|
カテゴリ:施主支給品
施主支給で自分で発注したアイアン手摺、先月末くらいに工務店に到着していたのですが、とうとう現場にお目見えしました
反対向きに立てかけてあったので、画像を回転させています。 すこし違和感のある写真ですが、そのせいです。 既成品ではないので発注から1ヶ月くらいかかりました。 高い買い物を現物も見ず、自分の判断だけで購入しました。 正直出来上がりを見るまで、不安もあったんですよね。 でも、ずっしり重厚感があって、触り心地もなかなかのもの、憧れていたものその物で安心しました。 でも、今回この手摺で施主支給の難しさを学びました。 前回の打ち合わせでのことです。 「アイアンの手摺、届いてるんですが、少し問題が・・・。」とOさん。 「サイズが違ったとか?特注なんでやり直しとかできないんですけど・・。」と私。 「いやいや、たいしたことじゃないんです、施工するためのボルトが入っていなかったんですよね。普通のだと色が合わないし、黒いボルトじゃないとね~。アイアンを施工するほどの太いボルトで黒い物を探すと高くて・・。普通ついてると思うんですよね」と。 ボルト、ついてるとか、ついてないとか、全く考えていませんでした。 「今日すぐに問い合わせしておきます」と言ってこの話は終了。 帰宅後すぐにアイアンを購入したゴッドストンさんのHPの隅から隅まで確認しましたが、ボルトがついてるついていないの記載は一切ありませんでした。 定休日だったのでゴッドストンの社長さんにメールいれておきました。 翌日の朝一番に社長さんから電話をいただいたのですが、基本的にはボルトはついていないようです。 8年前くらいまではつけていたそうですが、現場で施工する際にボルトが長かったり短かったり、家ごとにサイズもまちまちなので結局つけるのをやめてしまったとの事です。 「アイアンにあう色のボルトが無くて、工務店側から困ってるっていわれてまして・・」と言うと、 「通常、普通のボルトに色を塗って使うんですよ。ここにあるものでよければ送りますよ。」と社長。 社長はすごく親切な方で、 「こちらから工務店の方に設置の説明なども含めて、ご連絡させてもらいますよ。」と工務店と直接のやり取りを申し出てくださいました。 正直、社長が送ってくれると言ってくれなかったらどうなったのかと思うとぞっとします。 探しに探してそれなりに施工してくれるかもしれないけど、 すごい高い差額を請求されたり、探し出してきたボルト自体がアイアンの施工に適したものなのかどうか、慣れていない人に任せるのが怖くて・・。 施主支給の大変さ。 専門家なら、施工するのに何が必要か、予め不明な点は確認をしてから購入できます。 でも私みたいな素人が購入するとそうはいきません。 事実、頭の中にボルトなんて存在、全く無いまま購入したのです。 これが工務店が過去にも施工したことのあるものならまだよかったのですが、おそらくアイアン手摺の施工、始めてなんじゃないかと思われます。 ステンドグラスの時も感じましたが、施主支給には自分で購入してくることの難しさがあります。 そしてもう一つ。 何かを購入したら、そのお店と工務店の間に入って、どちらともやり取りすることになります。 最初からお店だけを指定して、直接のやり取りをお願いするとこちらは楽なんですけどね。 でもそうなると工務店に中間手数料を数%とられるんですよね。 工務店側からしたら、標準のものを使うのとは違い、やり取りに手間暇かけるわけですから、当然のことですよ。 でもせっかく調べに調べて安くて良い物を探し出したのに、マージンをとられてては意味ないですもんね。 購入先で何か聞かれ、工務店に確認。 工務店側に何か聞かれて購入先のお店に確認。 このどちらとものやり取り、結構しんどかったです。 施主支給をするってことは、自分で色々勉強して、ある程度の知識がないと難しいのだと実感です。 時間も気力もかかります。 でも決してよくないといってるんじゃないんですよ。 むしろ反対です。 色々探して、調べて、選んで、自分だけのお気に入りを取り入れるのですから、それが形になったときの感動には変えられないと思います。 階段手摺、完成が待ち遠しいです。 ブログランキングに参加しています。 更新の励みになります! →ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[施主支給品] カテゴリの最新記事
|
|