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カテゴリ:かぶきぃず
かなり前に撮り終えて海外だの東京などで上映など聞くのに関西スルー・怒。
・・・・・・Beautyでもハラハラしたが。 まぁ『Beauty』は『祇園祭』のようなことにならなければセル化されるはずと思っていたら。 上映もDVDにも既になっている。
やっと京都の映画祭で観る機会に恵まれる。 ・・・・・・・通常版も観ないのにデレクターズカット版。 月末に出るのは通常版(というか劇場版・既に予約済)。 ヅカと歌舞伎といえばかなりの非日常。 それだけで様式美を出せるキャスティング。 かと思えば様式美に徹することもなく。 ・・・・・國村さんぢゃ「カモカノオッチャン」だし 雰囲気はあるんだけど所作が着物向きではない。 ・・・・・孫娘役も然り。 日常着物を着ている人と同じ土俵ではかなり差がつくのは仕方ないし。 映像も綺麗。 様式美に拘るなら浮世絵や役者絵でもっと遊んでもいいだろうし 「絵」を使っていない場所では 奥行を感じさせる画でコントラストをつけた方が好きダな。 平面を立体にするのは面白かったv 「新しい画作り」といってしまうには 昭和30年代に既に使用されたもののアレンジにとどまっているのももったいない。 監督さんとは同世代でもオイラを育てたのは様式美を得意とする●映。 徹底した美意識と「普段着」の様式美を見慣れたものからするともっと!!と思ってしまう。 かなりTVの画作りっぽく感じて素材や題材がイイだけ落ちつかなった気も。 最近のお金を沢山かけてちゃらかったり薄かったりするのを 見せられることを思えば断然良かったぢょ。 このD版ではかなり矢太郎サイド目線。 矢太郎の心情はやや理解しやすいというか。 う~む。 矢太郎をメインに考えると“羅生門”というか“藪の中”になってしまうのか。 それでは宮城野の女の業の深さが生かされないし。 惚れた男への“真実”を突きつけ方が痛々しくて 突きつけなければ男はいつまでも気づかなかったはずなのに。 強さでもあり達観しているだけ哀しさもあり。 ・・・・・・でもソレは事実だから性質が悪い。 左利きの謎は聞かない方が良かった・笑。 ・・・・・・通常版を見たらまた違うものが見えるかも。 ↓こんだけ語ってもBeautyしか貼らないオイラって・・・・汗。
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最終更新日
2010.11.14 22:10:05
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