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鞭屋サド那智の道楽漫遊記

公開　SM相談室0

エコロジー1

[映画] カテゴリの記事

全41件 (41件中 1-41件目)

ギブアップ！・・・テキサス　チェーンソー　ビギニング

限界って知ってますか？今日知った那智です。「テキサス　チェーンソー　ビギニング」←映画っす。哀しいくらいに蒼いテキサスの空の下。殺戮と人肉嗜食の悪夢が・・・。までしか、書けないです。最後まで見れなかったから；；なんかジェイソンっぽいヤツが出てるらしいなぁと、冗談で観にいったスプラッター映画。確かにいたよ、チェーンソーもった大男。でも、ジェイソン対プレデターみたいな爽快アクションスプラッターを期待していくと、脳髄に鉄拳くらいますぜ。オレは喰らった。で、ＫＯされて、途中退場したもの＾＾；とにかく美的に素晴らしいんだわ。圧倒的な色彩感。特にテキサスの青空の美しいこと・・・。で、その華麗なまでの美感を駆使して描かれるのが痛くてグロい虐殺。異形の一族がおこなう暗黒の饗宴。この監督さん、ビックになるよ。才能あるよ。負けたよ、スゲエよ。たぶん４０分くらいで席を立ってしまった。観てられなかったもの＾＾；久々に心が折れました。口直しにみた「涙そうそう」の麗しかったこと。こちらも、思いのほかオススメ＾＾はぁ・・・沖縄に住みてーなー♪

Nov 19, 2006

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デスノートと色々

死ぬほど眠い講習会を乗り越えたので、ご褒美に映画を見に行った。デスノート。おもしろかった＾＾でも、ほんとは「手紙」が見たかった（時間が合わなかったの；；）サド那智です。エルが気持ち悪くてナイス！ライトの鬼畜ぶりがグレイト。ヒロイン？のアイドルの滅私奉公ぶりに萌えた我はサド＾＾；感想は以上で終わってしまうのである。我の調べでは面白ポイントが苦労せずに２つ見つかった映画は傑作なので、３ポイントの本作は大当たりといってよし！原作はちょこっとしか読んでないけど、たぶん面白いんだろう♪ でも、今回の収穫は予告編の「どろろ」でふ。映画化されることを知らなかった我だが、暗い絵作りされた予告画像をみるにつけ、期待がふくらむなぁ「どろろ」そろそろ「ＳＡＷ３」もはじまるし、この秋の映画は豊作でふね。・・・観にいけるんだろうか？仕事が憎い；； ↓エルが使ってたチェスやん♪部屋に置いて「夜神くん・・・」とか言ってデスノートゴッコ・・・するひといると思う＾＾鏡のチェスブルー＆クリアーCX-B

Nov 11, 2006

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日本以外全部沈没

ジャロに言うぞ！サド那智です。今話題の娯楽大作？日本以外全部沈没！見ました、今さっき♪ いやぁ・・・良い！筒井康隆の毒気を損なわずに生のまま観客の口に押し込んでくれました。フレッシュな筒井味を予告ナシに味わったらしい若者カップル（怒）は嫌な沈黙つーか、困ったような噛合わない会話してたな。ガンバレ青年！１０代の娘にゃツツイは合わんぞ♪ 内容は表題そのまんま。全部沈んで、世界中の外人が日本に上陸。で、優位にたったジャパニーズが金髪メイドを雇ったり、ハリウッドスターをエキストラに使ったりする。日本人気質をシニカルに描写てるわけだ。みてて笑えてくるのだが、ちょっと嫌な気分になるかな。・・・・だって、我メイド雇いそうだもの＾＾；ああ、日本人だわ♪ あいかわらず藤岡弘がカッコイイので見て損はなし。東映特撮モノが大好きだったひとなら絶対いくべし！でも、名古屋ではセンチュリーシネマ（パルコね）で２７日までだから、見たい人は急ぐべし！！

Oct 24, 2006

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もう一枚だ・・・

親戚の叔父さんに１０数年ぶりに顔見せ・・・渋い！このオヤジ、カッコイイじゃねーか！と、思ったさらに１０年後（この間な）・・・老けたなオッサン。で、ありました＾＾；アンチエイジングが大好きになったサド那智です。１６ブロック、見てきたのさ。無駄なくシェイプアップされた秀作と言ってよいでしょう。主演がブルース・ウィリスで、宣伝の煽り文句が「不幸な刑事が・・・」だからダイハードと思っていくとちょっとガッカリするかも。我はエンドロール寸前まで”マクレガー刑事が潜入捜査中ってネタじゃないかなぁ”などと妄想を逞しくしていたのですよ。違いましたが＾＾；昨今のハリウッドものにしては控えめなアクション（充分に派手ではありますが）とハリウッドらしいストレートな展開にゆったり身を委ねながら、ブルースウィリスの老け顔を堪能してくだされ。カッコイイなぁ・・・シワ。ちなみに男率９５％！ヒロイン不在の映画ってどうよ？と思ったのは、観劇直後のトイレの中だったりする。そうゆう意味でも異色の作品だと思うのです。あ、遊戯王！米国で流行ってるんだねぇ♪子供達に大人気だそうだぞ。

Oct 15, 2006

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リバティーン

英雄には食傷気味、やっぱり小人・俗物がマイブーム。（織田信長より織田有楽斎が好きなんですね＾＾）な、那智です。映画、見てきました。「リバティーン」ジョニー・ディップの新作やね。「天才詩人が放蕩と反抗の果てに悲惨な死を迎える」これだけのお話なのだが、これが良いのだ。少しずつ壊れてゆく天才詩人ロチェスター伯をジックリと熱演したジョニーに感服。美丈夫の伯爵様から不気味なフリークスに至る転落と破滅。舐るように演じてるな。ジョニーディップの変質者ぶりが遺憾なく発揮されていて実に良い。「子供に見せることができる作品に出たい」とか聞いた覚えがあるが・・・ジョニー無理だったね＾＾君にはココが相応しい。人間の汚い面、厭らしい面をストレートに抉ってる作品です。万人にはオススメしかねるが、良品であることは那智が保障します。

Apr 17, 2006

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せわしい週末

土曜・・・昼間（仕事）夜１（レイトショー）夜２（ＳＭバーjailでオール）日曜・・・朝１（メス豚のメンテ）朝２～夕（ＴＲＰＧのサークル例会出席）夜（カラオケ）忙しい・・・移動も入れると一人の時間がほとんどなかった週末であった。たまらんなぁ＾＾；体力の限界に挑むサド那智です。みなさん、グッド・ホリデーをすごされましたか？さて、本題。サウンド・オブ・サンダー見てきました。映画ですね。土曜日の夜１でふ。面白かったけど、なぜにサンダーなのか良くわからなかったのう。筋立てはハリウッド御得意なパターンだったわな。「一徹な科学者とお仲間がいて、エゴイステイックな権力者がいて、科学者が仲間を失いながら地球を救うってやつだ。」わかっちゃいるけど、燃えちゃうねってストーリーの骨格。いっそ「科学者モノ」ってジャンル作ったらどうかな？（科学モノでないのがポイントね）でも、形式を踏んでるだけあって面白かったなぁ。退屈しなかった＾＾

Mar 27, 2006

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スピリット

見てきたぞ！映画「スピリット」やはりカンフー映画は良いのう＾＾ジェットリー・・・引退するなよ。まだまだ行けるって！でも、本作のＭＶＰはなんつっても原田真人。糞ジャップやらせたら世界一って感じだ。日本人のオレサマが言うんだから間違いない。憎々しくて、底意地が悪くて、陰険なジャパニーズってやつ？たしかこの人、同じような役回りでラストサムライにもでてたな。その路線で売るつもりなのかのう＾＾；でも、物語に必要不可欠な敵役をガッチリ良い仕事でやってのけてます。わかりやすいストーリーですから、見とくとえーよ♪

Mar 19, 2006

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ナルシニア国物語・・・見た？ぜい

眠くならない映画は良い映画である！違いのわかる男＾＾那智です。さて、ナルシニア国物語を見に行ってきた。が、寝ちまった＾＾；筋もよくわかんないが・・・言えることがある。この映画が駄作であろうということ。木戸銭払って、足まで運んで見に来た客が眠気を感じるのだ。興行としてあかんやろ。プロレスではこうゆうのを「ショッパイ試合」と言うのだよ。鉄建制裁の対象であろうな。いや、私が寝不足とか言うなら、まあ、わかる。でも、今回はそんなこたぁなかった。つまるところ、映画がアカンかったって事やろな＾＾；とりあえず、ハーマイオニーちゃん（子役時代）クラスの美少女をキャストに起用してくれたら２も見にいってあげようかな。

Mar 15, 2006

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Zガンダム３

宇宙と書いて「そら」と読む。我はサドにしてガンオタ＾＾那智です。「Ｚガンダム３」みてきたぞ。あいかわらず、シャアが情けないのう。安彦オリジンやファーストで、の若いシャアの凶悪さと引き比べて「老醜を晒す」という言葉が似合いすぎ。我は悲しい；；「若さゆえのあやまち」を恥じる君は美しかった。「これが若さか・・・」と片付ける君は臆病者だ。意識してやってるなら富野監督は凄腕の演出家だのぅ。オチはあえて書かないが、ちょっと衝撃かもな。

Mar 6, 2006

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有頂天ホテル

地獄のように忙しい・・・お！逃避してるぞ＾＾ま、サド那智です。那智にはＳＭが不足しているのだ！ＪＡＩＬに遊びにいきてーなー；；２月３日・・・ＪＡＩＬ的厄払い（節分だな）行きたいのぅ；；http://www.nagoya-jail.com/ＳＭが不足しても生きてはいるが、映画が不足すると死んでしまうかも知れないので見に行ってきたのが「有頂天ホテル」いや、素晴らしい。劇場で笑ったのは何年ぶりだろう？私だけではないぞ。８割がた埋まってる観客の大半が笑っていた。こんな感じの映画鑑賞は久方ぶりである。刹那の夢に癒され、ハッピーな気分に浸りたい人は見に行くべし。

Jan 30, 2006

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ロード　オブ　ウォー

「ロード　オブ　ウォー」滑り込みで見てきました！いやいや、物凄い映画でしたね。サクセスストーリー＋マフィア物＋実録映画という感じの映画。見る人によってどう捕らえるか変わると思う。だが、面白いぞ、興味深いぞ。「貧しいウクライナ系米国人の若者が、ＡＫを撃ちまくりながらライバルを次々と撃破。ついには国際兵器商人界に君臨する冷酷非情な「戦争王」となりおおせるのであった！」などと言う単純な筋書きでは無い。「地味な展開」「ちょっとコミカル」「立ちまくりキャラ」「心理劇」「政治的陰謀」「大いなる悲劇」こんなキーワードで彩られるかな？マフィア物が好きな人には特にお勧め。ゴッドファーザーと言うかそんな風韻をたたえた作品です。劇場ではもう見れないかもしれないから、ＤＶＤでも借りてみてくださいね。

Jan 9, 2006

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アンジー口唇・・・萌え

フェチでサドな那智様が久々に映画を見てまいりました。お題は「ミスターあんどミセスすみす」です。ブラピはこの際どーでも良いのだ！あんじぇりーなじょりぃのクチビルぅである。いいいいいいいイイイイイイイィ＾＾あの唇に全部って感じだ。ブラッドピットめ！映画の中だけなら許してやるが・・・じっさいアンジーをＧＥＴだとぉ？あかん、イスラム教徒にデマ流してテロらせる。って、仕事場で狂ってる那智でした

Dec 12, 2005

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機動戦士Ｚガンダム　恋人たち

衰退ってなんか良いかも・・・。などと、まったり考えつつローマ帝国衰亡記の背表紙をながめている。体力の衰え実感する三十路サディスト。ＨＳＮ（はーど・さど・なち）でーす！土曜日。見てまいりましたガンダム映画。恋人たちのカードは「選択」ってのはタロット。春の雪かガンダムか・・・迷ったが今回は大正解！いうなれば正位置でしたねえ＾＾富野監督衰えず！いやあ、すんばらしい。前夜にＳＭバーで狂乱の夜（ってか、単に縛りの小技習ってたんだが・・・）を過ごした。それも閉店ＡＭ４時まで（すでに前夜ではなく今朝であろうか？）ウィスキーをあおりつつ縛ってましたがな＾＾；で、そのままブタを叩き起こして朝飯をつくらせて、映画へＧＯ！普通、寝るがね？それが、寝なかったんだわ！いやあ、面白かったぞ。ガンダム。みれ＾＾

Nov 24, 2005

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ブラザーズ・グリム

久々に映画を観に行ったのに爆睡してしまって後悔しきり。もう若くない。と、反省に余念のない三十路サドの那智です。さて、ブラザーズ・グリム。冒頭書いたように寝てしまった。お供のブタ女の証言では半分以上寝ていたらしい。とうぜん筋もなにもさっぱり判らない＾＾；何時もなら「木戸銭払って見に来た客を眠らすたぁ・・・このクズ映画が！」と酷評するところであるが、今回に限り許してます。前日の夜にＳＭバーで大盛り上がり。結局朝４時まで呑んでいた。これではグリムに不利である。だって最初から眠かったものな。充分に水準を越えている出来の映画であっても勝ち目は薄い条件でした。そのあたりフェア精神にのっとるサドなのです。実際、意識のあった映画の最初のほうはいきなりアクションシーン！しかもそれが映画の背景を過不足無く説明！！エキサイティングでクールなオープニングでしたもの。ああゆうファーストアタックをくれる製作者がつまらない作品を送り出すはずがないな。ブタも面白かったと言っているしね＾＾

Nov 13, 2005

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映画がああああああ；；

全然見れてない！映画が見れてない！！ティムバートンの人形劇も（題は忘れたよ）あぶない刑事もＳＩＮＯＢＩも男達の大和も（駄作の香り香ばしいのですが？いかがん？？）ムエタイの同性愛のやつも小田切のホモ映画も（私はヘテロですよ＾＾）休みがねーぞ！むうう、、、今週も観れない。来週もたぶん無理。ヒャハハ－ィ（オカシクナッテキタゾ）そういえば春の雪もはじまってるね。あいかわらず宇多田の唄は良いね。三島の原作は素晴らしいので、どのように料理してるのか楽しみなのである。予告を見てる限りではよさ気なのですが。ぜひとも大ヒットを飛ばしてもらって第二巻（大問題作＾＾）の映画化までこぎつけて欲しいものだ。近所の本屋で春の雪の映画化に絡めて豊饒の海シリーズを平積みにしてる（日本全国の書店でしてると思うが・・・）が、第二巻だけが一冊も無かったぞ。正しいぞ我の近所の書店。中学校も近いのだ！あの二巻は心の毒だもの。成熟した大人だけが甘い魅毒を味わって良いのだ。・・・でも、なんか笑ったな＾＾

Nov 4, 2005

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シンシティ

見てまいりました「シンシティ」ほんとは先週見るつもりだったのですが行きつけの映画館では満席で予定変更！シンデレラマンを観て大感動したわけです。で、満を持して「シンシティ」いやあ、お腹一杯満腹満腹です。一粒で３回美味しい「ひつまぶし」のようでしたよ（那智の地元名古屋の名物料理っす）星の数なら５☆決定！内容を簡単に記すと・・・。犯罪都市シンシティを舞台にした短編ドラマ３本立て！バイオレンス満載のハードボイルド風味仕立て満貫全席って感じだ。あっちのドラマの登場人物がこっちのドラマでチラ出演。こっちの事件の直前にあっちの事件が起きている。さっき見た看板が！あれ？この路地で殺戮があったはず・・・クロスオーバーしてるんだねえ。細かいストーリーは書かなくてよいと判断した！那智が保障するがいずれもクールでハードな物語とキャラクターばかり。個人的にはブルースウィリス扮する”老人”刑事がサイコーに素敵と思うが。映像は実験的。古い白黒映画のような？画面なのだが・・・ストーリーを象徴する色彩だけが天然色である。鮮やかな赤、禍々しい黄などなど。人によっては不気味で陰惨な感じを与え、また人によっては陶酔とインパクトを与える魔術的な効果がある色彩でしたね。今回は製作総指揮だっけ？タランティーノは一歩引いた形なのかな？でも、クエンティン風味タップリに仕上がっているから安心して観て良いぞ。

Oct 10, 2005

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シンデレラマン

シンデレラマン。見てきました。良い。主演のラッセル・クロウが強くて逞しいアメリカン親父を熱演！汗臭でむせかえるようでしたよ。物語はありきたりと言えばありきたりなもの。世界チャンピオンにむけて着実にキャリアを積んでいた才能あるボクサーが不運と世界恐慌のダブルパンチで人生をＫＯ寸前まで追い詰められた。プロライセンスは剥奪。恐慌で仕事にはアブレ、料金未納で電気も止められる。愛する妻子を凍えさせぬためとは言え、ボクシング界の知己たちに物乞いまでせねばならない日々。それでも死ぬ気で男は頑張る。もがき苦しんでも出口が見えない闇の中で・・・ＫＯすら許されない闘いの日々。そう、このリングでの敗北は愛する家族の離散に繋がる。そんな頑張るアメリカの親父にチャンスが舞い込んできた。一回きりのリング復帰。世界を射程に収めた若いホープの咬ませ犬。惨めな役回り。だが男は勝利し、チャンピオンロードに踏み出す。実況マイクは絶叫を伝えるのだ「シンデレラマン！」と。こんな感じでした。結末まで想像がつくような陳腐な物語。陳腐でも丁寧に作りこむと大きな感動を呼ぶんだよ。陳腐化するほど繰り返し使われたプロットだ。人を泣かせるパワーは潜在している。正直泣きそうになった（男だから我慢した）個人的にはジムの親父が好きだった。外見は飾っていたが・・・アパルトマンに一歩踏み込むと家財道具は全て売り払っていた。売り払った金を渡して「体を鍛えろ」と言っていた。三つ揃いのスーツが親父の矜持を物語る。なにも無い部屋のなかで平然と午後茶をいただくジムの親父の嫁さんもかっこいいぞ＾＾だれしもギリギリで勝負してるんだよなぁ。「漢」なら見ておけ！とオレは言いたいね。

Oct 3, 2005

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チャーリーとチョコレート工場

見てきましたよ。チョコレート工場。なんちゅうか・・・ジョニーディップ悪乗りしてるねえ＾＾；寓話を映画にしたものです。ストーリーとかを重視するなら見ちゃダメですね。チョコレート工場と言う巨大テーマパークに行くつもりで見るのが正解かな。ネバーランド的な世界が好きなのかね？そんな感じの世界がチョコレート工場に広がってるのです。なかなか楽しめる映画でしたよ。

Sep 19, 2005

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NANA

映画「ＮＡＮＡ」を見てきた。はずかしながら原作ファンだったりする。奴隷女が傑作ですよとか言ったので借りてハマっていらい新刊出るたびに恥ずかしながら買っているのさ。やっぱりＮＡＮＡ死んでしまうのかのう（原作ね）なんか記憶が飛んだり・・・精神的にヤバイみたいだし（原作な）さて、映画。コアな原作ファン（オレのことだな）と言うのはアニメや実写版を酷評するものである。だが、今回は成功ではないかな。個人的には文句無いかもしれん。中島美嘉のナナはキャストとして聞いた瞬間に「あ、正解！」と思った。そしてそのイメージ通りになりきってたぞ。男キャラならヤスが一押しだのう。かっこいいぞ。咥え葉巻の存在感は圧倒的＾＾ありえないくらいカッコいい（原作な）ヤスの雰囲気を男の色気をプンプンさせよった。奈々をやってた・・・ナンチャラあおい嬢もいかにもハチって感じやった。役者としてなら中島美嘉の数段上をいっていたと思う。個人的にはこの面子が老けてしまう前に２・３・４と続作を作って欲しい。踊る走査線のシリーズみたく年２作くらい撮ればええがね。なあ＾＾

Sep 9, 2005

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ランド・オブ・ザ・デッド

期待の超Ｂ級ホラー大作「ランド・オブ・ザ・デッド」見てまいりました。バイオハザード２のパクリ？ドーンオブザデッドの続編？？と我が畏友の間だけで大盛り上がりだったゾンビ物のでありました。で、その実態は？といいますとマッドマックス（新しい人にわかりやすく言うなら北斗の拳＾＾）＋ドーンオブザデッドを足したような怪作でした。パクリぎりぎりの突っ込みどころ満載な作品ですが飽きさせず楽しませてくれますよ。ゾンビ物なのに人間のほうが醜く卑しく描かれているというのが少し新しいかもしれませんが・・・それも近作の模倣だしな＾＾；あっちこっちのシーンにさりげなく名作のパロディが入っていて知ってる人は笑えるぞ。難しいことは考えずに怖がって笑って楽しむ為の映画かな。ツボにはまった人にはたまらない映画ですよ（あんまり多くはないでしょうが・・・）私は大好きな映画だなあ

Sep 5, 2005

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容疑者　室井慎次

室井、見てきました。交渉人にくらべるとアクション要素が少なかったがそれなりに見れたと思う。女弁護士との接見のときの室井がハニバル・レクター博士（羊達の沈黙）みたく見えたのは私だけ・・・だろうなたぶん＾＾；本作品を見ての収穫は室井を担当する新人女弁護士役の田中麗奈である。そうゆう名前の吊り目のタレントがいるのは知っていた（主にＣＭでね）だが、まさか本職の女優さんとはねえ（違うの？でも、私の中では役者としてインプットされたもの＾＾）いやいや、なかなか良品ですよ。クライマックスで啖呵切るところあるんですが、声の張りといい表情といい絶品でした。いまだ未熟なれど大器の予感アリ。と言ったところです。１０年後には大竹しのぶ・・・かな？ってのは褒めすぎなのでしょうね。さて、本作品は大向こうウケはちょっと難しいかもしれない。他の「躍る・・・」シリーズにくらべると派手さに欠けれると言うのがネックかな。でも、充分に水準を越えたエンターテイメントにはなっていると思う。個人的には政治劇や陰謀劇にもっと焦点を当てて、ゴットファーザーみたいな重厚な作品に仕上げた方が良かったのでは？とも思ったりもする。徹底的に渋く、どこまでも渋く。ね。室井慎次って言うキャラを立てるにはそのほうが良かったと思うのですがね。

Sep 1, 2005

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やっと見てきた「ヒトラー　最後の１２日」

先日見損なった映画「ヒトラー　最後の１２日」見てまいりました！評判に違わぬ佳作ですよ。エグイ白兵戦。グロイ治療シーン。惨い美少女戦士の死体。だけでは無いのが良かった。破滅のなかでデカタンスに狂乱している市民。狂信に身をゆだね暴走してる市民。無責任な首脳たち。老醜を晒す総統。善と悪。美と醜。忠誠と不実。誇りと卑劣。淡々と描いています。技の限りを尽くして淡々とリアルに描いているのが良いです。このような作品を見るとドイツではあの大戦がほんとうに歴史になっているのだな・・・と思うのです。冷静に受け止め、教訓を引き出すための材料となっている。やはり中途半端はアカン＾＾；と考えさせられた作品でした。

Aug 23, 2005

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見れなかった映画；；

「ヒトラー」見たかったのう。名演小劇場にギリギリで飛び込んだのだが・・・満席だそうで；；９月までやってるそうだが、最近妙に忙しい。はたして休めるかどうか。やはり約束すっぽかしてでも次の上映で観ておくべきだったか？うーむ。見た人いたらよかったかどうか教えてね＾＾ちなみに私と同じように見れなかった人が他に３名。人気じゃねえか、ヒトラー。第三帝国の威光いまだ衰えず！といったところでしょうかね。「道交法　無視して見れぬ　映画かな」字余り＾＾；「冷える汗　見れぬ映画や　夏暑し」走ったからなあ；；

Aug 17, 2005

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ウブメの夏（変換されんの＾＾：）

堤真一は良い。じつに存在感のある京極堂でありました。映画としてもまとまりがあってＧＯＯＤ。大容量の原作を要領よくシナリオに落とし込んでいますね。さすがは実相寺監督！職人芸の極みです＾＾原作ファンも邦画応援団も一般ピープルも見といて損は無いぜよ。

Jul 18, 2005

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スターウォーズ

見てまいりました。ＳＷ。じつは１・２も見てきたのですが、いずれも映画館では居眠り＾＾；いまいち緊迫感の無いシリーズであると思いつつ今回の出馬となりました。だが、今回はムチャクチャ面白かった。派手な戦闘シーン。政治的陰謀。その狭間でアナキンが心理的に追い詰められてゆく。愛と野望が友情と理性に衝突する！そして・・・。我が愛するゴットファーザー（とまで言っては褒めすぎかな）のような緊迫感がありました。良いぞ。

Jul 12, 2005

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宇宙戦争

「宇宙戦争」トム・クルーズ主演で、スピルバーグ監督。いやあ、面白かった。ＳＦ＋ホラー＋パニック・・・これでもか！とばかりのテンコ盛りです。満腹感バッチシ！大推奨です。二時間くらいの尺だと思うけど、短かったなあ（主観時間ね）気になってしかたなかったのが「大阪では二体倒したらしいぞ！」って劇中の台詞ね。トライポッドって宇宙人の戦闘マシーンなんだけど？スゲーな大阪人！世界最強の米軍が手も足もでなかった怪物を二機も撃破したんだ！！新世紀大阪人最強伝説＾＾「いてこましたれー！！」って阪神ファンが特攻かけたのかな？ＤＶＤではぜひとも謎解き期待である。

Jul 4, 2005

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バットマン　ビギンズ

バットマンの最新作見てきました。結論から言うとなかなか面白かった。でも、最初のほうの修行シーンはつまらなかったな。やはりゴッサムシティーとバットマンは不可分な関係なのでしょう。舞台がゴッサムに移ってからアドレナリン出まくりの展開でＧＯＯＤ！！暗黒都市に宿る闇の精霊といったとこかな＾＾残念だったのは渡辺謙の出演シーンがあんがい少なかったこと。台詞とか意味不明な言語だしな。ちょっと可哀相やね。

Jun 27, 2005

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戦国自衛隊

今日見てきました。原作？の福井さんは大好きな作家なのですが・・・この映画はダメだったな。むかーし見た戦国自衛隊のほうが壮大だったような気がする。戦国乱世にタイムスリップした自衛隊が・・・と言うような大仕掛けな物語背景にしては時間的・地理的スケールが小さいのも辛いところ。伊武雅刀の斉藤道三は妖気があってＧＯＯＤかな。少々残念でありました；；「亡国のイージス」に期待しつつ筆をおきます

Jun 18, 2005

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Ｚガンダム

Ｚガンダム見てきました。懐かしいのう・・・若さゆえの過ち＾＾を再確認しにいったのですが、いやあ面白い！富野監督健在なりって感じでしたね。シャア大佐＝クワトロ大尉が出てきて、徐々に正体があらわにされていくとこなんて、わかりきっていてもドキドキしたもの。ＴＶ放送をリアルタイムで見ていた世代（ファーストガンダムは再放送世代ね）なのだけど正直なところＺガンダムには良い印象が無かった＾＾；でも、今回の映画見て・・・ＤＶＤ借りてこようかな？くらいの気持ちになったからなあ。昔のゼータをしってる人は必見ですね。ちなみにパート２は１０月だそうですよ。はやー＾＾

Jun 6, 2005

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キングダム・オブ・ヘブン

ＯＫ！見とけ。良い出来の映画です。「キングダム・オブ・ヘブン」実に自然にＣＧを駆使して大スペクタクルを堪能させてくれます。重量感あふれる剣を叩きつけるように振るう騎士の闘い。良い映画でした。

May 23, 2005

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ブレイド３見てきた

むう・・・寝てしまった。あんまし、覚えてない。狂乱のサタデーナイトだったからな。ちょっと悲しい；；

May 15, 2005

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交渉人　真下正義（と、戦国自衛隊）

みてきました！交渉人！！いやいや、面白かった。映画館で見たほうが良いよ。迫力が違う＾＾ＴＶドラマの良い部分と（飽きさせない！）映画の得意分野（大画面迫力！）をみごとに融合させてます。エンドロールまで楽しめるのは「躍る・・・」いらいの伝統ね＾＾夏には「容疑者　室井・・・」だってよ。いやあ楽しみだなあ。で、戦国自衛隊・・・予告編みたけどますます面白そう。はやく見たいのう。

May 8, 2005

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コンスタンティン

忙しさのあまり更新を数日さぼってしまった。そんなに忙しくても映画は見てるのだ＾＾；で、コンスタンティン観てきた。飽きさせない映画である。お金は出しても損したぁって思うことは無いぞ。コストに見合う娯楽は与えてくれる。でもＤＶＤは買わないなぁ・・・って作品かな。刺激的なシーンがテンポよく連続し、物語の展開もスピーディでしかも判りやすい。オチまでしっかりある＾＾・・・どうです素晴らしいでしょう？でも、それだけなんだよなぁ。グッズを買おう！とか、パンフ買って帰ろう！！とか、ＤＶＤ早くでないかなぁと思わせるような感動が無いのである。なぜんだろ？高いレベルでキチッとまとまってる良品なのにな。うむむ

Apr 30, 2005

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阿修羅城の瞳

主役の歌舞伎役者（市川なんたら）が素晴らしい。立ち姿が極まってると言うか・・・狙ってるシーンでは確実にベストショットを決めて見せてますね。さすが市川屋ですなあ＾＾抜き身の刀を片手に阿修羅城に歩みを進めるシーンなんか背中に男の香気が漂ってました。作品自体も飽きさせない展開でＯＫ。狂言廻しの役どころの鶴屋南北が少しお気に入り＾＾狂ってるねえオッちゃん。

Apr 16, 2005

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ナショナルトレジャー

ナショナルトレジャーなる映画を見た。ニコラス・ケイジは好きなんだ。ちょっと前にやった全然話題にならなかった電波系の映画（たしか主人公が自称宇宙人の精神病患者で、宇宙人パワー周囲の傷ついた人々を癒してゆくって話だった）なんかナチュラルでパワフルな演技で一気にファンになったものな。そうニコラスは相変わらず良いのだが・・・。寝たな！特に前半。熟睡だった。後半だって・・・そんなに秀逸であったわけでもない。なによりお宝が・・・ショボイ！見なくて良いかもね。アビエイターまだ見てないんだけど、どうかな？みたひとー感想求ム＾＾

Mar 31, 2005

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ローレライ見てきましたあ

先週の土曜日レイトショーで「ローレライ」って映画見てきた。良いぞ。感動で泣ける！クールな美少女とシブイくてカッコ良い親父が大好きでなら見とくべきである。戦争マニアで潜水艦が好きなら必見の映画である。拳を握り締めるほどの興奮と、溢れだす感涙に咽びたい人のための映画である。個人的な感想を（ネタバレは回避してます）書こう。完全にエンターテイメントとしての戦争映画であろう。日本映画としては初めてじゃないかな？過剰なまでのサービス精神で楽しませてくれた。極上の娯楽映画であった。だからと言って白痴的な戦闘礼賛の映画などでは決して無い。作品全体を覆っているのは反戦のメッセージだ。そのメッセージすらもエンターテイメントのなかに包括してしまってる。凄いのだ。大きく見るなら・・・太平洋戦争の呪縛から本当の意味で解き放たれた新生ジャパニーズによる娯楽としての真面目な戦争映画といえるかな。後に続く作品が出るといいなあ。さて、今日の「前田日明」と「ＨＥＲＯ’Ｓ」だ。前田が韓国から刺客を発掘！対戦相手はボブサップ（黒い筋肉）だ！アトランタ五輪銀メダリストの「キム・ミンス」が前田の兵隊第一号！キム君！君は良い師匠についたよ。前田についてゆけば世界最強までまっしぐらさ。黒人筋肉君なんか怖くないぞーって感じだ。（１９：５０）

Mar 8, 2005

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ローレライを見よう！！

二月は日数が少ない上に、今年は月末と週末が重なっている。事務処理が間に合わんよ！だれだ！二月を短くしたの（クレゴリウスっていう西洋の坊さん大親分だな）残業だよう；；帰って根性あったら何かネタを披露するよ。（１８：２１）帰宅である。「ローレライ」なる映画がもうすぐはじまる。国産の大作映画である。みんな見に行ってやってくれ。原作は「終戦のローレライ」なる表題で最近文庫版も出た。掛け値なしの大傑作である。充分に映画になる資格のある作品なのだが・・・スケール感タップリな小説なので・・・果たして日本映画界でうまく映像化できるのか？と、不安になっている。希望はある！監督が「ガメラ」の樋口さんであること。彼ならば・・・と期待感も充分だったりするのだ。日本映画界の切り札的な才能豊かな監督なので彼でできないなら諦めるしかないような感じだ。ガンダムとヤマトを足して煮込んだようなコクのある原作を映画界のジョーカーがどう料理したのか・・それだけでも見ものと思わないか？ローレライを見に行こう！！（２０：０４）

Feb 25, 2005

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「オペラ座の怪人」を実は見ていたのである

実は「オペラ座の怪人」を先週見ていたのである。遅ればせながら感想を書こうと思う。良い。いきなりの掴み！怒涛の展開！！良い意味でハリウッド映画の王道でした。合格っ！怪しげなオペラ座！絢爛豪奢なオペラ座！！館物の舞台としてサイコーです。ごーかくっ！唄いまくりのキャラ！オペラな科白！！監督は踊るマハラジャのファンか？私も好きだから・・・ゴウカクっ！良品でしたねえ。美的作品として完成度高いですよ。（１９：３７）

Feb 18, 2005

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ザ・呪怨みてきたよ

風呂入って夕飯食べたら本格的に更新しますね＾＾（１９：１２）土曜日、レイトでハリウッド版呪怨を見てきた。昔、友人宅で初めてみたＤＶＤ（Ｖシネマ？）の心が底冷えするような恐怖感はなかったが、充分怖かったのう。アメリカ人対策なのか見た目の怖さを強化してたかな？監督をした清水崇さんは次回作のオファーが山のように来てるとのこと。凄いなあ。映画界のイチローだね＾＾がんばって欲しいものだ。才能ある人だから行けるところまで行ってほしいのう。で、リュック・ウェッソンみたく祖国ターンして傑作をものにするってのがサイコー＾＾まだ、オペラ座の怪人みてねーなあ。まだまだ終わるなよぉ（２１：１４）

Feb 14, 2005

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ネバーランドの座標軸についての私見

やっと、考えがまとまったので書こうと思う。映画「ネバーランド」の立った地平について。私の愛するゴッドファーザーで描かれたものは「氏族的大家族（ファミリー）の崩壊」と、崩壊を歴史の必然と誰よりも知りながら時代の激流に抗した「偉大な族長の闘争と破滅」の物語であった。過去と未来に引き裂かれながら全力を尽くし宿命と戦い、敗れた男の魂の軌跡。それは世評にあってサーガ（神話）とまで呼ばれ、神々の黄昏にも似た神話劇の風格すら漂う傑作であった。さて、神々が去った後の荒野には個人主義とベトナム後遺症が蔓延し、次いで、行き過ぎた個人主義への反動か、それとも万人の万人に対する闘争に疲れたのか？家族愛至上主義になだれ込んだ。この家族はかつての氏族ではなく小さな核家族であった。時代は巡っても去った神は帰らないということか。傑作も多かったが・・・ゴッドファーザーのような名状しがたき傑作はなかったとおもう。・・・ああ、ここまで書いて疲れた。レスしたら朝飯にして残りは後刻かくね＾＾（０８：１７）さて、つづきです。家庭崩壊の酷い現実の反射で、ひたすら家族愛とその再生を描き続けたハリウッド映画。そんななかでネバーランドは突き抜けた・・・と、思う。ゴッドファーザーが「滅び行くファミリーを守ろうと闘う」物語なら、ネバーランドは「不可避の家庭崩壊のなかで、傷ついた魂を救済する」物語だ。ハリウッドがついに古き良き家族・家庭の再生を諦めた。大家族主義の壊滅からはじまった家庭崩壊の現実を前提として受け入れ、そのなかで新たな価値観の創造に動きだしたような気がする。覆水は盆に帰らずなのだ。いかに映画のなかで家族愛を謳い、家族の再生を顕しても現実が変わるわけではない。必要だったのは傷ついた魂を癒す新しい希望。だが、ハリウッドは古き良き価値観のなかに逃げ込んだ。アメリカの国民神話生産機関たるハリウッド映画産業があげた反撃の狼煙が「ネバーランド」ではないかと勝手に思っていたりするのである。（１８：４６）

Feb 11, 2005

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まだまだァ

仕事中っす。もちょっとガンバってかえったら更新しよっと。見に来てくれた人！ありがとう＾＾もちょっと後にきてみてね。さて、帰宅。日曜の夜に「着信あり２」を見てきた。なかなかよろしい。「着信あり」ラストの柴咲コウのスマイルに匹敵するインパクトはなかったにせよ。充分に見れる仕上がりでした。お金は払う価値はありますよ。今回はホラー半分、事件の真相探索半分ってテイストかな。でも、予告フィルムが流れてた「ザ・呪怨」の期待感の前に存在感が薄れ気味だったかの。清水崇がハリウッドで呪怨を撮ってきたってだけで期待感充分だよ。今週末には公開かぁ・・・みてェなあ。（２２：１２）

Feb 8, 2005

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