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テーマ:日々自然観察(10123)
カテゴリ:自然観察(野生動物)
シアトル・シーホークスにちなんで、どこかにあるはずのミサゴのビデオを捜しましたが見つかりませんでした。
その代わりにと言っては何ですが、Burrowing Owl (アナホリフクロウ)のビデオを見つけました。多分足元がグラグラする台かなんかに乗って撮影しているので、かなり画面が揺れます。が、大目に見てやって下さい。 名前の通り地面に掘った穴を棲家とするのですが、自分達で穴を掘る以外に、西海岸内陸部ではプレーリードックが掘って居住していた穴を、プレーリードックが放棄した後に移り住んだりもしています。 主に夜行性な上、居住地(つまり地表)の近くにいることが多いので、交通事故に遭いやすいことや、土地開発による生息地の縮小で個体数が減ってきているので、地域によっては絶滅の危機に瀕しています。 日本でも人気があるプレリードックですが、害獣と見なす人も多く、駆除に毒入りの餌が使われるので、小さな哺乳類を獲物として捕獲するアナホリフクロウは、毒入りの餌が腸内にあるプレリードックを捕獲することによって二次的に毒を摂取し死亡してしまうケースもかなりあります。食物連鎖の悲しさとでも言いましょうか・・・ ビデオの最後で一羽が地面を走って画面から消えますが、恐らく獲物を見つけて捕獲しに行ったのだと思われます。小さな哺乳類以外にも、虫や、植物の実や種などが彼らの食事となります。 ビデオでもわかるよう基本的には“一夫一婦”です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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