【森戸知沙希・上國料萌衣・井上玲音】ひなフェス2022レポ2022.4.3
ちぃちゃんにとって最後のひなフェスでしたが、全体的にちぃちゃんがフィーチャーされていて、しかもラストはちぃちゃんメインの「青春Night」で、ウルウルして泣きそうになっちゃいましたねえ。4/3に幕張メッセで開催された『Hello! Project ひなフェス2022』のモーニング娘。'22プレミアム公演に参戦しました。まずは、セットリストから。01.大・人生 Never Been Better!(モーニング娘。'22)02.よしよししてほしいの(モーニング娘。'22)03.Chu Chu Chu 僕らの未来(モーニング娘。'22)04.きみの登場(ハロプロ研修生)05.恋のクラウチングスタート(OCHA NORMA)06.デート前夜狂想曲(OCHA NORMA)07.Hello! 生まれた意味がきっとある(OCHA NORMA with ハローキティ)08.STAGE~アガってみな~(Juice=Juice)09.Fiesta! Fuesta!(Juice=Juice)10.ロマンスの途中(Juice=Juice)11.英雄〜笑って!ショパン先輩〜(BEYOOOOONDS)12.フレフレ・エブリディ(BEYOOOOONDS)13.虎視タンタ・ターン(BEYOOOOONDS)14.FOREVER LOVE(岡村植村岸本)15.冷たい風と片思い(中山)16.超HAPPY SONG(羽賀高瀬)17.約束・連絡・記念日(つばきファクトリー)18.抱きしめられてみたい(つばきファクトリー)19.三回目のデート神話(つばきファクトリー)20.愛・魔性(アンジュルム)21.ハデにやっちゃいな!(アンジュルム)22.愛すべき Human Life(アンジュルム)23.LOVEペディア(BEYOOOOONDS)24.愛して 愛して 後一分(Juice=Juice)25.ビートの惑星(つばきファクトリー)26.What is LOVE?(モーニング娘。'22)27.ジェラシージェラシー(モーニング娘。'22)28.純情エビデンス(モーニング娘。'22)29.Only you(モーニング娘。'22)30.One・Two・Three(モーニング娘。'22)31.青春Night(全員)今回のひなフェス2022は、6/20に卒業が決まっているちぃちゃんにとって、最後のひなフェス。ちぃちゃんのひなフェス初出演は、カントリー・ガールズのメジャーデビュー直後の2015年3月で、実は私自身のひなフェス初参戦でした。なので、ひなフェスの思い出は、全てちぃちゃんとの思い出と直結していて、感慨深い参戦となりましたね。それでは、グループ別、ユニット別にレポしてみたいと思います。●モーニング娘。'22前半は新曲2曲を含んだ3曲、後半は攻めの人気ナンバーの5曲、そしてラストはハロー!全員で「青春Night」の構成。全体的にちぃちゃんがフィーチャーされていて、新曲2曲もちぃちゃんのソロパートが多かったですね。新曲2曲の評判はあまり芳しくないようですが、個人的には好きな曲調で、甘酸っぱくて色香のあるちぃちゃんの歌声を楽しめて、満足度は高かったですね。また後半の5曲は、5/1のJAPAN JAMを意識したような超攻撃的なセトリで、声は出せないけど、心の中で盛り上がってました。このセトリを野外の巨大ステージで歌う姿を想像して、めっちゃテンションが上がりましたね。なおラストは、ハロー!メンバー全員で、ちぃちゃんメイン曲の「青春Night」をパフォーマンス。ハロメン全員で、ちぃちゃんの卒業をお祝いしてくれているような感じで、嬉し過ぎてウルウルしちゃいましたね。娘。プレミアムとしては、過去最高のセトリだったと思います。●ハロプロ研修生OCHA NORMA結成で、主力メンバーがごそっと抜けてしまった研修生。今は過渡期で大変だと思いますが、そんなことを微塵も感じさせない溌溂としたパフォーマンスが心地良かったですね。●OCHA NORMA今回のひなフェスで楽しみにしていた曲の1つが、「恋のクラウチングスタート」。ドラマのオープニングナンバーに抜擢され、毎週聴くうちに大好きになってしまったのですが、メンバーの表情や緩急の付け方が抜群で、新人らしいフレッシュな魅力を発揮しつつ、完成度の高いパフォーマンスに感心しちゃいました。7月リリースのメジャーデビュー曲にも決定しているので、とびっきりのスタートを決めてほしいです。なおキティちゃんとのコラボ曲は、ほぼキティちゃんが歌ってましたが、しっかりとサポートしていて、研修生時代の経験が活きてましたね。●Juice=Juice主力メンバーが抜けてしまい、さらにはダンス姫のまなかんも5/30で卒業で、しばらくは厳しい状態が続くと思っていたJ=J。でも、あーりーとるるちゃんの肝が据わり、れいれいはナチュラルにTOPに立ち、ゆめりあいも頼もしくなって、心配は杞憂でしたね。あとは新メンバーの成長をじっくりと見守り、えばちゃんが覚醒したら、ハロー!の最強パフォーマンスグループの称号は、揺るがないものになると確信しました。なお、新曲と人気ナンバー2曲の構成はGJで、特に新曲は、れいれいのボイパがカッコ良かったなぁ。●BEYOOOOONDSコミカルでキュートな表現力はピカイチで、歌もダンスも無類の安定感を発揮していいたビヨ。2年間も持ち越された単独ツアーもようやく始まり、溜め込んでいたパワーを一気に放出している感じで、グループとして最高の状態なんだと思いました。武道館の単独公演への期待も大いに膨らんでめちゃめちゃ楽しみになって来ましたね。またメンバーの中で、特に光っていたのは英雄~♪のほのぴと、新曲のゆは&しおりん。ほのぴはピアノを弾きながらのパフォーマンスが出色で、ゆはとしおりんのシャウトに、ダブルエースの自覚と、ビヨの明るい未来が垣間見えましたね。●シャッフルユニットほまれ&あかり&ゆめののひらがなトリオは、ほまちゃんの頑張りが微笑ましく、なつめちゃんのソロは、クールで切ないパフォーマンスが新鮮で、あかねちんとくるみんの超難題曲への挑戦は、マニアックなファンも納得の完成度でしたね。●つばきファクトリー唯一、新曲がなくて、既存の人気曲で勝負したつばき。新メンバーがすっかり溶け込んで、結束力と統一感は感じましたが、逆に尖った部分と凸凹感が無くなって、逆にちょっと心配になりました。5月の2度目の武道家単独公演が勝負どころになると思いますが、優等生グループから脱却するためには、あらたな起爆剤が必要かも知れませんね。●アンジュルム3曲が全て新曲で、攻めの姿勢を貫いたアンジュルム。尖がりまくって、凸凹感も満載で、自由で、メンバーの個性もバラバラだけど、硬軟入り混じった新曲を、自在にアンジュルム風に料理したパフォーマンスは、見応え十分、聴き応え十分で楽しかったですね。特に「ハデにやっちゃいな!」は、ラフな感じが自分の好みにドンピシャで、アンジュのあらたな魅力を惹き出した感じ。曲調の幅がさらに広がって、多彩な魅力に磨きがかかりそうで、今後の展開がますます楽しみですね。●モーニング娘。楽曲カバービヨは、「LOVEペディア」をキュートにパフォーマンス。普段はコミカル路線が多いビヨですが、アイドルとしての魅力も兼ね備えていることをあらためて実感できましたね。またJ=Jは、情感溢れる「愛して 愛して 後一分」をチョイス。表現力の高さを思う存分発揮して、パフォーマンスグループの誇りを示しましたね。そしてつばきは、ダンサブルな「ビートの惑星」をセレクト。普段は女心を切なく歌うつばきが、吹っ切れたような元気で明るいパフォーマンスで、笑顔が溢れて多幸感が満載でしたね。ということで、ちぃちゃんがメインでフィーチャーされたまさにプレミアムなひなフェスになりました。ちぃちゃんの卒業を実感して、寂しい気持ちにもなりましたが、でもすでにカウントダウンは始まっているので、1日1日を大切にして、残り少ない参戦で悔いを残さないように、全力で応援することが大事だと思っています・・・。