内を回って最後は前2頭の叩きあい。最後ぐいっと出てゴール。9月29日芦屋川特別(1000万円以下)芝:良 〇4番トーホウファイター(4人気) 好ダッシュ。ハナに立つ勢いだが抑えて先団内に。4角では内を回って直線で 2番手。残り100mで前のアドマイヤカリブを交わしてゴール。12月2日ゴールデンサドルT(1000万円以下)芝:良 〇6番シルクドラグーン(5人気) 好スタート。ちょっと下げて内を回る。4角で内を回って直線では4番手。 馬場の2分どころを突き抜けて楽々ゴール。12月9日六甲アイランドS(1600万円以下)芝:良 〇8番ウインレックス(14人気) 前が速くなり縦長。中団後方を追走。4角で外に出し大外を一気に差す。最後に・・・昨年の阪神C阪神C 〇10番フサイチリシャール(8人気)芝:良 好スタート。4番手追走。そのまま直線で馬場の真ん中を抜けてきてゴール。 「フサイチリシャール復活のG2勝ち!」とアナd(^o^)。2コーナーのポケット発走。3コーナーまでは443m。3角中までゆるやかな下り。そこから急な下りで4角へ。直線は352m。残り200mまで下りが続き最後に1.8mの登り坂。スタート後の直線が長いのでハナを切るのはどの枠でもスタート良ければ可能。ただし先行馬はなるべく内につけようと考えると真ん中~内が有利。前が飛ばせば縦長になるが、普通はあまり縦長にはならない。平坦から下りに入るのでそのままの隊列で3角~4角をまわる。後方からだと前にとりつくのは非常に厳しい。最低でも3角では中団より前に位置したい。4角で大外を回すとかなり横にひろがってしまうので、内との差が大きくなる。直線がそれ程長くないのでこのまま前有利でゴールのはずだが、前を行く馬でも坂が苦手だと止まって坂の得意な差し馬が台頭してくる。ただし、大外一気は12月9日の六甲アイランドSのように前崩れでない限り無理。11R見たが逃げて勝った馬は一頭も居なかった。以前のコース本では「3コーナーの前後で内が詰まりやすい。直線はゴール目前の登り坂まで馬群がバラけず差し馬が内で詰まりやすい。差すなら芝のいい外から。」 と書いてあるが、内が詰まるようには見えなかった。外から差す馬もあまりいない。これは改装による影響だと考える。1.外周りコースができたので内がそれ程痛まない。2.幅員の改良(25m→27m~28m)により馬がそれ程内に集中しなくなった。★真ん中~内枠で、スタート良く先団追走。4角では真ん中より内を回って、先団の まま直線を向いて坂を豪快に上る。これが勝ちパタン。阪神(中山)実績は大切。こんな馬が今回の出走馬にいるでしょうか?出走馬が決まったら一頭づつ見ていきます。