見た目はかわいい小さな花なのにちょっと意外な一面を持っている花です。
この花はどこにでも見かけられる花で「ヘクソカズラ(屁糞葛)」といいます。
早朝の散歩のコースで久しぶりに見つけました。
この花にはちょっと悲しい?悲劇のような思い出のある私<(T0T)>
あれはまだ中学生の頃でした。
夏休み中にリーダー講習会なる行事に参加したときのことです。
1泊2日の宿泊訓練で全学年の各クラスから数名が参加しました。
リーダーを育成することが目的で学校側で決められたチームで日程を進めます。
野外活動センターの中をチームでゲームをクリアしていきます。
ここまでは普通の活動でした。
なんとかクリアして活動センターに戻るときに悲劇は起きました。
私の担任も同行していて歩きながら草花の話をしていました。
(ちなみに担任は理科を担当していました。)
その時です。ふと先生に呼ばれたのです。
「ちょっとこの花を取って手のひらですり潰してごらん。」
「(¬¬) ~~~→先生。なにかあるの?」
「それはやってみてから分かるよ(笑)」
言われるままに花を取り手のひらですり潰してみたけれど何も変化はなし。
「なにも変わらないみたいけど…先生まだ?」
「もう少し強くすり潰してみて(笑)」意味深な笑いで。。。。。。
「そろそろいいかな?手の匂いを嗅いでごらん。」
言われるまま手の匂いを嗅いでみた(・ ・?)
ヴっ!なんだこれは・・・・・・臭っ!強烈な匂い!oh!my got! < (””0””) >
「どうだ?(爆笑)」
「(;‐ ‐)ウッ!…先生。なにこれ?すごく臭いっ!う゛~。」
「これはヘクソカズラっていう花でね。見た目はかわいいだろ。
でもなぁ。花と草に臭みの成分があってなぁ。凄い匂いだろ?
ヘクソカズラって名前の通り屁と糞を混ぜたような匂いがするから
ヘクソガラって言われてるんだ。一つ偉くなっただろ(笑)」
「…何も嬉しくないよ(TT_TT) あ~早く手を洗いたい!」
「よく洗っておけよ。なかなか匂いが取れないからな(爆笑)」
何故?私だけがこんな目に遭わされたのか?
たまたま運悪く先生の近くを歩いていたからなのか?( ・_・ ; )
そうだ!( `∇´ ) まだ後から来るじゃないか…(ΦwΦ ;) Ψ
……………その後は想像にお任せ致します(//∇//)
◆屁糞蔓(へくそかずら)
・茜(あかね)科。
・学名 Paederia scandens var. mairei
Paederia : ヘクソカズラ属
scandens : よじ登る性質の
Paederia(パエデリア、ペデリア)は、ラテン語の
「paidor(悪臭)」ということばが語源。
日本各地の山野や草やぶのある所によくはえるつる性多年草。茎は左巻き。
花は夏から秋に灰白色の釣り鐘状の花を開く。果実は丸くて黄褐色に熟する。
興味を持たれた方または勇気のある方…1度試してみるのもおもしろいですよ。
試した後は必ずよく手を洗いましょう。。。。。