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テーマ:ボクシング観戦記(716)
カテゴリ:格闘技
・フェザー級とS(スーパー)ライト級はマイナー団体の王者に勝ったために、日本では6階級制覇王者と評されますが、問題は誰とやったか? マイナーとはいえ、同クラスでは当時最強の王者(フェザーはバレラ、Sライトはハットン)だったことが重要。 弱い王者に勝っても意味がないし、そんな(強い相手を選ぶ)キャリアを積んだからこそ、世界的なスーパー・スターへと成りあがっていったのです。 ・リッキー・ハットン(英国)は、当時同階級で無敵のコンスタンチン・チュー(34戦31勝25KO2敗1分=名王者のチャベスやジュダーに勝利)を11R終了後に試合放棄でTKO勝利、世界中のボクシングファンを驚かせた。(2005年6月) その後、英国のスーパースターとして同国でのPPV(有料放送)の記録を次々と塗り替えていった。(メイウエザー戦やパッキャオ戦で) パッキャオvsハットンは2009年5月。 ・パッキャオがWBC・Sウエルター級王座決定戦を争ったアントニオ・マルガリートは、デラホーヤが避けたといわれる選手でした。(デラホーヤは、自身の引退試合の相手にマルガリートではなくパッキャオを選んだ) デラホーヤがWBC・Sウエルター級を獲得した王者はカスティリョホ(元WBAミドル級王者72戦62勝43KO8敗1分1無効試合)だったが、驚くべきはデラホーヤvsカスティリョホの前座でパッキャオがIBF・Sバンタム級王座を獲得していること。(2001年6月23日)
そんなマルガリートはデビューから12戦9勝3敗と、決して有望選手としてのスタートを切ったわけではなかった。 前回のブログで(2010年11月のマルガリート戦で)パッキャオは圧倒的不利だったと書きましたが、掛け率は23対4でパッキャオが有利だったようです。しかし、当時は体格差もあって「パッキャオは危険だ」という前評判だった。 実際、マルガリート戦後にパッキャオはインタビューで「今までで一番タフな試合だった。もうこんな試合はやりたくない」と、試合中とは真逆のコメントでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年08月04日 23時00分00秒
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