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February 16, 2012
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カテゴリ:書評
私の出身大学は青山学院大学。

渋谷というその土地柄から、
桑田佳祐氏をはじめとする芸能界や、
滝川クリステル氏のようなアナウンサーなど、
比較的華やかな業界で活躍する卒業生は多い

その一方で、政治家となると、殆ど心当たりがない。

思い浮かぶのは、近所の市長さんと、
前の行政刷新担当大臣さんくらい。

でも、
ちょっと前、
もう一人いたよね。

あの人、一体何してるんだろう?

それが中田宏氏だ。

中田氏は、凄い人だった。
20代で、国会議員に出馬すると、
いきなりトップ当選。

順当に3期目を務めていた2000年には
議員辞職をして横浜市長に立候補。

4期目を狙っていた現職を破り市長になったのが
今の私と同じ37歳。


それから怒涛の勢いで横浜市の財政を立て直し、
そのまま行けば、今頃は…

のはずだったけれど、

あれ?

確かあの人途中で辞めてたよね。

なんやらかんやら訳わかんないこと言ってたけど、
そういや最近聞かないな。

横浜市長なんて、
九州にいれば、そんなものだ。

そんな彼が昨年本を出していた。

その本が


【送料無料】政治家の殺し方

なるほど。
どうやら彼は殺されていたらしい。

勿論、本当に彼が死亡したというわけではないが、
ある時期に起きたいくつかのスキャンダルによって、
彼の政治生命は絶たれたも同然となった。

「合コンで破廉恥なことをする」
「海外視察をドタキャンする」
「妻とは別居し、愛人だったクラブのホステスから
 婚約破棄の慰謝料を請求された」

全て事実無根でありながら、
有名週刊誌に7週にわたり
「スクープ」を連載され、

財政立て直しの救世主」が
いつの間にやら
史上最悪の破廉恥市長」に。

彼の無実は裁判ですべて立証されたが、
一度付いたダーティーなイメージは
簡単に消えるものではない。

一体何が彼の政治家人生を狂わせたのか。

端的に言えば、
彼の改革スピードがあまりにも早く、
まさに「聖域なき構造改革」であったため、
少なからず既得権益を奪われる者もおり、
そうした人々が彼を陥れるために
マスコミと結託して
でっち上げたということのようだが、
そのこと自体に対する憤りは
相当あっただろうにもかかわらず、
彼はそのことにあまり重きを置いていない。

周りはともかく、
彼の中ではそういった出来事も、
「政治家」という職業においては
想定の範囲であったようだ。

公人としての責任の重さを考えると、
地方自治体の首長というのは
必ずしも割の良い職業ではない。

にもかかわらず、
政治家となったのは、
今の世の中を良くするには、
政治を変えることが避けて通れないからだ。

いつのころからか、
「空気を読む」ということが
人間社会を上手に生きていくうえで大切な
ポイントのようになってきたが、
少なくとも中田氏の政治手法は、
そういうことの対局をいっていたようだ。

でも、そうだったからこそ
横浜市の財政は改善されたようだし、
今のような厳しい局面では、

「周りからどれだけ嫌われようが、
 正しいことを信念を持ってやり遂げる」

ということが大切なんだと思った。

後輩」も先輩に負けないように
何かをやり遂げないといけないね。





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Last updated  February 17, 2012 01:22:30 AM
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