まさか自分の父が…
実家の父、今年80歳…私が嫁いでから、実家で一人暮らしを続けて早5年ぐらいが経つ…そう遠くに住んでいるわけではないが、以前から仲が悪いというか…似た様な性格なもんで、すぐにぶつかるというか…どちらも歩み寄らない性格なもんで、月1、2回行く程度だった我が家で同居をとも考え、何度となく話をするが「お前たちの生活に合わせられるか!」といった調子で泊まりにさえもこない始末…うん、確かに…一人になってから、自分のやりたいようにやっている父が今更、生活を変えるなんてできるかっ!っていうもの分かる…そんなんで、まぁまだ車も乗ってるし、自分流にやれてる間はいっか~と思っていたが年末に、ちょっと検査入院だとかなんとかいって、暫くして実家に寄って見ると「在宅酸素」の機械があるではないか~!なかなか離そうとしない父から話を聞いてみると睡眠中の血中酸素の量が少ないってことで、詳しく検査して在宅酸素が必要となったとの事…が、一週間ほど前から置いてあるようだが、使っている形跡がない…外出用の形態できるやつもそのままの状態…で、聞いてみると「どがんもなかとけ、さるっか~!」みたいな答え…やっぱりですか…(-_-;)「外出のもしてないの!?」の問いに「外出って、買い物ぐらいしかいかんのに、荷物になるもんもっていかるっか~!」てな具合である…厄介な患者がここに一人…どうやら、歳だからこんなもんやろうと思ってきているので自覚症状がないらしい…で、自分で緊急性、必要性を感じていない様子…しかも、アスベストの検査もして「身体障害者手帳」を取ったらしく実家に行った時に「ほら、これ」と水戸黄門が印籠を差し出すかのように内ポケットから自慢げに取り出した父…いや、すごいとかじゃないし…これが、親が歳をとるという現実か~仕事柄、親の介護が必要になるというこういう状況になんども出くわしてきた共働きが多い中、混乱される娘、息子さん達を何度も見てきたそんな時、私はどう対応してきたのか…自分のこととなると少々動揺してくる…