我が家の虫愛づる姫君(むしめづるひめぎみ)
写真がぼやけていますが、プラスチックの虫かご越しに撮った青虫くん(モンシロチョウの幼虫)です。虫が苦手な人もいるから、ボケている写真のほうがむしろよいかもしれないですね。^_^;三女が今、理科でモンシロチョウの観察をしていて、放課後にわざわざ校内の畑のキャベツにいる青虫くんをみつけては連れて帰ってくるのです…。いま、全部で14匹くらいいるかも。三人娘とも虫は平気な方ですが、三女は特に生き物が大好き。青虫くんを「ぷにぷにしてて可愛い~!」と言いながら触ってます。いちおう私、元都会っ子なので虫が超~苦手でした。子育てしながら自然に親しむうち、どうにか慣れてきて、数年前から庭のミカンの木にいるアゲハチョウの幼虫を虫かごで育てたから幼虫に愛着を感じるようになりました。でもアゲハチョウの幼虫はちょっとグロいし、それに比べれば青虫くんの方がまだ見た目はマシとはいえ、触るのはやっぱり躊躇してしまう。(カエルとクモは平気)ところが今日、キャベツを取り替えていたら、青虫くんが脱走して、焦りました。意を決して青虫くんをつまみ上げたら、プニっとした感触は、確かに慣れると可愛いのかも。三女を見ていたら日本の古典「虫愛づる姫君」という短編を思い出しました。虫が大好きという変わった貴族の姫君と、そんな変わった姫君に好奇心を抱いてアプローチをかける公達の物語。面白いですよ。虫めづる姫君 [ 蜂飼耳 ]