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カテゴリ:学習法
数学の教科書や参考書の改訂が盛んに行われていますが、「ゆとり」と称して内容を易しくしたり削減したものを再度取り込んで、結局10年前のレベルに戻す傾向にあります。 小学校ですかすかになった内容で勉強した子が、再難化し始めた中学や高校の教材についていけなくなる可能性も出てくると思います。 この徹底できなかった「ゆとり教育」の弊害を被った子どもたちが、結局教育現場に疎い文科省の大人に振り回された形になりました。 いつも犠牲は子どもたちです。 その点本校は、世間の潮流に乗り遅れたおかげで、10年前の教育水準をそれほど改めることなく継続していたので、6年間で何とか力をつけてやれていると思います。 ただ、中学入学(高校編入学)当初の学力の低下は顕著ですから、子どもたちにとって中学の1、2年次の勉強が厳しくなりました。 学校不適応が増える中で、こうした厳しさに耐えられるように、行事や教材の工夫で対応している状況です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.12.10 19:42:02
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